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公開番号2024024442
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-22
出願番号2022127267
出願日2022-08-09
発明の名称防災面
出願人株式会社トーアボージン
代理人弁理士法人清原国際特許事務所
主分類A42B 3/22 20060101AFI20240215BHJP(頭部に着用するもの)
要約【課題】本発明は、防災面について暑熱対策と防災性とを両立させることを目的とする。
【解決手段】支持体と、支持体に着脱自在に設けられた上部面体と、上部面体の下側に着脱自在に設けられた下部面体から成り、この上部面体と下部面体は略同一面状に形成された、防災面であって、上部面体は広い視界を確保できるように構成され、下部面体は通気性を備え、かつ飛来物が侵入しにくいように構成され、この防災面は、ヘルメットに取り付けること、あるいは頭部に直接装着すること、が可能であることを特徴とする。
【選択図】図1a
特許請求の範囲【請求項1】
支持体と、該支持体に着脱自在に設けられた上部面体と、該上部面体の下側に着脱自在に設けられた下部面体から成り、この上部面体と下部面体は略同一面状に形成された、防災面であって、
前記上部面体は広い視界を確保できるように構成され、
前記下部面体は通気性を備え、かつ飛来物が侵入しにくいように構成され、
前記防災面は、ヘルメットに取り付けること、あるいは頭部に直接装着すること、が可能である、
ことを特徴とする防災面。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記上部及び下部面体は、平面状の形体および曲面状の形体から成る群から選択される1以上の形体を有し、枠体を有する場合は枠体まで含めて面体とすることを特徴とする請求項1に記載の防災面。
【請求項3】
前記上部面体が、透明性の及び/又は遮光性の材料から成る、ことを特徴とする請求項1に記載の防災面。
【請求項4】
前記透明性及び/又は遮光性の材料が、アクリル、ポリカーボネイト、ポリエチレンテレフタレート、セルロース、塩化ビニルから成る群から選択される1種以上である、請求項1に記載の防災面。
【請求項5】
前記下部面体が、網構造を有して成る、ことを特徴とする請求項1に記載の防災面。
【請求項6】
前記網構造が、鉄、ステンレス、アルミニウム、銅、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン、フッ素樹脂から成る群から選択される1種以上の素材からなる、請求項1に記載の防災面。
【請求項7】
前記網構造の網目の数が、30メッシュ乃至16メッシュである、請求項5又は6に記載の防災面。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防災面に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、咳、くしゃみ、血液、分泌液、唾液、汗、おう吐物,痰等の感染飛散物質から顔全体を保護する医療用のフェイスガードや、製造段階で発生する水、油、塵埃等の飛散物質から顔全体を保護する工業用のフェイスガード、天ぷら油や花粉、直射日光から目や鼻を保護する家庭用のフェイスガードなど、多種多様のフェイスガードが提案されている。
【0003】
一般に、危険な作業、例えば、高温物(溶解金属、溶解樹脂)の取扱作業、微細金属粉、石粉体が飛散する切削作業、溶接作業、危険溶剤の取扱作業等においては、作業時に作業者の顔面を保護することが必要である。
このような作業時に、安全帽、作業帽の前面に取りつけて作業者の顔部を面状で保護する為に、熱風、熱塵等から保護するレンズ型、アクリル板型等の防災面、メッシュタイプの防塵面などがある。
【0004】
これら面状タイプの防災面には、安全帽、作業帽の前面に取り付けずそのまま頭部に着用するものや、安全帽、作業帽の前面に取り付ける固定タイプのもの、更に作業帽の前面に回動自在に取り付け、必要時に顔面に下ろし、不要時にはね上げるタイプのものなどがある。
【0005】
こういった作業者用の面体は、熱風、溶剤その他危険物に接触するため、熱衝撃、熱劣化、溶剤劣化等により傷みやすく、面体が損傷すると防災面全部を取り替える必要が生じていた。
また、メッシュタイプの防熱面を付けて作業中に一時的にアクリル板型等の防災面を付けて作業する必要があるとき、防災面全体を一時的に取り替え、また元の防災面に戻すという作業が必要になる。その煩雑さや作業効率の観点から、作業者は適当な防災面に付け代えずに作業しがちで、結果防災面が作業内容と適合せず労働災害に遭遇する等の問題点もあった。
【0006】
特許文献1に記載された発明は、これらの状況を鑑み、面体交換可能な防災面を提案したものである。
【0007】
しかしながら、この防災面は、熱気のこもる建屋内や、夏あるいは熱帯地方の屋外での作業において、アクリル板型を使用すれば面内に熱がこもり、メッシュタイプを使用すれば飛来した粉塵が作業者の眼などを傷つける場合があり、暑熱対策と防災性とを両立しきれないものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
実開平1-155459号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上記事情に鑑み、防災面について暑熱対策と防災性とを両立することを目的とする。
【0010】
本発明者らは上記目的の実現に向けて鋭意検討していたところ、本来作業者は主にうつむいて作業するため上部前方半分の面体だけで顔面はほぼガード可能であることを見出した。そこで、首や胸上部を保護する予備的部分である下側半分の面体をメッシュにすることで、首や胸上部の保護を図れるとともに、顔面前面周辺空間の通気性を確保できる事を発見した。本発明はこの知見に基づいて完成したものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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