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公開番号2024100206
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023004023
出願日2023-01-13
発明の名称カメラユニット
出願人ニデックプレシジョン株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類G03B 5/00 20210101AFI20240719BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】可動部材に衝撃が加わっても割れに対する強度を向上させることができ、また小型化が可能な、カメラユニットを提供する。
【解決手段】一実施形態のカメラユニット1は、カメラモジュール10と、カメラモジュールを収容する可動部材(ホルダ枠40)と、可動部材を収容する固定部材(ケース50)と、カメラモジュールが備える光学素子の光軸と交差する軸を回転軸として可動部材を固定部材に対して回転可能に支持する支持機構30と、可動部材に設けられる磁石72と、固定部材に設けられるコイル(基板コイル71)と、を含み、可動部材を固定部材に対して回転させる駆動機構70と、を有し、可動部材は、金属平板を枠状に曲げて構成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
カメラモジュールと、
前記カメラモジュールを収容する可動部材と、
前記可動部材を収容する固定部材と、
前記カメラモジュールが備える光学素子の光軸と交差する軸を回転軸として前記可動部材を前記固定部材に対して回転可能に支持する支持機構と、
前記可動部材に設けられる磁石と、前記固定部材に設けられるコイルと、を含み、前記可動部材を前記固定部材に対して回転させる駆動機構と、を有し、
前記可動部材は、金属平板を枠状に曲げて構成される、カメラユニット。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記支持機構は、前記可動部材を支持するジンバルを含み、
前記ジンバルの一部が前記可動部材に嵌合する、請求項1に記載のカメラユニット。
【請求項3】
前記支持機構は、前記可動部材を支持するジンバルと、前記可動部材に
固定
され前記ジンバルに対して摺動する球部材と、を含み、
前記可動部材は、前記光軸を挟んで対向する前記回転軸上の2箇所に、前記球部材が固定される固定孔を備え、
少なくとも1箇所の前記固定孔の形状は、前記回転軸と交差する所定の一方向において、一部が平行直線状になっている長孔形状である、請求項1に記載のカメラユニット。
【請求項4】
前記可動部材は、前記金属平板の一部が曲がった形状であり前記固定部材の被当接部に当接することで回転を規制可能な規制部を備える、請求項1に記載のカメラユニット。
【請求項5】
前記規制部は、前記金属平板の前記光軸と平行な第1方向の一方向側の端部が前記光軸と直交する方向に曲がった第1規制部を含み、
前記被当接部は、前記固定部材に設けられ、前記可動部材が前記カメラユニットから脱落するのを防止する脱落防止部材である、請求項4に記載のカメラユニット。
【請求項6】
前記規制部は、前記金属平板の前記光軸と平行な第1方向の一方向側とは逆側の突出部が前記光軸と直交する方向に曲がった第2規制部を含み、
前記第2規制部は、湾曲形状である、請求項4に記載のカメラユニット。
【請求項7】
前記被当接部は、前記固定部材の底部の一部が前記第1方向の一方向側に向けて湾曲した形状である、請求項6に記載のカメラユニット。
【請求項8】
前記可動部材は、前記カメラモジュールに連通する第1連通孔を備え、
前記固定部材は、前記第1連通孔に連通する第2連通孔を備える、請求項1に記載のカメラユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラユニットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
今日、様々な光学機器が開発され、実用化されている。それら光学機器の1つとして、変位可能に保持されたカメラモジュールや、そのようなカメラモジュールを有するカメラユニットが知られている。
【0003】
携帯端末や移動体に搭載されるカメラユニットには、携帯端末や移動体の移動時の撮影画像の乱れを抑制するために、カメラモジュールが搭載される可動体を所定の軸回りに回転させて振れを補正するものがある。
【0004】
例えば特許文献1には、この種の撮像装置が記載されており、この撮像装置は、結像モジュールを備える第2フレームと、第2フレームを所定の軸回りに揺動可能に支持する蓋体と、蓋体を介して第2フレームを支持する第1フレームと、を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
中国公開特許公報111474804
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記第2フレームは、カメラモジュールを内包する可動部材に相当するが、この可動部材が仮に樹脂製だと、衝撃による割れが生じたり、また小型化が困難である、という課題があった。
【0007】
本発明の目的は、可動部材に衝撃が加わっても割れに対する強度を向上させることができ、また小型化が可能な、カメラユニットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施形態のカメラユニットは、カメラモジュールと、前記カメラモジュールを収容する可動部材と、前記可動部材を収容する固定部材と、前記カメラモジュールが備える光学素子の光軸と交差する軸を回転軸として前記可動部材を前記固定部材に対して回転可能に支持する支持機構と、前記可動部材に設けられる磁石と、前記固定部材に設けられるコイルと、を含み、前記可動部材を前記固定部材に対して回転させる駆動機構と、を有し、前記可動部材は、金属平板を枠状に曲げて構成される。
【発明の効果】
【0009】
金属平板を枠状に曲げて可動部材を構成するので、可動部材に衝撃が加わっても割れに対する強度を向上させることができ、またカメラモジュールを精度良く内包して小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、カメラユニットの斜視図である。
図2は、カメラユニットの平面図である。
図3は、カメラユニットの分解斜視図である。
図4は、ホルダ枠の斜視図である。
図5は、ホルダ枠を構成する金属平板の斜視図である。
図6は、カメラモジュール及びホルダ枠の分解斜視図である。
図7は、第2磁気ばね、フレキシブル配線基板、及び基板コイルの斜視図である。
図8は、第2磁気ばね、フレキシブル配線基板、及び基板コイルの分解斜視図である。
図9は、基板コイル及びケースの分解斜視図である。
図10は、基板コイル及びケースの斜視断面図である。
図11は、ジンバル及びホルダ枠の分解斜視図である。
図12は、ホルダ枠に形成されたボール固定孔の説明図である。
図13Aは、ボール固定孔の正面図である。
図13Bは、変形例1に係るボール固定孔の正面図である。
図13Cは、変形例2に係るボール固定孔の正面図である。
図13Dは、変形例3に係るボール固定孔の正面図である。
図14は、ホルダ枠に形成された上部ストッパの説明図である。
図15は、ホルダ枠に形成された下部ストッパの説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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