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公開番号2024115115
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-26
出願番号2023020605
出願日2023-02-14
発明の名称電気接続箱
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 3/16 20060101AFI20240819BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】端子の配置における設計の自由度を向上できる電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱1は、基板2と、基板に固定される端子ホルダ3と、相手端子に接続される第一接続部41を有し、第一接続部を突出させた状態で端子ホルダによって保持され、かつ基板に接続される端子4と、基板および端子ホルダを収容する筐体5と、端子ホルダまたは筐体に固定される導体ユニット6と、を備え、導体ユニットは、枠部71を有し、かつ端子ホルダまたは筐体に固定される第一導体7と、枠部に接合される接合部と、相手端子に接続される第二接続部82と、を有する複数の第二導体8と、を含む。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板に固定される端子ホルダと、
相手端子に接続される第一接続部を有し、前記第一接続部を突出させた状態で前記端子ホルダによって保持され、かつ前記基板に接続される端子と、
前記基板および前記端子ホルダを収容する筐体と、
前記端子ホルダまたは前記筐体に固定される導体ユニットと、
を備え、
前記導体ユニットは、
枠部を有し、かつ前記端子ホルダまたは前記筐体に固定される第一導体と、
前記枠部に接合される接合部と、相手端子に接続される第二接続部と、を有する複数の第二導体と、
を含む
ことを特徴とする電気接続箱。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記第一導体は、前記基板に接続される基板接続部を有し、
複数の前記第二導体は、前記基板接続部を介して前記基板に接続される
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記端子ホルダは、複数の貫通孔を有し、かつ複数の前記貫通孔のうち一部の前記貫通孔に前記端子が挿入され、
前記第一導体は、前記第二接続部を複数の前記貫通孔のうち他の一部の前記貫通孔の延長線上に位置付けるように前記端子ホルダまたは前記筐体に固定される
請求項1または2に記載の電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続箱に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プレス成型されたコネクタがある。特許文献1には、メスコネクタ部と、プレス成形された板状体であり、このメスコネクタ部に対してインサートモールドされるとともに、外部と電気的接続をするための4本の接続端子とを有するコネクタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-087710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の端子を有する電気接続箱において、端子を配置する場合の設計の自由度を向上できることが望ましい。例えば、接続相手の端子の配置に応じて容易に設計変更できることが好ましい。
【0005】
本発明の目的は、端子の配置における設計の自由度を向上できる電気接続箱を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電気接続箱は、基板と、前記基板に固定される端子ホルダと、相手端子に接続される第一接続部を有し、前記第一接続部を突出させた状態で前記端子ホルダによって保持され、かつ前記基板に接続される端子と、前記基板および前記端子ホルダを収容する筐体と、前記端子ホルダまたは前記筐体に固定される導体ユニットと、を備え、前記導体ユニットは、枠部を有し、かつ前記端子ホルダまたは前記筐体に固定される第一導体と、前記枠部に接合される接合部と、相手端子に接続される第二接続部と、を有する複数の第二導体と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る電気接続箱は、端子ホルダまたは筐体に固定される導体ユニットを備え、導体ユニットは、枠部を有し、かつ端子ホルダまたは筐体に固定される第一導体と、枠部に接合される接合部と、相手端子に接続される第二接続部と、を有する複数の第二導体と、を含む。本発明に係る電気接続箱によれば、枠部に対する第二導体の位置変更が容易であり、端子の配置における設計の自由度を向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る電気接続箱の斜視図である。
図2は、実施形態に係る電気接続箱の断面図である。
図3は、実施形態に係る筐体の斜視図である。
図4は、実施形態に係る端子ホルダの斜視図である。
図5は、端子を保持する端子ホルダの斜視図である。
図6は、実施形態に係る導体ユニットの斜視図である。
図7は、実施形態に係る第二導体の展開図である。
図8は、実施形態に係る導体ユニットの平面図である。
図9は、端子ホルダに組み付けられた導体ユニットの平面図である。
図10は、実施形態の第1変形例に係る電気接続箱の断面図である。
図11は、実施形態の第1変形例に係る音叉端子および基板接続部の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る電気接続箱につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図9を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、電気接続箱に関する。図1は、実施形態に係る電気接続箱の斜視図、図2は、実施形態に係る電気接続箱の断面図、図3は、実施形態に係る筐体の斜視図、図4は、実施形態に係る端子ホルダの斜視図、図5は、端子を保持する端子ホルダの斜視図、図6は、実施形態に係る導体ユニットの斜視図、図7は、実施形態に係る第二導体の展開図、図8は、実施形態に係る導体ユニットの平面図、図9は、端子ホルダに組み付けられた導体ユニットの平面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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