TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024093891
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210526
出願日2022-12-27
発明の名称作業機の監視装置
出願人株式会社クボタ
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類G08B 13/22 20060101AFI20240702BHJP(信号)
要約【課題】 作業機を確実に監視することができる作業機の監視装置を提供する
【解決手段】 作業機101の監視装置100は、測位衛星102を利用して測位される作業機101の位置情報に基づいて、作業機101を監視する第1監視部100Aと、観測衛星103を利用して観測される観測エリア150Bの範囲内における作業機101の観測情報に基づいて、作業機101を監視する第2監視部100Bと、を備えている。例えば、測位衛星102を利用した監視が適さない状況において、第2監視部100Bを、第1監視部100Aに代えて、又は、第1監視部100Aとともに使うことができる。従って、様々な状況下であっても、観測衛星103の利用により、観測エリア150Bの観測情報を得ることができ、当該観測情報に基づき確実に作業機101を監視できる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
測位衛星によって測位された作業機の位置情報に基づいて、前記作業機を監視する第1監視部と、
観測衛星によって観測されたエリアの範囲内における前記作業機の観測情報に基づいて、前記作業機を監視する第2監視部と、
を備えた作業機の監視装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の作業機の監視装置において、
前記第1監視部、及び、前記第2監視部のうち何れか一方を選択し、前記作業機の監視に用いる監視選択部
を備えた作業機の監視装置。
【請求項3】
請求項2に記載の作業機の監視装置において、
前記監視選択部は、
前記作業機を測位するための前記測位衛星の電波強度に基づいて、前記第1監視部、及び、前記第2監視部のうち何れか一方を選択する
作業機の監視装置。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の作業機の監視装置において、
前記第2監視部は、
前記観測されるエリアに少なくとも前記作業機が含まれ、前記作業機が、前記作業機に対して設定されたエリアの範囲外に位置すると前記観測にて認識される場合、前記作業機の通知または制限を行う
作業機の監視装置。
【請求項5】
請求項4に記載の作業機の監視装置において、
前記作業機には、前記第2監視部での監視に用いられる前記観測情報において、前記作業機を識別可能とする識別部が設けられている
作業機の監視装置。
【請求項6】
請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の作業機の監視装置において、
前記第2監視部は、
前記観測されるエリアに少なくとも前記作業機が含まれ、前記作業機の位置の経時変化が所定の度合いより大きいと前記観測にて認識される場合、前記作業機の通知または制限を行う
作業機の監視装置。
【請求項7】
請求項6に記載の作業機の監視装置において、
前記作業機には、前記第2監視部での監視に用いられる前記観測情報において、前記作業機を識別可能とする識別部が設けられている
作業機の監視装置。
【請求項8】
請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の作業機の監視装置において、
前記第2監視部は、
前記観測されるエリアに少なくとも圃場が含まれ、前記作業機が、前記圃場に侵入したと前記観測にて認識される場合、前記作業機の通知または制限を行う
作業機の監視装置。
【請求項9】
請求項1に記載の作業機の監視装置において、
前記作業機には、前記測位衛星からの電波を受信する受信部が設けられていない
作業機の監視装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、農業機械、建設機械等を含む作業機の監視装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、農業機械等の作業機を監視するためのシステムとして、特許文献1の監視システムが知られている。特許文献1の監視システムは、第1通信装置と、第2通信装置と、を備えている。第1通信装置は、作業機に設けられるものであり、ビーコンを出力可能となっている。第2通信装置は、作業機の保管場所等に設置されるものであり、第1通信装置からのビーコンを受信可能となっている。第2通信装置は、ビーコンを受信している状態から受信できなくなった場合に、外部に警報を出力する監視部を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6401002号(請求項5等)
【発明の概要】
【0004】
特許文献1のシステムでは、監視中において、例えば、作業機が保管場所から移動して、監視部がビーコン受信できなくなったことを受け、外部に警報が送信される。これにより、作業機の盗難防止が期待できる。しかしながら、電波障害物などの存在により、ビーコンの受信が困難な電波状況下等、ビーコンを利用した監視が適さない状況においては、作業機を確実に監視することは難しい。
【0005】
また、ビーコンの利用に代えて、例えば、測位衛星を利用して検出される作業機の位置に基づいて、作業機を監視することも考えられる。この場合、測位衛星からの衛星信号が作業機の受信装置に向けて送出されるが、電波障害物などの存在により、精度良い車両位置の検出が困難な電波状況下等、測位衛星を利用した監視が適さない状況においては、作業機を確実に監視することは難しい。以上より、作業機を確実に監視するための技術が望まれている。
【0006】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、作業機を確実に監視することができる監視装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。本発明の作業機の監視装置は、測位衛星によって測位された作業機の位置情報に基づいて、前記作業機を監視する第1監視部と、観測衛星によって観測されたエリアの範囲内における前記作業機の観測情報に基づいて、前記作業機を監視する第2監視部とを備えている。
【0008】
本発明の作業機の監視装置は、前記第1監視部、及び、前記第2監視部のうち何れか一方を選択し、前記作業機の監視に用いる監視選択部を備えている。
【0009】
本発明の作業機の監視装置において、前記監視選択部は、前記作業機を測位するための前記測位衛星の電波強度に基づいて、前記第1監視部、及び、前記第2監視部のうち何れか一方を選択する。
【0010】
本発明の作業機の監視装置において、前記第2監視部は、前記観測されるエリアに少なくとも前記作業機が含まれ、前記作業機が、前記作業機に対して設定されたエリアの範囲外に位置すると前記観測にて認識される場合、前記作業機の通知または制限を行う。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社クボタ
作業車
7日前
株式会社クボタ
作業車
7日前
株式会社クボタ
遠心脱水機の運転方法
今日
株式会社クボタ
油圧装置および作業車
7日前
株式会社クボタケミックス
排水管、および、その排水管を用いた排水配管構造
7日前
株式会社クボタ
穀粒判別システム
7日前
株式会社クボタ
作業機の油圧システム
今日
株式会社クボタ
モデル生成装置、推定装置、モデル生成方法および推定方法
7日前
個人
防犯砂利システム
1か月前
日本精機株式会社
表示システム
1か月前
大阪瓦斯株式会社
警報装置
8日前
個人
警報装置付きフェイスガード
1か月前
個人
音による速度計及びプログラム
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
1か月前
株式会社大林組
誘導装置
7日前
ホーチキ株式会社
通報システム
14日前
株式会社SUBARU
車載装置
8日前
株式会社小糸製作所
転倒検知装置
14日前
ニッタン株式会社
煙感知器
8日前
加藤電機株式会社
車両用警報装置
1か月前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
8日前
株式会社JVCケンウッド
警告装置
1か月前
株式会社ブリッツ
車両情報処理装置
10日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
8日前
株式会社大林組
監視システム
28日前
株式会社SUBARU
運転支援装置
7日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
8日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
8日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
8日前
株式会社日本製鋼所
センシング装置
15日前
能美防災株式会社
発信機
1か月前
綜合警備保障株式会社
警備システム
7日前
ニッタン株式会社
感知器ベース
1か月前
株式会社CCT
監視装置及び監視方法
3日前
ニッタン株式会社
火災感知端末
7日前
続きを見る