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公開番号2024100255
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023004115
出願日2023-01-13
発明の名称緯編編み物及びその編み方
出願人佰龍機械廠股ふん有限公司
代理人TRY国際弁理士法人
主分類D04B 1/10 20060101AFI20240719BHJP(組みひも;レース編み;メリヤス編成;縁とり;不織布)
要約【課題】メッシュ及び先染めジャカードを同時に備える緯編編み物及びその編み方を提供する。
【解決手段】緯編編み物及びその編み方であって、緯編編み物(20)は、丸編機を用いて、表糸(30)と地糸(31)によって編まれる。緯編編み物(20)は、少なくとも1つの第1ブロック(21)と少なくとも1つの第2ブロック(22)とを含み、少なくとも1つの第1ブロック(21)と少なくとも1つの第2ブロック(22)は、それぞれ、少なくとも1つのコース(23)を含み、第1ブロック(21)では、表糸(30)と地糸(31)が全てループし、表糸(30)と地糸(31)の相対位置は同じコース(23)において一定ではなく、第2ブロック(22)では、地糸(31)が全てループし、表糸(30)がループ、トリミングのいずれかで地糸(31)と組み合わせる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
丸編機を用いて、表糸と地糸によって編まれる緯編編み物であって、
前記緯編編み物は、少なくとも1つの第1ブロックと少なくとも1つの第2ブロックとを含み、前記少なくとも1つの第1ブロックと前記少なくとも1つの第2ブロックは、それぞれ、少なくとも1つのコースを含み、前記第1ブロックでは、前記表糸と前記地糸が全てループし、前記表糸と前記地糸の相対位置は同じ前記コースで一定ではなく、前記第2ブロックでは、前記地糸が全てループし、前記表糸がループ、トリミングのいずれかで前記地糸と組み合わせることを特徴とする緯編編み物。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記緯編編み物は、複数の前記第1ブロックと複数の前記第2ブロックとを含み、複数の前記第1ブロックと複数の前記第2ブロックは交互に形成されることを特徴とする請求項1に記載の緯編編み物。
【請求項3】
前記第2ブロックでは、前記表糸が、トリミングする前の編みとその後の編みがいずれも前記地糸とループすることを特徴とする請求項1又は2に記載の緯編編み物。
【請求項4】
前記表糸の色は前記地糸の色と異なることを特徴とする請求項3に記載の緯編編み物。
【請求項5】
前記表糸の色は前記地糸の色と異なることを特徴とする請求項1に記載の緯編編み物。
【請求項6】
表糸と地糸で編む丸編機で実施する緯編編み物の編み方であって、
前記丸編機は同じコースの編みにおいて選択的に標準給糸と逆給糸のいずれかにより前記表糸と前記地糸を給糸するよう制御することにより、前記表糸と前記地糸のループを編んだ後の相対位置は同じ前記コースにおいて一定ではないことと、
前記丸編機は、同じ前記コースの編みにおいて、前記地糸が全てループを編み、前記表糸がループを編むか糸を針に掛けてトリミングするかで前記地糸と組み合わせるよう選針するように制御することとを含むことを特徴とする緯編編み物の編み方。
【請求項7】
前記表糸は、糸を針に掛けてトリミングする前の編みとその後の編みがいずれも前記表糸と前記地糸をループに編ませることを特徴とする請求項6に記載の緯編編み物の編み方。
【請求項8】
前記表糸の色は前記地糸の色と異なることを特徴とする請求項6に記載の緯編編み物の編み方。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、緯編編み物及びその編み方に関し、特に、メッシュ及び先染めジャカードを同時に備える緯編編み物及びその編み方に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来の緯編編み物では、メッシュ構造を有する編み物に表面の色を変える場合に、編んでから染めるという方法でしか実施できず、先染めによって実現できない。また、先染めジャカードを備える従来の緯編編み物はメッシュ構造を有しない。そこで出願人は、当該課題を解決するための技術的解決手段を提案する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の主な目的は、メッシュ構造を有する従来の緯編編み物には先染めジャカードを適用できないという課題を解決することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、上記の目的を達成するために、丸編機を用いて、表糸と地糸によって編まれる緯編編み物を提供する。当該緯編編み物は、少なくとも1つの第1ブロックと少なくとも1つの第2ブロックとを含み、当該少なくとも1つの第1ブロックと当該少なくとも1つの第2ブロックは、それぞれ、少なくとも1つのコースを含み、当該第1ブロックでは、当該表糸と当該地糸が全てループし、当該表糸と当該地糸の相対位置は同じ当該コースで一定ではなく、当該第2ブロックでは、当該地糸が全てループし、当該表糸がループ、トリミングのいずれかで当該地糸と組み合わせる。
【0005】
一実施例において、当該緯編編み物は、複数の当該第1ブロックと複数の当該第2ブロックとを含み、複数の当該第1ブロックと複数の当該第2ブロックは交互に形成される。
【0006】
一実施例において、当該第2ブロックでは、当該表糸がトリミング前とその後にいずれも当該地糸とループする。
【0007】
一実施例において、当該表糸の色は当該地糸の色と異なる。
【0008】
さらに、本発明は、当該表糸と当該地糸で編む丸編機で実施する緯編編み物の編み方を提供し、当該緯編編み物の編み方は、
当該丸編機は同じコースの編みにおいて選択的に標準給糸と逆給糸のいずれかにより当該表糸と当該地糸を給糸するよう制御することにより、当該表糸と当該地糸のループを編んだ後の相対位置は同じ当該コースにおいて一定ではないことと、
当該丸編機は、同じ当該コースの編みにおいて、当該地糸が全てループし、当該表糸がループを編むか糸を針に掛けてトリミングするかで当該地糸と組み合わせるよう選針するように制御することとを含む。
【0009】
一実施例において、当該表糸は、糸を針に掛けてトリミングする前の編みとその後の編みがいずれも当該表糸と当該地糸をループに編ませる。
【0010】
一実施例において、当該表糸の色は当該地糸の色と異なる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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