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公開番号2024078354
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022199809
出願日2022-11-29
発明の名称四辺形の編み地を立体にする技術
出願人株式会社ポンド商会
代理人
主分類D04B 3/00 20060101AFI20240603BHJP(組みひも;レース編み;メリヤス編成;縁とり;不織布)
要約【課題】棒針編みの高度な技術や知識が無くても、簡単に高度で創造性の高い立体的形状の作品を作る技術の提供を目的とする。
【解決手段】ガーター編みで緩く編まれた四辺形の編み地を用いて、1辺もしくは2辺を、任意の編み目を拾い引きしめて、徐々に開放部分を閉じてゆくことにより、不自然でない曲線を持つ立体的な創造物を作ることが出来る。複雑な編み図も、編み物記号も、増やし目や減らし目を多用した展開図に基づく編み地も必要も無く、四角くガーター編みで編み地を編むだけで、あとは引き締め技術をにより高度で自由度の高い立体物を簡単に制作できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
棒針の上を滑る程度の編み目の硬さで、
裏側も表側も、裏編みか表編みのどちらか一方の編み方だけで編み続けるガーター編みを用いてで編み地を作り、ワイヤーコードもしくは毛糸などの紐状テープを任意の編み目に通して、引き締めることを特徴とする立体の編み物作品の作り方。
続きを表示(約 33 文字)【請求項2】
請求項1によって作られた編み物作品

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は手編みに関するものである
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、編みぐるみ等の立体的な創作物を編み物手芸で作る時、非特許文献1に開示されるように、減らし目・増やし目など多様な技術を駆使し、展開図に基づく複雑な編み地を作る必要がある。
【0003】
しかし、その編み図は、初心者が一見しただけではとてもわからない、編み物記号を用いて記載された様式となっており、これを読み解くには事前の準備が必要になる。
非特許文献2に開示されるように、中級以下向けの書籍にさえも50種類以上の編み物記号が列記されている。立体的作品の制作を実践するともなれば、最低でも数種類は記号を覚えていなければ制作自体が出来ない。
【0004】
非特許文献3に開示されるように、編み目記号の「読み方」から「編み方」など説明した教則本もあるほど、編み物の基礎知識は重要でかつ、修得が難しい。本来の作品作りの前に多くの時間と労力を必要とし、入り口から初心者はもう無理だと判断し、取り組むことさえ難しくなる。
手編み編み物は一朝一夕ではできないものであり、売っているようなレベルの作品や商品を作るとなると、かなりの研鑽と時間が必要であると認知されている。
【0005】
前段のことからわかるように、編み物記号を用いない編み図というものは存在しない。ましてや、増し目・減らし目などの技術を一切使わず創造的な立体作品を作る教則本は見つからない。それら技術は手編み編み物には必要不可欠である。
【0006】
一方、子供や初心者向けに、簡単に本発明と似たような効果をもたらす技術は存在する。図16で示した、ニット三角帽のトップ部分にみられるように、編み目を全て拾って、いっきに引き締め、編み地を絞る方法だ。しかし、それでは絞った部分が巾着袋のようにヒダができてしまう。簡単ではあるが、なめらかなラインを作ることが出来ない。この方法では思い通りの立体物にならず、売っているようなレベルの作品や商品を作るのは不可能である。
【0007】
それでは、この三角帽を製品レベルのものにするにはどうしたらよいかといえば、先行技術を用いれば、非特許文献3のp61のように、編み物記号の記載された展開図になった編み図を用意し、編んで組み立てるしかないのである。
【0008】
伊吹広子著「編み地を楽しみながら作る動物のぬいぐるみ 棒針編みのあみぐるみ」誠文堂新光社、2018年10月12日発行、p38~p111
「こんなときあんなとき 棒針編み 何でもQ&A」日本ボーグ社 2003年10月10日発行、p14~p21
「いちばんよくわかる 新・棒針編みの基礎」日本ヴォーグ社。2014年11月29日発行、p35~p57、p61
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明が解決しようとする課題は、編み物の増し目・減らし目などの技術や、編み物記号の記載された編み図を読み解く知識を修得することなく、四辺形に編んだだけの平面編み地を作るだけで、高度で創造性の高い個性豊かな立体的形状の作品を作り出すことができる技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記課題を解決し、目的を達成するため本発明は以下に構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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