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公開番号
2024138105
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-07
出願番号
2024120847,2020062613
出願日
2024-07-26,2020-03-31
発明の名称
化粧料
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
8/37 20060101AFI20240927BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明は、真菌類および細菌類の両方に対して高い防腐効果を有する化粧料を提供することを目的とする。さらに、本発明は、防腐剤フリーの化粧料を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、(A)炭素数8~12の脂肪酸グリセリルエステル、および(B)特定のアセトフェノン誘導体を含有することを特徴とする化粧料に関する。また、本発明は、化粧料等の防腐対象物に、前記(A)成分および前記(B)成分を配合することを含む、真菌類および細菌類に対する防腐力を高める方法に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)炭素数8~12の脂肪酸グリセリルエステル、および
(B)以下の式(1)で表されるアセトフェノン誘導体
JPEG
2024138105000013.jpg
51
77
(式中、R
1
およびR
2
はそれぞれ独立して、水素、ヒドロキシ基またはメトキシ基を表す)
を含有し、
アシルプロリンおよびパラベンを含まない化粧料であって、
当該化粧料が2価グリコールを配合する場合には、その配合量が10質量%以下である、化粧料。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記(A)成分がカプリン酸グリセリルである、請求項1に記載の化粧料。
【請求項3】
前記(B)成分が4-ヒドロキシアセトフェノンである、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項4】
フェノキシエタノールを含まない、請求項1に記載の化粧料。
【請求項5】
前記(A)成分の配合量が、化粧料全量に対して0.4質量%以下である、請求項1に記載の化粧料。
【請求項6】
アシルプロリンおよびパラベンを含まない化粧料であって、
当該化粧料が2価グリコールを配合する場合には、その配合量が10質量%以下である化粧料に、
(A)炭素数8~12の脂肪酸グリセリルエステル、および
(B)以下の式(I)で表されるアセトフェノン誘導体
JPEG
2024138105000014.jpg
51
77
(式中、R
1
およびR
2
はそれぞれ独立して、水素、ヒドロキシ基またはメトキシ基を表す)
を配合することを含む、当該化粧料の真菌類および細菌類に対する防腐力を高める方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、高い防腐効果を有する化粧料に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
化粧料は、開封後長期にわたって使用されるため、微生物の生育や繁殖を抑制するための防腐効果を有することが不可欠である。そのため、化粧料には、メチルパラベン、エチルパラベンなどのパラベン類やフェノキシエタノールといった防腐剤が配合されるのが一般的である。しかしながら、近年の安全性志向の高まりから、化粧料においても無添加化粧料が好まれる傾向があり、添加物の一つとして防腐剤を配合していない化粧料が求められている。そこで、従来の化粧料用防腐剤に替えて、化粧料に防腐効果を付与する技術が開発されている。
【0003】
中鎖脂肪酸グリセリンエステルやショ糖脂肪酸エステルは、安全性が高く、静菌作用を有する物質として提案されている。しかし、高い静菌作用を得ようとして多く配合すると皮膚への刺激が生じることがある。また、酵母やバクテリアに対して静菌作用を示す反面、カビ類に対しては静菌作用が弱く、化粧料に広い抗菌スペクトルを提供することは困難であった。
【0004】
特許文献1では、(A)0.2質量%以上の2,2-ビス(ヒドロキシメチル)プロピオン酸n-ヘキシルと、(B)炭素数3~9の多価アルコール、炭素数6~8のアルキルグリセリルエーテルおよび炭素数8~12の脂肪酸グリセリルエステルから選択される1種又は2種以上とを特定比率で組み合わせることによって、防腐抗菌効果を有する皮膚外用剤が得られることが記載されている。
【0005】
また、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール等の2価グリコールは、安全性が高い保湿剤であり、広く化粧料に配合されるが、抗菌作用も有することが知られている。しかし、このような2価グリコールで高い防腐効果を得ようとすると化粧料中に高配合する必要があり、化粧料にべたつきが生じる場合があった。
【0006】
よって、化粧料に防腐作用を付与する物質としては、化粧料の使用性を損なうことなく、広い抗菌スペクトルが実現できるものが必要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2011-46747号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、真菌類および細菌類に対して高い防腐効果を有する化粧料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
発明者等は、前記の課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、ある種の脂肪酸グリセリルエステルと特定のアセトフェノン誘導体とを組み合わせた場合に、真菌類および細菌類の両方に対して高い防腐作用を発揮することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち、本発明は、
(A)炭素数8~12の脂肪酸グリセリルエステル、および
(B)以下の式(1)で表されるアセトフェノン誘導体
(【0011】以降は省略されています)
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