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公開番号2024111664
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-19
出願番号2023016300
出願日2023-02-06
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 13/52 20060101AFI20240809BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ハウジングへの封止部材の組み付け時において、ハウジングの被係止部の破損等を抑止可能なコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ1は、電線50の端末に接続される端子30と、端子30を収容する端子収容室14を有するハウジング10と、電線50に装着されて、端子収容室14を封止するようにハウジング10に組み付けられる封止部材20と、を備える。ハウジング10は、封止部材20の係止突起23が係止される係止孔13aが設けられる、撓み変形可能な被係止部13を有し、被係止部13は、係止孔13aを画成する枠部であって、ハウジング10への封止部材20の組付方向における後端側の端部17aに、係止孔13aと連通する切欠部13bが設けられる。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
電線の端末に接続される端子と、
前記端子を収容する端子収容室を有するハウジングと、
前記電線に装着されて、前記端子収容室を封止するように前記ハウジングに組み付けられる封止部材と、
を備えたコネクタであって、
前記ハウジングは、
前記封止部材の係止突起が係止される係止孔が設けられる、撓み変形可能な被係止部を有し、
前記被係止部は、
前記係止孔を画成する枠部であって、前記ハウジングへの前記封止部材の組付方向における後端側の端部に、前記係止孔と連通する切欠部が設けられる、
コネクタ。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
請求項1に記載のコネクタにおいて、
前記被係止部の前記端部には、
前記被係止部と前記係止突起との係止解除方向に前記封止部材が変位したとき、前記係止突起に設けられた凹部と係り合う凸部が設けられる、
コネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載のコネクタにおいて、
前記凸部は、
前記切欠部を挟む一対の前記端部にそれぞれ設けられる、
コネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、電線の端末に接続される端子と、端子収容室を有するハウジングと、電線に装着され且つハウジングに組み付けられて、端子収容室を封止する封止部材(封止アセンブリ)と、を備えたコネクタが提案されている。従来のコネクタの一つは、封止部材としてシール部材及びホルダを有しており、これらが端子収容室に挿入されると、ハウジングの被係止部にホルダの係止部が係止されるように構成されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-57603号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来のコネクタは、端子収容室を封止するため、シール部材が端子収容室に収容された状態で、ホルダの係止部がハウジングの被係止部に係止される必要がある。このため、ハウジングの被係止部は、ハウジングへの封止部材の組付方向において、設定できる長さに上限が設けられてしまい、剛性を有してしまう(即ち、弾性変形し難い)傾向にある。つまり、ハウジングへの封止部材の組み付け時、具体的には、被係止部が係止部を乗り越える際に、被係止部が破損等してしまうおそれがある。
【0005】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、ハウジングへの封止部材の組み付け時において、ハウジングの被係止部の破損等を抑止可能なコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記を特徴としている。
【0007】
電線の端末に接続される端子と、
前記端子を収容する端子収容室を有するハウジングと、
前記電線に装着されて、前記端子収容室を封止するように前記ハウジングに組み付けられる封止部材と、
を備えたコネクタであって、
前記ハウジングは、
前記封止部材の係止突起が係止される係止孔が設けられる、撓み変形可能な被係止部を有し、
前記被係止部は、
前記係止孔を画成する枠部であって、前記ハウジングへの前記封止部材の組付方向における後端側の端部に、前記係止孔と連通する切欠部が設けられる、
コネクタであること。
【発明の効果】
【0008】
上記構成のコネクタによれば、被係止部が、組付方向における後端側の端部に切欠部が設けられる。これにより、剛性を有する(即ち、撓み難い)従来のコネクタとは異なり、ハウジングへの封止部材の組み付け時において、封止部材の係止突起が被係止部を組付方向に沿って乗り越える際に被係止部が撓み易くなる。また、上記組み付け時において被係止部に掛かる応力が低減する。この結果、ハウジングへの封止部材の組み付け時において、ハウジングの被係止部の破損等を抑止できる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係るコネクタの前方斜視図である。
図2は、図1に示すコネクタの後方斜視図である。
図3は、図1に示すコネクタの要部分解斜視図である。
図4は、ハウジングの後方斜視図である(なお、部分拡大図である)。
図5は、ハウジングにおける被係止部の拡大上面図である。
図6は、封止部材の後方斜視図である。
図7は、封止部材における係止突起の拡大上面図である。
図8は、図2のA-A断面図である。
図9は、図8のB部拡大図である。
図10は、被係止部に係止突起が係止された状態における被係止部及び係止突起の拡大上面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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