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公開番号
2024124919
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-13
出願番号
2023032903
出願日
2023-03-03
発明の名称
収穫機
出願人
日農機製工株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
A01D
25/04 20060101AFI20240906BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】夾雑物の搬送を抑制して作物の収穫効率を向上させる。
【解決手段】リング部60は、第1の方向に直交する水平な第2の方向に延在する第1回転軸40に接続されており、第1回転軸40の周方向に回転可能かつ夾雑物Bを上方から押圧可能である。搬送ローラ71は、第1の方向における第1回転軸40の後方側に配置され、第2の方向に延在する第2回転軸73を中心として第2回転軸73の周方向に回転することによって、掻き込み部50によって搬送された作物Aを第1の方向の後方に搬送する。第2の方向において、リング部60の両側に掘取刃21および掻き込み部50が配置されている。搬送ローラ71は、第2の方向において少なくともリング部60が位置する領域を包含する中央部74における外径が、第2の方向において中央部74の両外側に位置する両端部75,76における外径より小さい。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
水平な第1の方向に並んだ作物を収穫可能な収穫機であって、
前記第1の方向の前方への前記収穫機の移動に伴って前記作物を掘り取る掘取刃と、
前記掘取刃によって掘り取られた前記作物を掻き込んで前記第1の方向の後方に搬送する掻き込み部と、
前記第1の方向に直交する水平な第2の方向に延在する第1回転軸に接続されており、該第1回転軸の周方向に回転可能かつ夾雑物を上方から押圧可能なリング部と、
前記第1の方向における前記第1回転軸の後方側に配置され、前記第2の方向に延在する第2回転軸を中心として該第2回転軸の周方向に回転することによって、前記掻き込み部によって搬送された前記作物を前記第1の方向の後方に搬送する搬送ローラとを備え、
前記第2の方向において、前記リング部の両側に前記掘取刃および前記掻き込み部が配置されており、
前記搬送ローラは、前記第2の方向において少なくとも前記リング部が位置する領域を包含する中央部における外径が、前記第2の方向において前記中央部の両外側に位置する両端部における外径より小さい、収穫機。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記リング部は、前記第1回転軸の周方向に延在する周面を有し、
前記周面には、前記第2の方向に連続して延在する少なくとも1つの切欠き部が設けられている、請求項1に記載の収穫機。
【請求項3】
前記第2の方向において互いに間隔をあけて配置され、前記第1回転軸を中心として該第1回転軸の周方向に回転可能な、第1円盤部材および第2円盤部材を含む、円盤部材をさらに備え、
前記リング部は、前記第1円盤部材および前記第2円盤部材の各々に間隔をあけつつ前記第1円盤部材および前記第2円盤部材に挟まれて位置し、
前記掘取刃は、前記掘取刃によって掘り取られた前記作物が前記円盤部材に寄って沿うように設けられており、
前記掻き込み部は、前記掘取刃によって掘り取られて前記円盤部材に寄って沿うように位置している前記作物を掻き込んで前記第1の方向の後方に搬送し、
前記中央部は、前記第2の方向において前記第1円盤部材が位置する領域から前記第2円盤部材が位置する領域までの範囲に亘っている、請求項1または請求項2に記載の収穫機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、収穫機に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
2畦ビート収穫機の構成を開示した先行技術文献として、特開平11-225526号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載された2畦ビート収穫機は、掘取刃と、側方茎葉クリーナと、下部コンベアとを備える。掘取刃は、ビートを掘り取る。側方茎葉クリーナは、次に掘り取る2畦上に配置されている。下部コンベアは、掘り取られたビートを搬送する。側方茎葉クリーナは、中央ゴムビータと、左側ゴムビータと、右側ゴムビータとを含む。中央ゴムビータは、ビートを掘り取り中の右側の畦から右方1畦目に中心を合わせて設けられている。中央ゴムビータから畦間隔の約1/2を隔てて左側に左側ゴムビータが設けられ、右側に1畦を隔てて右側ゴムビータが設けられている。各ゴムビータを回転させて、ビートの頭部を露出させるように茎葉を移動させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-225526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された2畦ビート収穫機においては、作物を掘り取る際、作業速度が速い場合などにおいて側方茎葉クリーナによって夾雑物または土砂などが十分に除去されず、作物とともに畦間の夾雑物または土砂等を掘り取ってしまう場合がある。この場合、収穫機における作物の搬送経路上に夾雑物または土砂等が搬送されて詰まることによって、作物の収穫効率が低下する可能性がある。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、夾雑物の搬送を抑制して作物の収穫効率を向上させることができる、収穫機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に基づく収穫機は、水平な第1の方向に並んだ作物を収穫可能である。収穫機は、掘取刃と、掻き込み部と、リング部と、搬送ローラとを備える。掘取刃は、上記第1の方向の前方への収穫機の移動に伴って作物を掘り取る。掻き込み部は、掘取刃によって掘り取られた作物を掻き込んで上記第1の方向の後方に搬送する。リング部は、上記第1の方向に直交する水平な第2の方向に延在する第1回転軸に接続されており、第1回転軸の周方向に回転可能かつ夾雑物を上方から押圧可能である。搬送ローラは、上記第1の方向における第1回転軸の後方側に配置され、上記第2の方向に延在する第2回転軸を中心として第2回転軸の周方向に回転することによって、掻き込み部によって搬送された作物を上記第1の方向の後方に搬送する。上記第2の方向において、リング部の両側に掘取刃および掻き込み部が配置されている。搬送ローラは、上記第2の方向において少なくともリング部が位置する領域を包含する中央部における外径が、上記第2の方向において中央部の両外側に位置する両端部における外径より小さい。
【0007】
本発明の一形態におけるリング部は、第1回転軸の周方向に延在する周面を有する。周面には、上記第2の方向に連続して延在する少なくとも1つの切欠き部が設けられている。
【0008】
本発明の一形態における収穫機は、円盤部材をさらに備える。円盤部材は、上記第2の方向において互いに間隔をあけて配置され、第1回転軸を中心として第1回転軸の周方向に回転可能な、第1円盤部材および第2円盤部材を含む。リング部は、第1円盤部材および第2円盤部材の各々に間隔をあけつつ第1円盤部材および第2円盤部材に挟まれて位置している。掘取刃は、掘取刃によって掘り取られた作物が円盤部材に寄って沿うように設けられている。掻き込み部は、掘取刃によって掘り取られて円盤部材に寄って沿うように位置している作物を掻き込んで上記第1の方向の後方に搬送する。中央部は、上記第2の方向において第1円盤部材が位置する領域から第2円盤部材が位置する領域までの範囲に亘っている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、夾雑物の搬送を抑制して作物の収穫効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施の形態に係る収穫機の構成を示す側面図である。
本発明の一実施の形態に係る収穫機の構成を示す上面図である。
本発明の一実施の形態に係る収穫機が備える収穫口の構成を示す斜視図である。
本発明の一実施の形態に係る収穫機が備える掘取刃の形状を主に示す斜視図である。
本発明の一実施の形態に係る収穫口の構成を示す側面図である。
本発明の一実施の形態に係る収穫口の構成を示す上面図である。
本発明の一実施の形態に係る収穫機が備える搬送ローラ周辺の構成を示す斜視図である。
本発明の一実施の形態に係る搬送ローラの構成を示す斜視図である。
本発明の一実施の形態に係る収穫口において位置がずれた作物を収穫する状態を示す正面図である。
本発明の一実施の形態に係る収穫機が備えるリング部と夾雑物との位置関係を示す上面図である。
本発明の一実施の形態に係るリング部が夾雑物を押圧(鎮圧)する状態を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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