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公開番号2024093746
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210312
出願日2022-12-27
発明の名称脱臭装置
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類A61L 9/00 20060101AFI20240702BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】フィルタと光源の配置によっては、光源の光が外部に漏れやすかった。本発明は、光源の光が外部に漏れにくい脱臭装置を提供する。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明の脱臭装置は、取込口から取り込んだ気体を光触媒により脱臭して排出口から排出する脱臭装置であって、光触媒に対して光を照射する光源と、光源と排出口との間に設けられ、光触媒を担持した第一のフィルタ1aと、第一のフィルタ1aよりも排出口側に設けられた第二のフィルタ1bと、を備え、第一のフィルタ1aと第二のフィルタ1bには光を遮る遮蔽部4が設けられ、第二のフィルタ1bの遮蔽部4は、第一のフィルタ1aの遮蔽部4の間の孔と対応する位置に設けられたことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
取込口から取り込んだ気体を光触媒により脱臭して排出口から排出する脱臭装置であって、
前記光触媒に対して光を照射する光源と、
前記光源と前記排出口との間に設けられ、前記光触媒を担持した第一のフィルタと、
前記第一のフィルタよりも前記排出口側に設けられた第二のフィルタと、を備え、
前記第一のフィルタと第二のフィルタには光を遮る遮蔽部が設けられ、
前記第二のフィルタの遮蔽部は、前記第一のフィルタの遮蔽部の間の孔と対応する位置に設けられたことを特徴とする脱臭装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記光源から照射された光の光通過方向において、前記第一のフィルタの遮蔽部の間の孔と、前記第二のフィルタの遮蔽部とが重なる位置に設けられ、
前記第一のフィルタと、前記第二のフィルタとは、所定の間隔をおいて配置されたことを特徴とする請求項1に記載の脱臭装置。
【請求項3】
前記第一のフィルタと、前記第二のフィルタは、同一形状であり、異なる高さに取り付けられたことを特徴とする請求項2に記載の脱臭装置。
【請求項4】
前記第二のフィルタに光触媒を担持したことを特徴とする請求項1に記載の脱臭装置。
【請求項5】
前記光源は、紫外線光源であり、
前記第一のフィルタに紫外線応答型光触媒を担持し、
前記第二のフィルタの前記排出口側に、可視光線応答型の光触媒を担持したことを特徴とする請求項1に記載の脱臭装置。
【請求項6】
取込口から取り込んだ気体を光触媒により脱臭して排出口から排出する脱臭装置であって、
前記光触媒に対して光を照射する光源と、
前記光源と前記取込口との間に設けられ、前記光触媒を担持した第一のフィルタと、
前記第一のフィルタよりも前記取込口側に設けられた第二のフィルタと、を備え、
前記第一のフィルタと第二のフィルタには光を遮る遮蔽部が設けられ、
前記第二のフィルタの遮蔽部は、前記第一のフィルタの遮蔽部の間の孔と対応する位置に設けられたことを特徴とする脱臭装置。
【請求項7】
前記第二のフィルタよりも前記排出口側に、第三のフィルタと、を備え、
前記第三のフィルタの遮蔽部の間の孔の大きさは、前記第二のフィルタの遮蔽部の間の孔の大きさよりも小さいことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の脱臭装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光触媒を利用した光触媒フィルタを用いた脱臭装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、光触媒フィルタと光源を組み合わせた脱臭装置が実用化されている。
光触媒フィルタには、臭気成分を吸着する吸着剤に光触媒を練込みハニカム状に形成したものや、繊維に光触媒を担持したものなどが用いられている。
【0003】
光源には、紫外線ライト等が一般的に用いられ、紫外線を直視すると目に好ましくないため、外部に漏れないよう脱臭装置のハニカム構造体光触媒フィルタの通気孔に対し励起光源の光束が斜め方向から入射する様に励起光源を配置すること知られている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-167353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1について、フィルタと光源の配置によっては、光源の光が外部に漏れやすかった。本発明は、光源の光が外部に漏れにくい脱臭装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の脱臭装置は、取込口から取り込んだ気体を光触媒により脱臭して排出口から排出する脱臭装置であって、
前記光触媒に対して光を照射する光源と、
前記光源と前記排出口との間に設けられ、前記光触媒を担持した第一のフィルタと、
前記第一のフィルタよりも前記排出口側に設けられた第二のフィルタと、を備え、
前記第一のフィルタと第二のフィルタには光を遮る遮蔽部が設けられ、
前記第二のフィルタの遮蔽部は、前記第一のフィルタの遮蔽部の間の孔と対応する位置に設けられたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、第一のフィルタを貫通した光源の光が第二のフィルタの遮蔽部に遮られ外部に漏れにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1における光触媒フィルタの模式図
実施例1における光触媒フィルタの断面構造の模式図
実施例2における光触媒フィルタの模式図
実施例2における光触媒フィルタの断面構造の模式図
実施例3における光触媒フィルタの模式図
実施例3における光触媒フィルタの断面構造の模式図
実施例3における光触媒フィルタおよび脱臭装置の模式図
実施例4における光触媒フィルタの模式図
実施例4における光触媒フィルタの断面構造の模式図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する本発明の実施の形態は、本発明の上位概念、中位概念および下位概念など種々の概念を説明するための一例である。今回はガラス繊維クロスを一例として構成を例示して説明するが、光触媒の基材になるものであれば他にも応用でき、例えば、強化繊維、金属繊維、ガラス繊維、ロックウール、セラミックス、活性炭繊維、黒鉛化繊維、耐熱ガラス繊維、アルミナ繊維、ジルコニア繊維、SiC繊維、ハニカム構造を有したハニカム活性炭、アルミハニカム等などへの応用が可能である。したがって、本発明の技術的範囲は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
【0010】
<実施形態>
(光触媒フィルタおよび脱臭装置)
本発明の実施例に係る脱臭装置は、装置左側に気体を取り込む取込口が配置され右側に気体を脱臭して排出する排出口が設けられている。装置左側には、左側から右側に向かって紫外線を照射する紫外線応答光触媒に対して励起光源である紫外線ライトを有する。紫外線が照射される第一のフィルタは、複数の通気孔が設けられ、遮蔽部には光触媒が担持されている。光源は、第一のフィルタに担持された光触媒の励起光源となるのであれば、可視光など他の波長の光源を用いてもよい。紫外線ライトから照射された紫外線が第一の光触媒フィルタの通気孔を貫通した第二のフィルタの遮蔽部に照射されることによって、脱臭装置の外部に紫外線が漏れ出るのを低減している。
(【0011】以降は省略されています)

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