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公開番号
2024172658
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090514
出願日
2023-05-31
発明の名称
電線保護部材及びワイヤハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20241205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】改良された電線保護部材及びワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】電線保護部材(1)は、粘着剤層(10)と、基材層(20)と、を備え、電線(W)の周囲に粘着剤層(10)を内側にして巻き付けられる。基材層(20)は、基部(21)と、基部(21)から厚さ方向に突出する複数の凸部(22)と、を有し、複数の凸部(22)は、電線(W)に巻き付けた際に、電線(W)における外周面の一部において、電線(W)の軸方向に沿って連続して配置されるように、基部(21)に、前後方向に沿って間隔をあけて配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
粘着剤層と、第1方向に延びる基材層と、を備え、電線の周囲に前記粘着剤層を内側にして巻き付けられる電線保護部材であって、
前記基材層は、
基部と、
前記基部から厚さ方向に突出する複数の凸部と、
を有し、
前記複数の凸部は、前記電線保護部材を前記電線に巻き付けた際に、前記電線における外周面の一部において、前記電線の軸方向に沿って連続して配置されるように、前記基部に、前記第1方向に沿って間隔をあけて配置されている、
電線保護部材。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記凸部は、上面が平面とされている、
請求項1に記載の電線保護部材。
【請求項3】
前記基材層の前記第1方向において、前記凸部の長さは、隣接する前記凸部の間の前記基部の長さと同一寸法である、
請求項1に記載の電線保護部材。
【請求項4】
前記基材層は、
前記基材層の前記第1方向に交わる第2方向の一側において前記基部と前記複数の凸部とが配置される第1領域と、
前記第2方向の他側において前記基部のみからなる第2領域と、
を備え、
前記電線に巻き付けた際に、前記第1領域を前記第2領域上に重ねて巻き付け可能である、
請求項1に記載の電線保護部材。
【請求項5】
前記凸部は、中実である、
請求項1に記載の電線保護部材。
【請求項6】
前記凸部は、直方体状を有し、
前記基材層の前記第1方向における前記凸部の長さは、前記電線の円周の1/2未満である、
請求項1に記載の電線保護部材。
【請求項7】
前記基材層の前記第1方向に交わる第2方向における前記凸部の長さは、前記基材層の前記第2方向における長さの1/2である、
請求項1に記載の電線保護部材。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一項に記載の電線保護部材と、
前記電線保護部材が周囲に巻き付けられた電線と、
を備えた、
ワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電線保護部材及びワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ワイヤハーネスは、複数本の電線にテープを巻きつけることにより、電線が結束される。また、電線に巻きつけられて、電線を保護するテープがある(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
特許文献1は、導線群と、導線群を被覆する結束用テープ製保護部とを備えたワイヤハーネスを開示している。この結束用テープ製保護部は、三角波形状に成形された合成樹脂製のテープ材本体と、テープ在本体の片面に形成された粘着剤層とを有してなる結束用テープ材により、導線群をオーバーラップ巻きにして形成される。このワイヤハーネスによれば、結束用テープ製保護部が厚みを有しクッション性を有するので、導線群を保護できる。
【0004】
特許文献2は、エンボス加工により凹凸部を形成し、凸部の面積を凹部の面積よりも大とした樹脂製のテープ本体と、テープ本体の凹部の底面外面に粘着固定してテープ本体と層状に一体化した両面粘着テープからなるワイヤハーネス結束用テープ材を開示している。この結束用テープ材では、凸部の突出側を外面側とし、粘着面を内面側にして、平坦部を重ね代として螺旋状に電線群の束の外周に巻きつけ、ハーフラップ巻きして結束する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-152651号公報
特開2008-120415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の結束用テープ製保護部は、三角波形状の重なり部によってワイヤハーネスの径が肥大化する。また、特許文献2に記載の結束用テープ材は、電線束に平坦部を重ね代としてハーフラップ巻きすることにより、電線束の全周が凸部によって覆われて肥大化する。
【0007】
このように、特許文献1に記載の結束用テープ製保護部及び特許文献2に記載の結束用テープ材では、いずれもワイヤハーネスの肥大化を招き、ワイヤハーネスを車両に組付けた際に周辺部材に干渉したり、配索可能なスペースが制限されたりする可能性がある。
【0008】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、改良された電線保護部材及びワイヤハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述した目的を達成するために、本発明に係る電線保護部材は、下記を特徴としている。
粘着剤層と、第1方向に延びる基材層と、を備え、電線の周囲に前記粘着剤層を内側にして巻き付けられる電線保護部材であって、
前記基材層は、
基部と、
前記基部から厚さ方向に突出する複数の凸部と、
を有し、
前記複数の凸部は、前記電線保護部材を前記電線に巻き付けた際に、前記電線における外周面の一部において、前記電線の軸方向に沿って連続して配置されるように、前記基部に、前記第1方向に沿って間隔をあけて配置されている、
電線保護部材。
【0010】
また、前述した目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、下記を特徴としている。
上記電線保護部材と、
前記電線保護部材が周囲に巻き付けられた電線と、
を備えた、
ワイヤハーネス。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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