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公開番号
2024161327
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-19
出願番号
2021166936
出願日
2021-10-11
発明の名称
容器
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
83/00 20060101AFI20241112BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】回転式の容器において、内容物を簡便に詰め替え可能な容器を提供する。
【解決手段】開口を有する内容器と、内容器を相対的に回転可能に収容する、開口を有する外容器と、内容物を吐出する開口を有し、内容器に着脱可能な天面と雄螺子と螺合する雌螺子を有し、内容器又は外容器の回転により上昇可能なステージと、上端に鍔部を有し、側面に弾性部が形成された筒状の押込部材とを備え、支持筒部は、内周面に弾性部が係止される突出部を有し、少なくとも一対の円弧状壁面が立設され、円弧状壁面の外周面には、雄螺子が形成され、ステージが所定の高さに至るまでは、弾性部は突出部に係止されることにより鍔部が円弧状壁面の内周面に係合されて、弾性部は突出部による係止が解除されて鍔部が上昇し、鍔部と円弧状壁面の内周面との係合が解除され、雄螺子が径方向に作動可能になることで、ステージが下降可能となる、容器。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に内容物を収容可能で、開口を有する内容器と、
前記内容器を相対的に回転可能に収容する、開口を有する外容器と、
前記内容物を吐出する開口を有し、前記内容器に着脱可能な天面と、
前記内容器に設けられた雄螺子と螺合する雌螺子を有し、前記内容器又は前記外容器の回転により上昇可能なステージと、
上端に鍔部を有し、側面に弾性部が形成された筒状の押込部材とを備え、
前記外容器の底面には、前記押込部材が嵌合する第1嵌合孔を有する支持筒部が立設され、
前記支持筒部は、内周面に前記弾性部が係止される突出部を有し、
前記内容器の底面には、前記支持筒部が嵌合する第2嵌合孔が形成され、前記第2嵌合孔の周縁の径方向外側から、少なくとも一対の円弧状壁面が立設され、前記円弧状壁面の外周面には、前記雄螺子が形成され、
前記ステージが所定の高さに至るまでは、前記弾性部は前記突出部に係止されることにより前記鍔部が前記円弧状壁面の内周面に係合されて、前記雌螺子と前記雄螺子との螺合が維持され、
前記ステージが所定の高さに至った状態で、前記押込部材が押込まれると、前記弾性部は前記突出部による係止が解除されて前記鍔部が上昇し、前記鍔部と前記円弧状壁面の内周面との係合が解除され、前記雄螺子が径方向に作動可能になることで、前記ステージが下降可能となる、容器。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記ステージは、軸部を有し、
前記軸部は、前記押込部材の内側に上下動可能に支持され、
前記ステージが所定の高さに至るまでは、前記弾性部は、前記軸部の外周面に当接することにより、前記突出部との係止が維持され、前記ステージが所定の高さに至ると、前記弾性部は、前記軸部の外周面と当接しないことにより、前記突出部との係止が解除される、請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記支持筒部の外周面と前記円弧状壁面の内周面との間には、間隙が形成され、前記鍔部と前記円弧状壁面の内周面との係合が解除されることにより、前記雄螺子が径方向内側へ作動可能となり、前記雄螺子と前記雌螺子との螺合が解除可能となる、請求項1又は2に記載の容器。
【請求項4】
前記ステージが所定の高さに至った状態で、前記押込部材が押込まれた後、前記ステージに下向きの外力を与えることにより、前記ステージは下降する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の容器。
【請求項5】
前記弾性部は前記軸部と当接しないことにより、径方向内側に作動可能となる、請求項2に記載の容器。
【請求項6】
前記軸部の外周面、前記押込部材の内周面、前記押込部材の外周面、及び前記支持筒部の内周面には、位置決め形状が形成され互いに回転不能に固定されている、請求項2又は5に記載の容器。
【請求項7】
前記ステージが所定の高さに至った後、前記ステージを下降させ、前記天面を外した後に前記内容器に内容物が充填され、前記天面で前記内容器の開口を覆った後、前記内容器又は前記外容器を相対回転させることにより、前記内容物を前記天面の開口から吐出させることができる、請求項4に記載の容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、中皿の上昇によって内容物を吐出させる回転式の容器が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1に、内部に内容物が収容される有底筒状の容器本体と、容器本体の上端開口部を塞ぐ頂壁部と、容器本体に容器軸回りに回転可能に装着された回転操作体と、容器本体内に上下摺動可能に嵌合され、回転操作体の回転に伴って上昇移動する中皿と、を備えた吐出容器が開示されている。この容器によれば、容器本体に対して回転操作体を容器軸回りに回転させることで中皿を上昇移動させることができるので、容器本体の内部に収容されている内容物を押し上げて頂壁部に形成された吐出口から吐出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-111525号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の吐出容器は、内容物を使用した後、使い捨てされるものであり、環境負荷軽減やプラスチック量削減の観点から、詰め替え可能な回転式の容器が求められている。また、特許文献1の吐出容器において、内容物を詰め替えて、容器を継続して使用しようとした場合、容器本体の上昇端位置まで上昇した中皿を初期位置まで下降させるために、回転操作蓋を回転させる必要があり利便性に欠ける。
【0006】
上記の点に鑑みて、本発明の一態様は、回転式の容器において、内容物を簡便に詰め替え可能な容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様による容器は、内部に内容物を収容可能で、開口を有する内容器と、前記内容器を相対的に回転可能に収容する、開口を有する外容器と、前記内容物を吐出する開口を有し、前記内容器に着脱可能な天面と、前記内容器に設けられた雄螺子と螺合する雌螺子を有し、前記内容器又は前記外容器の回転により上昇可能なステージと、上端に鍔部を有し、側面に弾性部が形成された筒状の押込部材とを備え、前記外容器の底面には、前記押込部材が嵌合する第1嵌合孔を有する支持筒部が立設され、前記支持筒部は、内周面に前記弾性部が係止される突出部を有し、前記内容器の底面には、前記支持筒部が嵌合する第2嵌合孔が形成され、前記第2嵌合孔の周縁の径方向外側から、少なくとも一対の円弧状壁面が立設され、前記円弧状壁面の外周面には、前記雄螺子が形成され、前記ステージが所定の高さに至るまでは、前記弾性部は前記突出部に係止されることにより前記鍔部が前記円弧状壁面の内周面に係合されて、前記雌螺子と前記雄螺子との螺合が維持され、前記ステージが所定の高さに至った状態で、前記押込部材が押込まれると、前記弾性部は前記突出部による係止が解除されて前記鍔部が上昇し、前記鍔部と前記円弧状壁面の内周面との係合が解除され、前記雄螺子が径方向に作動可能になることで、前記ステージが下降可能となる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、回転式の容器において、内容物を簡便に詰め替え可能な容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態による容器の正面図である。
一実施形態による容器の平面図である。
一実施形態による容器の分解斜視図である。
図2のI-I断面図である。
図4のIII-III断面図である。
図2のII-II断面図である。
図6のIV-IV断面図である。
詰め替え時の容器の作動を説明する図2のII-II断面図である。
詰め替え時の容器の作動を説明する図2のII-II断面図である。
詰め替え時の容器の作動を説明する図2のII-II断面図である。
詰め替え時の容器の作動を説明する図2のII-II断面図である。
図8Cと同じ状態における図2のI-I断面図である。
図8Dと同じ状態における図2のI-I断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。なお、説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては同一の符号を付して、重複する説明は省略する場合がある。また、図面における各部材の縮尺は実際とは異なる場合がある。なお、本明細書では、回転中心軸10に直交する方向を径方向、回転中心軸10に沿う軸線方向において、天面3側を上、外容器2の底面23側を下とする。
(【0011】以降は省略されています)
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