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公開番号2024093646
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210160
出願日2022-12-27
発明の名称記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20240702BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】高い位置決め精度を得ることが可能な技術を提供する。
【解決手段】記録ヘッドを支持し、記録ヘッドを、第1位置決め位置と、第2位置決め位置と、の間で移動させる支持移動部と、第1位置決め位置にある記録ヘッドに当接する第1ユニットと、第2位置決め位置にある記録ヘッドに当接する第2ユニットと、を備える記録装置において、記録ヘッドにおいて第1ユニットが当接する部分と、記録ヘッドにおいて第2ユニットが当接する部分と、が互いに異なる位置となることを特徴とする。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
記録ヘッドを支持し、前記記録ヘッドを、第1位置決め位置と、第2位置決め位置と、の間で移動させる支持移動部と、
前記第1位置決め位置にある前記記録ヘッドに当接する第1ユニットと、
前記第2位置決め位置にある前記記録ヘッドに当接する第2ユニットと、
を備え、
前記記録ヘッドにおいて前記第1ユニットが当接する部分と、前記記録ヘッドにおいて前記第2ユニットが当接する部分と、が互いに異なる位置となることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記第1ユニットは、前記第1位置決め位置にある前記記録ヘッドに対して当接する第1当接部を含み、
前記第2ユニットは、前記第2位置決め位置にある前記記録ヘッドに対して当接する第2当接部を含み、
前記第1当接部と前記第2当接部は、互いに形状が異なる、又は、前記記録ヘッドに対する相対位置が互いに異なることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
記録媒体を搬送方向に搬送する搬送ユニットを備え、
前記第1当接部と前記第2当接部は、それぞれ、
前記搬送方向と交差する記録媒体の幅方向における一方側において、前記記録ヘッドと当接する一方側当接部と、
前記幅方向における他方側において、前記記録ヘッドと当接する他方側当接部と、
前記他方側であって、前記他方側当接部が前記記録ヘッドと当接する位置とは前記搬送方向において異なる位置で前記記録ヘッドと当接する回り止め当接部と、
を含むことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記一方側当接部、前記他方側当接部、及び前記回り止め当接部は、それぞれ、前記幅方向に見た断面形状が凸円弧形状の当接面を有することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記第1ユニットにおける前記当接面の前記凸円弧形状の曲率半径と、前記第2ユニットにおける前記当接面の前記凸円弧形状の曲率半径と、が互いに異なることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記第1ユニットにおける前記当接面の前記凸円弧形状の曲率中心の、前記第1位置決め位置にある前記記録ヘッドとの相対位置と、前記第2ユニットにおける前記当接面の前記凸円弧形状の曲率中心の、前記第2位置決め位置にある前記記録ヘッドとの相対位置と、が互いに異なることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項7】
前記一方側当接部又は前記他方側当接部における前記当接面の前記凸円弧形状の曲率中心と、前記回り止め当接部における前記当接面の前記曲率中心と、の間の前記搬送方向における間隔に関して、前記第1ユニットにおける前記間隔と、前記第2ユニットにおける前記間隔と、が互いに異なることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項8】
前記一方側当接部、前記他方側当接部、及び前記回り止め当接部は、それぞれ、前記当接面が半球面状又は半円筒面状の面となる凸状部であることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項9】
前記記録ヘッドは、
前記一方側当接部が当接する一方側被当接部と、
前記他方側当接部が当接する他方側被当接部と、
前記回り止め当接部が当接する回り止め被当接部と、
を含み、
前記一方側被当接部は、円錐形状の凹部であり、
前記他方側被当接部は、前記幅方向に延びる溝部であり、
前記回り止め被当接部は、平面部であることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項10】
前記記録ヘッドは、
前記一方側当接部が当接する一方側被当接部と、
前記他方側当接部が当接する他方側被当接部と、
前記回り止め当接部が当接する回り止め被当接部と、
を含み、
前記一方側被当接部、前記他方側被当接部、及び前記回り止め被当接部は、それぞれ、前記幅方向に見た断面形状が凸円弧形状の当接面を有し、
前記第1当接部の前記一方側当接部は、円錐形状の凹部であり、
前記第2当接部の前記一方側当接部は、円錐形状の凹部であって、前記第1当接部の前記一方側当接部の前記凹部とは、円錐面の角度が異なる円錐形状の凹部であり、
前記第1当接部の前記他方側当接部は、前記幅方向に延びる溝部であり、
前記第2当接部の前記他方側当接部は、前記幅方向に延びる溝部であって、前記第1当接部の前記他方側当接部の前記溝部とは、溝側面の角度が異なる溝部であり、
前記第1当接部の前記回り止め被当接部は、平面部であり、
前記第2当接部の前記回り止め被当接部は、平面部であって、前記第1当接部の前記回り止め被当接部の前記平面部とは、面の角度が異なる平面部であることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材に記録用液体を吐出して記録する記録装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、記録紙や樹脂シート等の記録材にインク等の記録用液体の液滴を吐出して文字や画像などを記録する記録装置などが知られている。
【0003】
このような記録装置において、記録材に高品位な文字や画像を高精度に記録するためには、記録ヘッドを高精度に位置決めする必要がある。記録ヘッドを位置決めする場面としては、記録ヘッドが故障した際の交換作業や、ラインヘッド型記録装置における、記録位置への位置決めと、記録動作後の記録ヘッドのメンテナンス位置への位置決めの繰り返しといった動作がある。このような場合に、記録ヘッドの位置決めを容易に行えることが重要である。
【0004】
特許文献1には、記録ヘッド側の基準プレートに円錐形状の凹部、V字形状の溝部、平面部を設け、対向側には球体のガイド部材を設け、位置決め部材同士を付勢手段により付勢して互いに接線または当接点で当接させるという技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-031606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述したような位置決め動作は、装置の長期的な使用の中で繰り返し行われる動作である。そのため、位置決め動作が繰り返されることで記録ヘッドの位置決め部材が摩耗してしまうという課題がある。特に、記録動作における記録ヘッドの位置決めでは高精度な位置決めが求められるため、位置決め後に記録ヘッドが記録材に対して簡単に動いてしまわないように、位置決め部材に対して押し付け方向に強い圧がかけられていることが多い。位置決め動作時には、記録ヘッド側の位置決め部材と対向するユニット側の位置決め部材との衝突、その繰り返しによって、位置決め部材が少しずつ摩耗してしまう虞がある。
【0007】
本発明の目的は、高い位置決め精度を得ることが可能な技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の記録装置は、
記録ヘッドを支持し、前記記録ヘッドを、第1位置決め位置と、第2位置決め位置と、の間で移動させる支持移動部と、
前記第1位置決め位置にある前記記録ヘッドに当接する第1ユニットと、
前記第2位置決め位置にある前記記録ヘッドに当接する第2ユニットと、
を備え、
前記記録ヘッドにおいて前記第1ユニットが当接する部分と、前記記録ヘッドにおいて前記第2ユニットが当接する部分と、が互いに異なる位置となることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、高い位置決め精度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
記録装置の内部構成を示す概略図
記録部のシート搬送部筐体の斜視図
記録ヘッド昇降機構の斜視図
メンテナンス部の斜視図
記録ヘッドの位置決め動作例の説明図
記録ヘッドおよび対記録ヘッド位置決め部材の斜視図
記録ヘッドの構成を示す平面図
シート幅方向手前側の記録ヘッド位置決め形状同士の当接を示す図
シート幅方向奥側の記録ヘッド位置決め形状同士の当接を示す図
別の実施例であるアーチ状の搬送パスを持った記録部を示す図
位置決め形状が相対的に搬送方向にずれた状態からの当接を説明する図
位置決め構成のユニットごとの違いを示す図
記録ヘッドが位置決め部材に当接した状態を搬送方向から見た図
本発明の第2実施形態における球体とV字形状溝部および平面部による位置決め構成のユニットごとの違いを示す図
記録装置の制御構成図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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