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公開番号2024129603
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038922
出願日2023-03-13
発明の名称連結具
出願人中央発条工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A01K 91/04 20060101AFI20240919BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】捻れを防止でき、耐久性が向上した連結具を提供する。
【解決手段】スイベル1は、本体部10と、第1の接続部20と、第2の接続部30と、平板部材40を備える。第1の接続部20は脚部領域23を有し、脚部領域23は、一対の金属線部材20Aが互いに略同じ方向へ延びた領域である。第1の接続部20は、本体部10の上部平面領域11に対して回転可能に配置されている。脚部領域23の一対の金属線部材20Aはそれぞれ、端部側に平坦部分20Bを有し、平板部材40に形成された一対の第2の貫通穴それぞれに挿通されており、平坦部分20Bは第2の貫通穴を通り抜けできない大きさを有する。平板部材40は、本体部10の内部であって、上部平面領域11と一対の金属線部材20Aそれぞれの平坦部分20Bとの間に配置されており、上部平面領域11に形成された第1の貫通穴を通り抜けできない大きさを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1の貫通穴が形成された平面領域を有し、内部に空間が形成された本体部と、
挿通部材を挿通可能な第1の挿通穴が形成された第1の接続部と、
前記本体部を挟んで前記第1の接続部とは反対側に配置されており、挿通部材を挿通可能な第2の挿通穴が形成された第2の接続部と、
前記本体部の前記平面領域に対して略平行に配置されており、一対の第2の貫通穴が形成された平板部材と、を備え、
前記第1の接続部または前記第2の接続部の少なくとも1つは、前記本体部の前記平面領域に対して回転可能に配置されており、
前記第1の接続部または前記第2の接続部の少なくとも1つは線状部材が環状に湾曲した環状領域を有し、同環状領域の同線状部材は前記第1の挿通穴または前記第2の挿通穴の少なくとも1つを形成し、
前記第1の接続部または前記第2の接続部の少なくとも1つは、前記環状領域から延びた一対の線状部材が互いに略同じ方向へ延びた脚部領域を有し、
前記脚部領域の一対の前記線状部材はそれぞれ、前記本体部の前記平面領域に形成された前記第1の貫通穴と、前記平板部材の一対の前記第2の貫通穴それぞれに挿通されており、
前記脚部領域の一対の前記線状部材それぞれが平坦部分を有し、前記平板部材が、前記本体部の内部であって前記平面領域と同平坦部分との間に配置されており、
前記環状領域及び前記平板部材は前記第1の貫通穴を通り抜けできない大きさを有し、前記線状部材の前記平坦部分は前記第2の貫通穴を通り抜けできない大きさを有する
連結具。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記本体部の前記平面領域に対して略平行に、かつ、同平面領域を挟んで前記平板部材とは反対側に配置されており、一対の第3の貫通穴が形成された補助平板部材をさらに備え、
前記第1の接続部の前記脚部領域の一対の前記線状部材はそれぞれ、一対の前記第3の貫通穴それぞれに挿通されており、一対の同線状部材の太さと同第3の貫通穴の大きさは略同じであり、
前記補助平板部材は、前記第1の貫通穴を通り抜けできない大きさを有する
請求項1に記載の連結具。
【請求項3】
前記第1の接続部が前記平面領域に対して回転可能に配置されており、
前記本体部と前記第2の接続部が一枚の板材で一体的に形成された
請求項1に記載の連結具。
【請求項4】
前記第2の接続部は、向かい合った一対の板材で構成されており、前記第2の挿通穴は、一対の同板材それぞれに形成された第1の挿通構成穴と第2の挿通構成穴とで構成されており、
前記第1の挿通構成穴は、前記第2の挿通構成穴が形成された前記板材へ向けて立ち上がった第1のバーリング壁を有し、
前記第2の挿通構成穴は、前記第1の挿通構成穴が形成された前記板材へ向けて立ち上がった第2のバーリング壁を有し、
前記第1のバーリング壁が前記第2のバーリング壁の内側に配置された
請求項3に記載の連結具。
【請求項5】
前記本体部に、前記空間と外部とを連通した第1の開口部と、該第1の開口部とは反対側に位置すると共に前記空間と外部とを連通した第2の開口部とが形成されており、同第1の開口部及び同第2の開口部がそれぞれ形成された領域は、同本体部の前記平面領域に対して略直交する領域である
請求項1に記載の連結具。
【請求項6】
前記第1の挿通穴または前記第2の挿通穴の少なくとも1つを形成する環状の前記線状部材及び同第1の挿通穴または同第2の挿通穴の少なくとも1つの中心の両方を通る方向と、前記脚部領域の一対の前記線状部材の両方を通る方向とが、互いに立体交差した
請求項1に記載の連結具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は連結具に関する。詳しくは、例えば線状物と線状物とを連結するための連結具に係るものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
釣り道具において、リールに巻き付けられた道糸と、フックを取付けられたハリスとを直接連結したり、ハリスとオモリとを直接連結したりすると、回転が発生して糸ヨレが発生する。
糸ヨレとは、リールに巻き付けられた道糸に巻きグセが付いてしまい、クルクルとパーマのようになった状態を意味する。糸ヨレが発生すると、仕掛けを投げる際に糸ヨレが抵抗となってしまうだけでなく、道糸が絡まってしまうという問題を引き起こす。
【0003】
そこで、スイベルまたはサルカンと呼ばれる連結具を介して、道糸とハリス、並びにハリスとオモリとを連結することが行われている。
【0004】
また、釣り道具以外でも例えば壁に取付けられたフックにチェーンを引掛ける場合、単に引掛けただけではチェーンが捻れてしまい、フックやチェーンに負担が掛かり、フックやチェーンの破損を引き起こしていた。
この場合にも、スイベルまたはサルカンを介してフックとチェーンを連結することが行われている。
【0005】
スイベルまたはサルカンは、互いに正反対の方向へ向いた2つの接続点を有し、この接続点が互いに自由に回転できるようになっており、糸ヨレを抑制するものである。
【0006】
そして従来、様々なスイベルまたはサルカンが提案されており、例えば特許文献1には、図6に示すような釣糸用のスイベルが記載されている。
【0007】
すなわち、特許文献1に記載のスイベル(撚り戻し)500は、一対の回転環506を備え、回転環506それぞれに所定の長さの取付軸507が設けられている。
また、取付軸507それぞれの先端に、球受座508が先端から離脱しないように取付けられている。
【0008】
また、転球509が、球受座508の回転環506側の面に配置されている。
また、連結筒511内に、取付軸507の先端側と、球受座508と、転球509とが配置されている。
また、連結筒511の両端は内側へ向けて絞り込まれて球受縁514が形成されており、連結筒511内に配置された、取付軸507の先端側と、球受座508と、転球509とが連結筒511内から外部へ抜け出ないようになっている。
【0009】
従って、回転環506は、取付軸507を軸に回転し、回転環506に取付けられた釣糸に加えられる撚りを戻して、釣糸のもつれや切断を防止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
実開昭59-154058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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