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公開番号2024095424
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022212703
出願日2022-12-28
発明の名称化粧料組成物
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人
主分類A61K 8/81 20060101AFI20240703BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】曳糸性とキレの良さとを両立することができ、かつ塗布中及び塗布後の厚み、並びに塗布中のとまり感が良好である化粧料組成物を提供すること。
【解決手段】本発明に係る化粧料組成物の一態様は、(A)ポリアクリル酸又はその金属塩と、(B)会合型増粘剤と、を含有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)ポリアクリル酸又はその金属塩と、
(B)会合型増粘剤と、
を含有することを特徴とする化粧料組成物。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
(C)硬化油を更に含有する、請求項1に記載の化粧料組成物。
【請求項3】
(D)ノニオン性界面活性剤を更に含有する、請求項1に記載の化粧料組成物。
【請求項4】
前記(A)ポリアクリル酸又はその金属塩の含有量が0.01質量%~0.08質量%である、請求項1に記載の化粧料組成物。
【請求項5】
前記(B)会合型増粘剤の含有量が0.1質量%~0.5質量%である、請求項1に記載の化粧料組成物。
【請求項6】
前記(B)会合型増粘剤が疎水変性ポリエーテルウレタンである、請求項1に記載の化粧料組成物。
【請求項7】
水中油型化粧料組成物である、請求項1に記載の化粧料組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧料組成物に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、化粧料組成物において、曳糸性が高いことは、塗布中の滑らかさを与えることができ、高級感を感じることから好まれる傾向にある。一方、曳糸性を有する化粧料組成物は、その製造工程において、容器への充填時にキレが悪く、また充填後にも充填ノズルから曳糸性物質が糸を曳いて垂れ落ち、容器や充填ラインの汚れにつながることや、容器のシール不良が生じるなど、生産性悪化の原因となるという問題があった。
【0003】
また、化粧料組成物の使用感としては、塗布中及び塗布後に厚み(コク感)を感じることが、塗布行為による摩擦が少なく感じられ、肌に優しい感覚を得られることなどから好まれている。一方、塗布中のとまり感(密着感)が少なく、肌なじみが悪く、ずるつきを感じる使用感は嫌われる傾向がある。
【0004】
曳糸性の経時安定性を有し、肌へのなじみがよい水中油型皮膚外用剤として、ポリアクリル酸又はその金属塩と、アルキル変性カルボキシビニルポリマーと、ポリエチレングリコールとを含有することが提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-286757号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記に鑑みて、本発明の一態様は、曳糸性とキレの良さとを両立することができ、かつ塗布中及び塗布後の厚み、並びに塗布中のとまり感が良好である化粧料組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る化粧料組成物の一態様は、(A)ポリアクリル酸又はその金属塩と、(B)会合型増粘剤と、を含有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、曳糸性とキレの良さとを両立することができ、かつ塗布中及び塗布後の厚み、並びに塗布中のとまり感が良好である化粧料組成物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、測定装置2の全体構成図である。
図2は、測定装置2の検出部300の正面図である。
図3は、測定装置2の検出部300の側面図である。
図4は、測定装置2の検出部300の斜視図である。
図5は、測定装置2の検出部300の断面図である。
図6Aは、実施例の<評価2>における、触感評価デバイスと厚み(コク感)との相関の確認のための、試験品の塗布から30秒間後の摩擦係数と、官能評価によるコク感のスコアとの相関を示すグラフである。縦軸はコク感のスコアを示し、横軸は塗布から30秒間後の摩擦係数(-)を示す。
図6Bは、実施例の<評価2>における、触感評価デバイスと厚み(コク感)との相関の確認のための、試験品の塗布から60秒間後の摩擦係数と、官能評価によるコク感のスコアとの相関を示すグラフである。縦軸はコク感のスコアを示し、横軸は塗布から60秒間後の摩擦係数(-)を示す。
図6Cは、実施例の<評価2>における、触感評価デバイスと厚み(コク感)との相関の確認のための、試験品の塗布から90秒間後の摩擦係数と、官能評価によるコク感のスコアとの相関を示すグラフである。縦軸はコク感のスコアを示し、横軸は塗布から90秒間後の摩擦係数(-)を示す。
図7は、実施例の<評価2>における、触感評価デバイスと厚み(コク感)との相関の確認のための、塗布からの経過時間と、コク感のスコアと摩擦係数との積率相関係数Rとの関係を示すグラフである。縦軸はコク感のスコアと摩擦係数との積率相関係数R(-)を示し、横軸は塗布からの経過時間(s)を示す。
図8は、実施例の<評価2>において、実施例7及び比較例1の水中油型乳化化粧料組成物を塗布した場合の触感評価デバイス(振動摩擦センサ)の摩擦力の測定結果を示す図である。縦軸は摩擦係数(-)を示し、横軸は時間(×30s)を示す。
図9は、実施例の<評価2>において、実施例7及び比較例1の水中油型乳化化粧料組成物を塗布した場合の触感評価デバイス(振動摩擦センサ)の振動数の測定結果を示す図である。縦軸は振動周波数250Hz~1,000Hzにおける平均加速度振幅(G)を示し、横軸は時間(×30s)を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、実施形態は以下の記述によって限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、本明細書において数値範囲を示す「~」は、別段の断りがない限り、その前後に記載された数値を下限値及び上限値として含むことを意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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