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公開番号2024089791
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205212
出願日2022-12-22
発明の名称シールドコネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/533 20060101AFI20240627BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ハウジングを冷却することが可能なシールドコネクタを提供する。
【解決手段】シールドコネクタ1は、車両の走行風の流路200に隣接する縁部を有する壁部であって、かつ走行風の上流側を向く第一壁面と、貫通孔と、を有する壁部に対して、貫通孔に嵌合するハウジング2と、ハウジングによって保持され、貫通孔に挿入される端子3と、走行風の上流側を向くフランジ部42を有し、壁部に対して走行風の上流側に固定され、ハウジングを覆うシェル4と、フランジ部と第一壁面との間にハウジングを囲む空間部9を形成する囲み部材6と、を備え、フランジ部には、外部の空気を空間部に取り入れる吸気口45aと、走行風によって生成される負圧により空間部の空気を外部に排出する排気口46aと、が設けられており、排気口は、縁部の側に向けて開口しており、吸気口から縁部までの距離は、排気口から縁部までの距離よりも長い。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
車両の走行風の流路に隣接する縁部を有する壁部であって、かつ前記走行風の上流側を向く第一壁面と、貫通孔と、を有する前記壁部に対して、前記貫通孔に嵌合するハウジングと、
前記ハウジングによって保持され、前記貫通孔に挿入される端子と、
前記走行風の上流側を向くフランジ部を有し、前記壁部に対して前記走行風の上流側に固定され、前記ハウジングを覆うシェルと、
前記フランジ部と前記第一壁面との間に前記ハウジングを囲む空間部を形成する囲み部材と、
を備え、
前記フランジ部には、外部の空気を前記空間部に取り入れる吸気口と、前記走行風によって生成される負圧により前記空間部の空気を外部に排出する排気口と、が設けられており、
前記排気口は、前記縁部の側に向けて開口しており、
前記吸気口から前記縁部までの距離は、前記排気口から前記縁部までの距離よりも長い
ことを特徴とするシールドコネクタ。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記シェルは、前記ハウジングが挿入される筒部を有し、
前記フランジ部は、前記筒部に対して前記ハウジングの幅方向の一方側に張り出した第一部分と、前記筒部に対して前記幅方向の他方側に張り出した第二部分と、を有し、
前記吸気口は、前記第一部分に配置され、
前記排気口は、前記第二部分に配置される
請求項1に記載のシールドコネクタ。
【請求項3】
前記シェルは、前記走行風の上流側に向けて隆起した第一フード部および第二フード部を有し、
前記吸気口は、前記第一フード部の下端に設けられた開口部であり、かつ車両上下方向の下側を向いており、
前記排気口は、前記第二フード部の下端に設けられた開口部であり、かつ前記車両上下方向の下側を向いている
請求項1または2に記載のシールドコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シールドコネクタに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シールドコネクタがある。特許文献1には、端子と、前記端子を内部に収容する合成樹脂製のハウジングと、前記ハウジングに設けられた固定部に固定され、前記端子に接触する伝熱体と、前記固定部との間に生じる空気層を無くすように前記固定部の外面に沿って配される金属製のシールドシェルとを備えるシールドコネクタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-072009号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シールドコネクタにおける温度上昇を抑制することについて、なお改良の余地がある。例えば、端子を保持するハウジングの周りに空気の流れを形成することができれば、冷却効果が期待できる。
【0005】
本発明の目的は、ハウジングを冷却することが可能なシールドコネクタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のシールドコネクタは、車両の走行風の流路に隣接する縁部を有する壁部であって、かつ前記走行風の上流側を向く第一壁面と、貫通孔と、を有する前記壁部に対して、前記貫通孔に嵌合するハウジングと、前記ハウジングによって保持され、前記貫通孔に挿入される端子と、前記走行風の上流側を向くフランジ部を有し、前記壁部に対して前記走行風の上流側に固定され、前記ハウジングを覆うシェルと、前記フランジ部と前記第一壁面との間に前記ハウジングを囲む空間部を形成する囲み部材と、を備え、前記フランジ部には、外部の空気を前記空間部に取り入れる吸気口と、前記走行風によって生成される負圧により前記空間部の空気を外部に排出する排気口と、が設けられており、前記排気口は、前記縁部の側に向けて開口しており、前記吸気口から前記縁部までの距離は、前記排気口から前記縁部までの距離よりも長いことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るシールドコネクタは、シェルのフランジ部と壁部の第一壁面との間にハウジングを囲む空間部を形成する囲み部材を備える。フランジ部には、外部の空気を空間部に取り入れる吸気口と、走行風によって生成される負圧により空間部の空気を外部に排出する排気口と、が設けられており、排気口は、縁部の側に向けて開口しており、吸気口から縁部までの距離は、排気口から縁部までの距離よりも長い。本発明に係るシールドコネクタによれば、ハウジングの周りに空気の流れを形成してハウジングを冷却できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るシールドコネクタの斜視図である。
図2は、実施形態に係るシールドコネクタの分解斜視図である。
図3は、実施形態に係る壁部の斜視図である。
図4は、実施形態に係る壁部の断面図である。
図5は、実施形態に係るシールドコネクタの分解斜視図である。
図6は、実施形態に係るシェルの斜視図である。
図7は、実施形態に係るシェルの斜視図である。
図8は、実施形態に係るシェルの斜視図である。
図9は、実施形態に係るシールドコネクタの背面図である。
図10は、実施形態に係るシールドコネクタの側面図である。
図11は、実施形態に係るシールドコネクタの断面図である。
図12は、実施形態に係るシールドコネクタの断面図である。
図13は、実施形態に係るシールドコネクタの断面図である。
図14は、実施形態に係るシールドコネクタの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係るシールドコネクタにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図14を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、シールドコネクタに関する。図1は、実施形態に係るシールドコネクタの斜視図、図2は、実施形態に係るシールドコネクタの分解斜視図、図3は、実施形態に係る壁部の斜視図、図4は、実施形態に係る壁部の断面図、図5は、実施形態に係るシールドコネクタの分解斜視図、図6から図8は、実施形態に係るシェルの斜視図、図9は、実施形態に係るシールドコネクタの背面図、図10は、実施形態に係るシールドコネクタの側面図、図11から図14は、実施形態に係るシールドコネクタの断面図である。図11には、図10のXI-XI断面が示されている。図12には、図11のXII-XII断面が示されている。図13には、図11のXIII-XIII断面が示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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