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公開番号2024101178
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-29
出願番号2023004977
出願日2023-01-17
発明の名称石膏キャップ及び石膏キャップの展開物
出願人株式会社HAMY
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類A42B 1/019 20210101AFI20240722BHJP(頭部に着用するもの)
要約【課題】頭皮の加温及び加湿に優れた石膏キャップの提供。
【解決手段】本発明の石膏キャップ1は、利用者Uの頭部U1に被せられるクラウン状の本体部11を備える石膏キャップ1であって、本体部11は、利用者Uの頭部U1を覆うように配置される不織布製のシート状の底シート部2と、底シート部2を囲むように底シート部2の輪郭に沿いつつ、底シート部2から盛り上がった形で底シート部2上に設けられる縁枠部31、縁枠部31で囲まれた部分を複数の部分に区画するように底シート部2上に設けられる仕切り枠部32、縁枠部31と仕切り枠部32とで形成される複数の小枠部33を有する中間枠部3と、小枠部33の内側を埋めるように充填され、焼石膏及び二水石膏の混合石膏粉末を含む石膏組成物4と、石膏組成物4を覆うように中間枠部3に積層されるシート状の蓋シート部5とを有する積層物Mからなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
利用者の頭部に被せられるクラウン状の本体部を備える石膏キャップであって、
前記本体部は、前記利用者の前記頭部を覆うように配置される不織布製のシート状の底シート部と、前記底シート部を囲むように前記底シート部の輪郭に沿いつつ、前記底シート部から盛り上がった形で前記底シート部上に設けられる縁枠部、前記縁枠部で囲まれた部分を複数の部分に区画するように前記底シート部上に設けられる仕切り枠部、前記縁枠部と前記仕切り枠部とで形成される複数の小枠部を有する中間枠部と、前記小枠部の内側を埋めるように充填され、焼石膏及び二水石膏の混合石膏粉末を含む石膏組成物と、前記石膏組成物を覆うように前記中間枠部に積層されるシート状の蓋シート部とを有する積層物からなる石膏キャップ。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記本体部から側方に張り出したシート状のツバ部を備え、
前記ツバ部は、内部に前記石膏組成物を含む請求項1に記載の石膏キャップ。
【請求項3】
前記蓋シート部は、弾性繊維からなる伸縮性の部材からなる請求項1又は請求項2に記載の石膏キャップ。
【請求項4】
利用者の頭部に被せられるクラウン状の本体部を備える石膏キャップの展開物であって、
前記展開物は、前記利用者の頭部中央を覆う中央部と、前記中央部の周縁から放射状に広がるように延びた複数の切片部と、各々が対応する前記切片部の表面及び/又は裏面に取り付けられ、隣り合った前記切片部同士を繋ぐように固定する複数の固定手段とを有する本体展開部を備え、
前記本体展開部における前記中央部及び複数の前記切片部は、前記利用者の前記頭部を覆うように配置される不織布製のシート状の底シート部と、前記底シート部を囲むように前記底シート部の輪郭に沿いつつ、前記底シート部から盛り上がった形で前記底シート部上に設けられる縁枠部、前記縁枠部で囲まれた部分を複数の部分に区画するように前記底シート部上に設けられる仕切り枠部、前記縁枠部と前記仕切り枠部とで形成される複数の小枠部を有する中間枠部と、前記小枠部の内側を埋めるように充填され、焼石膏及び二水石膏の混合石膏粉末を含む石膏組成物と、前記石膏組成物を覆うように前記中間枠部に積層されるシート状の蓋シート部とを有する積層物からなる石膏キャップの展開物。
【請求項5】
前記本体展開部に接続し、前記本体部から側方に張り出したシート状のツバ部を構成するツバ展開部を備え、
前記ツバ展開部は、内部に前記石膏組成物を含む請求項4に記載の石膏キャップの展開物。
【請求項6】
前記蓋シート部は、弾性繊維からなる伸縮性の部材からなる請求項4又は請求項5に記載の石膏キャップの展開物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、石膏キャップ及び石膏キャップの展開物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
頭髪の育毛や発毛を目的として、頭皮に薬剤を塗布することが行われている。この種の薬剤は、育毛や発毛の有効成分を含んでおり、その有効成分が頭皮の毛穴等から体内に浸透することで、育毛や発毛が促される。
【0003】
育毛や発毛を目的とした薬剤(有効成分)を効果的に頭皮に浸透させるためには、薬剤を塗布する直前又は薬剤を塗布した直後に、頭皮の血行を良くする等して、毛穴を開かせることが必要である。そのため、従来、頭皮に対して薬剤を塗布する直前又は薬剤を塗布した直後に、例えば、蒸しタオル(水分を含んだタオルを加熱したもの)を頭部に載せて頭皮の加温を行って、頭皮の毛穴を開かせることが行われていた。
【0004】
なお、本発明の関連技術として、例えば、小分けされた薬液と個別包装されたヘアキャップとを含む携行可能なヘアキャップ包装体(特許文献1参照)や、シート状パック材に含まれる有効成分を効果的に皮膚へ移行させる技術(特許文献2参照)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3100583号公報
特開2006-169173号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
頭皮に薬剤を塗布する際の準備として、その都度、蒸しタオルを用意する作業は煩わしく、問題となっていた。また、蒸しタオルを使用した頭皮の加温は、不均一になり易く、頭皮全体の毛穴が十分に開かない場合があった。しかも、蒸しタオルによる加温は、その持続時間が短いことも問題となっていた。
【0007】
なお、上述した2つの関連技術は、何れも基材(ヘアキャップ、シート状パック材)に予め保持させた薬剤を、効率的に頭皮等の皮膚側へ移動させる技術であり、頭皮に薬剤を浸透し易くするために、頭皮を加温するものではない。
【0008】
本発明の目的は、頭皮の加温性に優れた石膏キャップ及び石膏キャップの展開物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
<1> 利用者の頭部に被せられるクラウン状の本体部を備える石膏キャップであって、
前記本体部は、前記利用者の前記頭部を覆うように配置される不織布製のシート状の底シート部と、前記底シート部を囲むように前記底シート部の輪郭に沿いつつ、前記底シート部から盛り上がった形で前記底シート部上に設けられる縁枠部、前記縁枠部で囲まれた部分を複数の部分に区画するように前記底シート部上に設けられる仕切り枠部、前記縁枠部と前記仕切り枠部とで形成される複数の小枠部を有する中間枠部と、前記小枠部の内側を埋めるように充填され、焼石膏及び二水石膏の混合石膏粉末を含む石膏組成物と、前記石膏組成物を覆うように前記中間枠部に積層されるシート状の蓋シート部とを有する積層物からなる石膏キャップ。
【0010】
<2> 前記本体部から側方に張り出したシート状のツバ部を備え、前記ツバ部は、内部に前記石膏組成物を含む前記<1>に記載の石膏キャップ。
(【0011】以降は省略されています)

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