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公開番号2024090403
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206292
出願日2022-12-23
発明の名称釣竿および釣糸ガイド
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類A01K 87/04 20060101AFI20240627BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】釣竿本体に対する釣糸ガイドの確実な固定を容易且つ安価に行うことができる釣竿を提供すること。
【解決手段】釣竿本体11にガイド取付部41が設けられ、このガイド取付部41に溝42が設けられる。溝42は、釣竿本体11の軸方向に延びる。溝42の底面45は、平面である。釣糸ガイド15は、取付脚25を備える。取付脚25は、矩形の板状に形成される。取付脚25の下面30は、平面である。この下面30は、前記底面45と面接触する。取付脚25の上面29は、湾曲面であり、釣竿本体11の径方向の外側に膨らむ。この上面29は、前記溝42から突出している。
【選択図】図5

特許請求の範囲【請求項1】
釣竿本体と、
前記釣竿本体に取り付けられる釣糸ガイドと、を備え、
前記釣竿本体の外周面は、前記釣糸ガイドが接する第1平面を有し、
前記釣糸ガイドは、前記第1平面と接する第2平面を有する、釣竿。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記釣糸ガイドは、前記釣竿本体に取り付けられる取付脚を有し、
前記第2平面は、前記取付脚に設けられる、請求項1に記載の釣竿。
【請求項3】
前記取付脚は、前記第2平面に対して前記釣竿本体の径方向の反対側に外面を有し、
前記外面は、前記径方向外側に向けて延びる凸形状を有する、請求項2に記載の釣竿。
【請求項4】
前記外面は湾曲面である、請求項3に記載の釣竿。
【請求項5】
前記外面は、前記釣竿本体の周方向に延びる第1溝を有する、請求項3または4に記載の釣竿。
【請求項6】
前記外周面は、前記釣竿本体の軸方向に延びる第2溝を有し、
前記第1平面は、前記第2溝に設けられる、請求項1から4のいずれか一項に記載の釣竿。
【請求項7】
前記釣竿本体の所定位置にガイド取付部が形成され、
前記第2溝は、前記ガイド取付部に設けられる、請求項6に記載の釣竿。
【請求項8】
前記ガイド取付部は、前記釣竿本体を構成する材料よりも弾性率が低い樹脂を含む、請求項7に記載の釣竿。
【請求項9】
前記第2溝は、
底面と、
前記底面と所定の接続角度で接続される側壁面と、を有する、請求項6に記載の釣竿。
【請求項10】
前記接続角度は、直角または鈍角である、請求項9に記載の釣竿。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、釣竿の構造に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
釣糸リールが装着される釣竿は、釣竿本体、釣糸リールを保持するリールシートおよび複数の釣糸ガイドを備える。各釣糸ガイドは、釣竿本体の竿軸方向に沿って所定の間隔で配置され、釣糸リールから繰り出された釣糸は、各釣糸ガイドに支持される。実釣において、釣糸ガイドは、キャスティング時に釣糸を滑らかに送り出すと共に、リーリング時に釣糸を確実に支持する必要があるため、釣竿本体に対して確実に固定されることが要請される(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に開示された釣竿では、釣糸ガイドは、板状の固定補助具を介して釣竿本体に固定される。この固定補助具に凹部が設けられており、この凹部に釣糸ガイドの脚が嵌め合わされる。この状態で、固定用糸が固定補助具および前記脚と共に釣竿本体に巻き付けられ、釣糸ガイドが釣竿本体の所定位置に固定される。この固定用糸を安定させ、前記脚の装着部分の表面を仕上げるため、樹脂がコーティングされる。
【0004】
このように、釣糸ガイドが前記固定補助具を介して釣竿本体に固定されるから、たとえば大型の魚がヒットした状態でのリーリングにおいて、前記脚に引張力のほか曲げモーメントが作用した場合であっても、釣糸ガイドが釣竿本体に対して変位(位置ずれ等)することが抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-132558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、前記固定用補助具を介して前記脚が釣竿本体に取り付けられるから、この釣竿本体、前記脚および固定用補助具に巻き付けられた固定用糸の外形は、大きく歪んだ円形となる。そのため、釣竿としての外観が損なわれるという問題がある。加えて、前記板状の固定用補助具が採用されることから、部品点数が増加し、釣竿の組み立てが煩雑となり、釣竿の製造コストが上昇するという問題もある。その一方で、前記固定補助具が省略され、前記脚が直接に釣竿本体に固定されれば、前記固定用糸の外形は円形に近づくから、前記問題は、そもそも発生しないかのように思われる。
【0007】
ところで、通常、釣竿の外径は、竿先に向けて徐々に細くなり、外形の曲率は一定ではない。したがって、釣糸ガイドの脚が直接に釣竿本体に取り付けられる場合に、前記脚が安定して釣竿本体に固定されるためには、前記脚の形状が前記釣竿本体の仕様、すなわち外形の曲率に合わせて個別に設計される必要がある。しかしながら、そのような対応は、釣糸ガイドの製造コストの面から妥当ではない。
【0008】
本発明はかかる背景のもとになされたものであって、その目的は、釣竿本体に対する釣糸ガイドの確実な固定を容易且つ安価に行うことができる釣竿を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1) 前記課題を解決するために、本件発明の第1側面の釣竿は、釣竿本体と、前記釣竿本体に取り付けられる釣糸ガイドと、を備える。前記釣竿本体の外周面は、前記釣糸ガイドが接する第1平面を有し、前記釣糸ガイドは、前記第1平面と接する第2平面を有する。
【0010】
この発明によれば、第2平面を備えた釣糸ガイドが第1平面を備えた釣竿本体に直接に取り付けられる。このとき、前記第1平面が前記第2平面と面接触することになるので、釣糸ガイドは安定して釣竿本体に固定される。しかも、釣糸ガイドが釣竿本体に固定されるために、たとえば固定用糸が前記釣糸ガイドに巻き付けられる場合、この固定用糸の外縁に生じる歪みが抑えられる。その結果、釣竿の外観が損なわれることがなく、しかも、従来に比べて部品点数が削減され、釣竿の製造コストが抑えられる。
(【0011】以降は省略されています)

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