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公開番号
2024159140
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074935
出願日
2023-04-28
発明の名称
ヒアルロン酸増加剤
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
8/9761 20170101AFI20241031BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ヒアルロン酸増加剤の提供。
【解決手段】本発明は、ヒノキ水を有効成分として含有するヒアルロン酸増加剤を提供する。また、本発明は、対象の皮膚にヒノキ水を適用することを含む、対象の皮膚におけるヒアルロン酸増加を増加することによる保湿のための方法を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ヒノキ水を有効成分として含有するヒアルロン酸増加剤。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
表皮におけるヒアルロン酸を増加するための、請求項1に記載のヒアルロン酸増加剤。
【請求項3】
前記表皮は乾燥状態にある、請求項2に記載のヒアルロン酸増加剤。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載のヒアルロン酸増加剤を含有する、皮膚塗布用組成物。
【請求項5】
必要とする対象におけるヒアルロン酸を増加するための美容目的の方法であって、
対象の皮膚にヒノキ水を適用することを含む、方法。
【請求項6】
前記対象の表皮におけるヒアルロン酸を増加するための、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記表皮は乾燥状態にある、請求項6に記載の方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はヒアルロン酸増加剤に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
皮膚表皮では細胞間脂質、NMF、cornified envelopeなどの成分が皮膚表面を覆うことにより皮膚バリアとして働き、水分の蒸発を防ぐ役割を果たす。ヒアルロン酸は、このような皮膚表層における被覆の形成のみならず、表皮細胞や真皮細胞といった皮膚細胞の細胞外マトリックスの構成成分として、皮膚内部から潤いを保持し保湿するという役割を果たす。
【0003】
しかしながら、乾燥、紫外線、加齢、外部からの刺激等の要因により皮膚バリアが弱くなる。とりわけ、外気の湿度が低いと表面から皮膚の乾燥が進むため、皮膚バリアにより表層での乾燥を防ぐのみならず、皮膚細胞、とりわけ皮膚バリア直下にある表皮細胞におけるヒアルロン酸を増加させることにより水分保持機能を向上させるような方策が求められる。
【0004】
特許文献1は、アスタキサンチンと組み合わせる真皮ヒアルロン酸産生促進作用を有する物質としてのヒノキチオールを開示する。特許文献2は、ヒノキ科コノデガシワ族の種子の有機溶媒を用いて抽出した油性成分に表皮ヒアルロン酸産生促進作用があることを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-63563号公報
特許第5913118号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、ヒアルロン酸増加剤を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、様々な成分について鋭意研究の結果、ヒノキ水が、皮膚におけるヒアルロン酸増加剤として特に高い効果を有することを見出し、以下の発明を完成するに至った:
(1)ヒノキ水を有効成分として含有するヒアルロン酸増加剤。
(2)表皮におけるヒアルロン酸を増加するための、(1)に記載のヒアルロン酸増加剤。
(3)前記表皮は乾燥状態にある、(2)に記載のヒアルロン酸増加剤。
(4)(1)~(3)のいずれか1項に記載のヒアルロン酸増加剤を含有する、皮膚塗布用組成物。
(5)必要とする対象におけるヒアルロン酸を増加するための美容目的の方法であって、 対象の皮膚にヒノキ水を適用することを含む、方法。
(6)前記対象の表皮におけるヒアルロン酸を増加するための、(5)に記載の方法。
(7)前記表皮は乾燥状態にある、(6)に記載の方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明のヒアルロン酸増加剤の適用により、皮膚におけるヒアルロン酸を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、ヒノキ水(5.0重量%)添加又は水添加(対照)の場合におけるCD44およびHABPを示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
特許文献1は、アスタキサンチンと組み合わせる真皮ヒアルロン酸産生促進作用を有する物質としてのヒノキチオールを開示するがヒノキチオール単独での効果は確認されていない。特許文献2は、ヒノキ科コノデガシワ族の種子の有機溶媒を用いて抽出した油性成分に表皮ヒアルロン酸産生促進作用があることを開示するが、有機溶媒を用いて抽出した油性成分の使用は化粧品原料として許容されてはいるものの、皮膚状態によっては必ずしも望ましいものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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