TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024170160
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-06
出願番号2023087167
出願日2023-05-26
発明の名称安全帽
出願人DIC株式会社,DICプラスチック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A42B 1/019 20210101AFI20241129BHJP(頭部に着用するもの)
要約【課題】折り畳むことができ、耐衝撃性に優れる安全帽を提供する。
【解決手段】周面部と一対の端面部とで形成されるクラウンを有し、前記周面部が一対の上側四角形状パネルと一対の下側四角形状パネルとで形成され、前記端面部の各々が一対の上側先細状パネルと一対の下側先細状パネルとで形成され、前記一対の上側四角形状パネルの間と、前記端面部の各々における前記一対の上側先細状パネルの間と、を通る稜線部が、谷折り可能な谷折り稜線部を構成し、前記谷折り稜線部の周方向の両側の各々において、前記上側四角形状パネルと前記下側四角形状パネルの間と、前記端面部の各々における前記上側先細状パネルと前記下側先細状パネルの間と、を通る稜線部が、山折り可能な山折り稜線部を構成し、各パネルの緩衝材の少なくとも1つが、所定の硬さの第1のシート材と前記第1のシート材よりも柔らかい第2のシート材とを積層する緩衝材である、安全帽。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
半筒状の周面部と前記周面部の筒軸方向の両端に稜線部を介して連なる一対の端面部とで形成されるクラウンを有し、
前記周面部が一対の上側四角形状パネルと一対の下側四角形状パネルとで形成され、
前記端面部の各々が一対の上側先細状パネルと一対の下側先細状パネルとで形成され、
前記上側先細状パネルと前記下側先細状パネルの各々が、径方向の内側に向けて先細状をなし、
前記一対の上側四角形状パネルの間と、前記端面部の各々における前記一対の上側先細状パネルの間と、を通る稜線部が、谷折り可能な谷折り稜線部を構成し、
前記谷折り稜線部の周方向の両側の各々において、前記上側四角形状パネルと前記下側四角形状パネルの間と、前記端面部の各々における前記上側先細状パネルと前記下側先細状パネルの間と、を通る稜線部が、山折り可能な山折り稜線部を構成し、
前記上側四角形状パネル、前記下側四角形状パネル、前記上側先細状パネル及び前記下側先細状パネルの各々が緩衝材を有し、
前記緩衝材のうちの少なくとも1つが、所定の硬さの第1のシート材と前記第1のシート材よりも柔らかい第2のシート材とを積層して有する積層緩衝材であり、
前記稜線部の各々が緩衝材を有さない、安全帽。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記端面部の各々において、前記一対の下側先細状パネルの先端縁の間を稜線部が上下方向に通り、当該稜線部が緩衝材を有さない、請求項1に記載の安全帽。
【請求項3】
前記上側四角形状パネル、前記下側四角形状パネル、前記上側先細状パネル及び前記下側先細状パネルの各々が、表地、前記緩衝材及び裏地をこの順に有する、請求項1に記載の安全帽。
【請求項4】
前記第2のシート材が、前記積層緩衝材の最内層の前記シート材である、請求項1に記載の安全帽。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は安全帽に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
頭部への衝撃を緩和できる安全帽が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3903064号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
安全帽をコンパクトに折り畳むことができれば携帯等に便利である。また安全帽は耐衝撃性にできるだけ優れることが好ましい。
【0005】
そこで本発明の目的は、コンパクトに折り畳むことができ、耐衝撃性に優れる安全帽を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
半筒状の周面部と前記周面部の筒軸方向の両端に稜線部を介して連なる一対の端面部とで形成されるクラウンを有し、
前記周面部が一対の上側四角形状パネルと一対の下側四角形状パネルとで形成され、
前記端面部の各々が一対の上側先細状パネルと一対の下側先細状パネルとで形成され、
前記上側先細状パネルと前記下側先細状パネルの各々が、径方向の内側に向けて先細状をなし、
前記一対の上側四角形状パネルの間と、前記端面部の各々における前記一対の上側先細状パネルの間と、を通る稜線部が、谷折り可能な谷折り稜線部を構成し、
前記谷折り稜線部の周方向の両側の各々において、前記上側四角形状パネルと前記下側四角形状パネルの間と、前記端面部の各々における前記上側先細状パネルと前記下側先細状パネルの間と、を通る稜線部が、山折り可能な山折り稜線部を構成し、
前記上側四角形状パネル、前記下側四角形状パネル、前記上側先細状パネル及び前記下側先細状パネルの各々が緩衝材を有し、
前記緩衝材のうちの少なくとも1つが、所定の硬さの第1のシート材と前記第1のシート材よりも柔らかい第2のシート材とを積層して有する積層緩衝材であり、
前記稜線部の各々が緩衝材を有さない、安全帽。
【0008】
[2]
前記端面部の各々において、前記一対の下側先細状パネルの先端縁の間を稜線部が上下方向に通り、当該稜線部が緩衝材を有さない、[1]に記載の安全帽。
【0009】
[3]
前記上側四角形状パネル、前記下側四角形状パネル、前記上側先細状パネル及び前記下側先細状パネルの各々が、表地、前記緩衝材及び裏地をこの順に有する、[1]又は[2]に記載の安全帽。
【0010】
[4]
前記第2のシート材が、前記積層緩衝材の最内層の前記シート材である、[1]~[3]の何れか1項に記載の安全帽。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

DIC株式会社
フレキシブル銅張積層板
10日前
DIC株式会社
インキ組成物、印刷物及び積層体
16日前
DIC株式会社
超音波素子及びアレイ構造の超音波素子
4日前
DIC株式会社
繊維処理剤組成物、繊維加工品、及び繊維加工品の製造方法
4日前
DIC株式会社
重合性不飽和基含有樹脂、硬化性樹脂組成物、硬化物及び物品
11日前
DIC株式会社
硬化性樹脂組成物、繊維強化成形材料及びそれを用いた成形品
16日前
DIC株式会社
ポリコハク酸イミドの製造方法、ポリコハク酸イミド組成物、及びポリアスパラギン酸組成物
4日前
DIC株式会社
粘着テープ、接合体、および接合体の解体方法
2日前
DIC株式会社
樹脂組成物、硬化性樹脂組成物、硬化物、並びにかかる硬化物を用いたプリント配線基板、半導体封止材料及びビルドアップフィルム
2日前
DIC株式会社
プラスチックフィルムからインキ層を除去する方法及び洗浄液のリサイクル方法、並びに、再生プラスチックペレット及びその製造方法
3日前
個人
フレーム
2か月前
個人
瞬間日陰
5日前
個人
雨除け帽子
4か月前
個人
通気性帽子
4か月前
個人
頭部装着具
11日前
個人
健康帽子
4か月前
個人
かぶり物
2か月前
個人
遠赤外線放射帽子
12か月前
キヤノン株式会社
表示装置
6か月前
株式会社K設計
サウナハット
3か月前
株式会社TAT
冷却具
1か月前
株式会社コカジ
帽子の製造方法
5か月前
株式会社身体機能研究所
キャップ
7か月前
株式会社SHOEI
ヘルメット
11か月前
株式会社F2Fグループ
スマートヘルメット
7か月前
ミドリ安全株式会社
帽体、ヘルメット
10日前
ミドリ安全株式会社
保護帽
1か月前
ミドリ安全株式会社
保護帽
15日前
DICプラスチック株式会社
ヘルメット
7か月前
株式会社アーテック
折り畳み式ヘルメット
5か月前
株式会社サンロード
帽子
4か月前
日本遮熱株式会社
ヘルメットの遮熱構造
9か月前
株式会社日進製作所
折り畳み式ヘルメット
11か月前
日本遮熱株式会社
ヘルメットの遮熱構造及びインナーキャップ
8か月前
セダージャパン株式会社
帽子
5か月前
株式会社谷沢製作所
産業用安全帽
4か月前
続きを見る