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公開番号2024123896
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031692
出願日2023-03-02
発明の名称ヒューズユニット
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01H 85/10 20060101AFI20240905BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】接続される電線の取り出し方向の自由度を高めることができ、かつ、バッテリポストへの負荷を軽減できるヒューズユニットを提供する。
【解決手段】ヒューズユニット1は、車載バッテリ2の上面2aから突出したバッテリポスト21にバッテリ接続端子3を介して接続されている。また、ヒューズユニット1には、2本の端子付き電線72が接続されている。ヒューズユニット1は、バスバー4と、バスバー4を保持した樹脂部5と、を備えている。バスバー4は、バッテリ接続端子3の上に重ねられてバッテリ接続端子3と共にボルト締め固定された第1接続部41と、電線72の端末に接続された端子70が重ねられて該端子70と共にボルト締め固定された第2接続部43と、第1接続部41と第2接続部43との間に介在した溶断部42と、を備えている。第2接続部43は、バッテリポスト21の上に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
金属板で構成されたバスバーと、該バスバーを保持した樹脂部と、を備え、
前記バスバーは、
バッテリポストに取り付けられたバッテリ接続端子の上に重ねられて該バッテリ接続端子と共にボルト締め固定される第1接続部と、
電線の端末に接続された端子が重ねられて該端子と共にボルト締め固定される第2接続部と、
前記第1接続部と前記第2接続部との間に介在した溶断部と、を備え、
前記第2接続部が前記バッテリポストの上に配置される
ことを特徴とするヒューズユニット。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記第2接続部が、前記第1接続部よりも高い位置に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のヒューズユニット。
【請求項3】
前記バスバーは、前記第2接続部を2つ備えており、これら2つの第2接続部が前記バッテリポストの上に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載のヒューズユニット。
【請求項4】
前記樹脂部における前記第1接続部と前記第2接続部との間の位置に、前記バッテリポストを視認可能にするための開口部が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のヒューズユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリポストに接続されるヒューズユニットに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
バッテリポストに接続されるヒューズユニットの一例として、図7に示すものがある(特許文献1を参照)。このヒューズユニット510は、車載バッテリ501の上面501aから突出したバッテリポスト502にバッテリ接続端子503を介して接続されている。ヒューズユニット510は、バスバー511と、ボルト513bと、これらを保持した樹脂部520と、を備えている。
【0003】
バスバー511は、給電用端子512と、通電用端子513と、給電用端子512と通電用端子513との間に介在した溶断部514と、を備えている。給電用端子512は、バッテリ接続端子503の上に重ねられ、ボルト503cとナット503dによってバッテリ接続端子503に固定されている。通電用端子513は、電線の端末に接続された端子が重ねられる部位であり、バッテリ501の側面501bよりも外方に張り出している。電線の端末に接続された端子は、ボルト513bと不図示のナットによって通電用端子513に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-222189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来のヒューズユニット510においては、通電用端子513がバッテリ501の側面501bから張り出しているがゆえに、通電用端子513に接続される電線の取り出し方向がバッテリ周囲の部品配置によって制限され、自由度が低いという問題があった。また、通電用端子513が側面501bから張り出していてヒューズユニット510の重心位置がバッテリポスト502から離れた位置となっているため、バッテリポスト502にかかる負荷が大きくなるという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、接続される電線の取り出し方向の自由度を高めることができ、かつ、バッテリポストへの負荷を軽減できるヒューズユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、金属板で構成されたバスバーと、該バスバーを保持した樹脂部と、を備え、前記バスバーは、バッテリポストに取り付けられたバッテリ接続端子の上に重ねられて該バッテリ接続端子と共にボルト締め固定される第1接続部と、電線の端末に接続された端子が重ねられて該端子と共にボルト締め固定される第2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部との間に介在した溶断部と、を備え、前記第2接続部が前記バッテリポストの上に配置されることを特徴とするヒューズユニットである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、接続される電線の取り出し方向の自由度を高めることができ、かつ、バッテリポストへの負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態にかかるヒューズユニットとバッテリポストとの接続構造を示す斜視図である。
図1の電線とヒューズユニットとバッテリ接続端子を分離させた状態を示す図である。
図1のヒューズユニットの電線接続前の状態を示す図である。
図3のヒューズユニットの平面図である。
図2のヒューズユニットのみを示す斜視図である。
図5のヒューズユニットに備わったバスバーのみを示す斜視図である。
従来のヒューズユニットとバッテリポストとの接続構造を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施形態にかかる「ヒューズユニット」について、図1~6を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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