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公開番号2024129607
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038928
出願日2023-03-13
発明の名称コンバイン
出願人三菱マヒンドラ農機株式会社
代理人個人,個人
主分類A01D 41/127 20060101AFI20240919BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】グレンタンクの内部に堆積した穀粒の量を検出可能なコンバインであって、グレンタンク内における穀粒の堆積量を検出する感圧センサの誤検出を防止するとともに、グレンタンクの内部の穀粒がその空間の上方を覆う天板部にまで達するような高さまで堆積したことも感圧センサによって検出することが可能なコンバインを提供することを課題とする。
【解決手段】脱穀部からグレンタンクに穀粒を搬送する穀粒搬送装置と、グレンタンク内の穀粒の堆積量が所定の量に達したことを検出する感圧センサとを備え、グレンタンク内への穀粒の投入部を該グレンタンクにおける天板部よりも下方の上部位置に配置し、天板部にはグレンタンク内のエアを上方に排気する排気孔を穿設し、天板部の下面側に感圧センサを設け、排気孔は平面視で投入部からの穀粒の投入範囲外に配置され、感圧センサは平面視で投入範囲内に配置される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
圃場の穀稈の刈取作業を行う前処理部と、
前記前処理部の後方に配置され且つ、該前処理部によって刈り取られた穀稈の脱穀処理を行う脱穀部と、
その内部の空間に穀粒を貯留するグレンタンクと、
前記脱穀部によって脱穀されて得られた穀粒を前記グレンタンクに搬送する穀粒搬送装置と、
前記グレンタンク内部に堆積した穀粒と接触することによって作動して前記グレンタンク内での穀粒の堆積量が所定の量に達したことを検出する一又は複数の感圧センサと、を備え、
前記グレンタンクは、その内部の空間の上方をカバーする天板部を有し、
前記穀粒搬送装置には、前記脱穀部から搬送してくる穀粒を前記グレンタンク内に投入する投入部を、前記天板部よりも下方で且つ前記グレンタンク内の上部に位置させて設け、
前記天板部には、前記グレンタンク内のエアを上方に排気する排気孔が穿設され、
前記天板部における前記グレンタンク内に臨む下面側には前記感圧センサが設置され、
前記排気孔は、平面視で前記投入部から前記グレンタンク内への穀粒の投入範囲外に配置され、
前記感圧センサは平面視で前記投入範囲内に配置された
コンバイン。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記排気孔の直下の空間における周囲の少なくとも一部をカバーするガード部を、前記天板部側から下方に突出させて設けた
請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
前記グレンタンク内部の穀粒をその外部に排出するオーガを備え、
前記天板部の上面側には、前記排気孔から上方に排気されたエアを、水平な方向に沿う一方向であるガイド方向に案内するガイドカバーが設けられ、
前記ガイドカバーにおける開口したエアの流動下流側の端部を、前記オーガ側に臨ませた
請求項2に記載のコンバイン。
【請求項4】
前記ガイドカバー内側には、上方に向かって、前記ガイド方向に傾斜して、前記排気孔から排気されるエアを前記開口側に案内する、案内面を形成した
請求項3に記載のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、グレンタンクの内部に堆積した穀粒の量を検出可能なコンバインに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
圃場の穀稈の刈取作業を行う前処理部と、前記前処理部の後方に配置され且つ、該前処理部によって刈り取られた穀稈の脱穀処理を行う脱穀部と、その内部の空間に穀粒を貯留するグレンタンクと、前記脱穀部によって脱穀されて得られた穀粒を前記グレンタンクに搬送する穀粒搬送装置と、前記グレンタンク内部に堆積した穀粒と接触することによって作動して前記グレンタンク内での穀粒堆積量が所定の量に達したことを検出する一又は複数の感圧センサと、を備え、前記穀粒搬送装置には、前記脱穀部から搬送してくる穀粒を前記グレンタンク内に投入する投入部を設け、前記グレンタンクには、その内部のエアを排気する排気孔が穿設された特許文献1に記載のコンバインが従来公知である。
【0003】
上記文献のコンバインによれば、前記排気孔から外部へのエアの排出によって、前記グレンタンク内の圧力の上昇が抑制され、圧力上昇に伴う感圧センサの誤検出を防ぐことができる一方で、排気孔がグレンタンクの側壁の上部に形成され、複数の感圧センサのなかで最も上側に位置する感圧センサが前記排気孔よりも低い位置に配置されているため、グレンタンクの内部の穀粒がその空間の上方を覆う天板部にまで達するような高さまで堆積したことを感圧センサによって検出することは困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-108720号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、グレンタンクの内部に堆積した穀粒の量を検出可能なコンバインであって、グレンタンク内における穀粒の堆積量を検出する感圧センサの誤検出を防止するとともに、グレンタンクの内部の穀粒がその空間の上方を覆う天板部にまで達するような高さまで堆積したことも感圧センサによって検出することが可能なコンバインを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1に、圃場の穀稈の刈取作業を行う前処理部と、前記前処理部の後方に配置され且つ、該前処理部によって刈り取られた穀稈の脱穀処理を行う脱穀部と、その内部の空間に穀粒を貯留するグレンタンクと、前記脱穀装置によって脱穀されて得られた穀粒を前記グレンタンクに搬送する穀粒搬送装置と、前記グレンタンク内部に堆積した穀粒と接触することによって作動して前記グレンタンク内での穀粒の堆積量が所定の量に達したことを検出する一又は複数の感圧センサと、を備え、前記グレンタンクは、その内部の空間の上方をカバーする天板部を有し、前記穀粒搬送装置には、前記脱穀部から搬送してくる穀粒を前記グレンタンク内に投入する投入部を、前記天板部よりも下方で且つ前記グレンタンク内の上部に位置させて設け、前記天板部には、前記グレンタンク内のエアを上方に排気する排気孔が穿設され、前記天板部における前記グレンタンク内に臨む下面側には前記感圧センサが設置され、前記排気孔は、平面視で前記投入部から前記グレンタンク内への穀粒の投入範囲外に配置され、前記感圧センサは平面視で前記投入範囲内に配置されるように構成されたことを特徴としている。
【0007】
第2に、前記排気孔の直下の空間における周囲の少なくとも一部をカバーするガード部を、前記天板部側から下方に突出させて設けたことを特徴としている。
【0008】
第3に、前記グレンタンク内部の穀粒をその外部に排出するオーガを備え、前記天板部の上面側には、前記排気孔から上方に排気されたエアを、水平な方向に沿う一方向であるガイド方向に案内するガイドカバーが設けられ、前記ガイドカバーにおける開口したエアの流動下流側の端部を、前記オーガ側に臨ませたことを特徴としている。
【0009】
第4に、前記ガイドカバー内側には、上方に向かって、前記ガイド方向に傾斜して、前記排気孔から排気されるエアを前記開口側に案内する、案内面を形成したことを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、グレンタンク内における穀粒の堆積量を検出する感圧センサの誤検出を防止するとともに、グレンタンクの内部の穀粒がその空間の上方を覆う天板にまで達するような高さまで堆積したことも感圧センサによって検出することが可能になる。
(【0011】以降は省略されています)

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