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公開番号
2024171717
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023088875
出願日
2023-05-30
発明の名称
コネクタカバー
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20241205BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ダミーカバーとハウジングとの間の止水性を容易に確保することができるコネクタカバーを提供する。
【解決手段】コネクタカバー1は、ショート端子4と、ショート端子4を保持する筒状のハウジング2と、ハウジング2に対して抜去方向X2側から嵌合して開口端部10bを覆うダミーカバー6とを備える。ハウジング2は、嵌合状態でハウジング本体部10の開口端面10cから突出する円環状のリブ11を有する。ダミーカバー6は、外周壁21と内周壁22の径方向の間に形成され、嵌合状態でリブ11が挿入される隙間23と、当該隙間23に充填されたシール材24とを有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
相手側コネクタに収容された相手側端子に接続されるショート端子と、
絶縁性を有し、前記ショート端子を保持すると共に、前記相手側コネクタに対して抜去方向側から嵌合可能に形成される筒状のハウジングと、
絶縁性を有し、前記ハウジングに対して前記抜去方向側から嵌合して当該ハウジングの前記抜去方向側の開口端部を覆うダミーカバーと、を備え、
前記ハウジングは、
前記ショート端子を内部の端子収容空間に保持し、かつ前記ダミーカバーが前記ハウジングに嵌合された嵌合状態において、前記ダミーカバーを係止する円筒状のハウジング本体部と、
前記嵌合状態で前記ハウジング本体部の前記抜去方向側の開口端面から前記ダミーカバー側に突出し、前記開口端面の外周に沿って全周に設けられる円環状のリブと、を有し、
前記ダミーカバーは、
前記嵌合状態で前記ハウジング本体部に前記抜去方向と反対側の挿入方向に対向して前記開口端面の開口を閉塞するカバー本体部と、
前記嵌合状態で前記カバー本体部の外周端から前記ハウジング側に突出し前記ハウジング本体部の外周面と径方向に対向する外周壁と、
前記外周壁の内側に位置し、前記外周壁に対して径方向に対向する内周壁と、
前記外周壁と前記内周壁の前記径方向の間に形成され、前記嵌合状態で前記リブが挿入される隙間と、
当該隙間に充填されたシール材と、を有する
ことを特徴とするコネクタカバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタカバーに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のコネクタに関する止水技術として、例えば、シールド電線の内部被覆とハウジングとの間をシールするハウジングシール部を有し、ハウジングシール部が、ハウジングの凸部とアッパーシェルとの間に挟まれているものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-018979号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、コネクタカバーに関する止水技術に関して、例えば、ハウジングに設けられた円環状のシール用溝にシールパッキンを組み付ける際に、当該シールパッキンが当該シール用溝から脱落したり、ダミーカバー組付け後のシールパッキンがシール面に噛み込んだりすることでコネクタカバー全体の止水性が低下するおそれがあることから、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、ダミーカバーとハウジングとの間の止水性を容易に確保することができるコネクタカバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るコネクタカバーは、相手側コネクタに収容された相手側端子に接続されるショート端子と、絶縁性を有し、前記ショート端子を保持すると共に、前記相手側コネクタに対して抜去方向側から嵌合可能に形成される筒状のハウジングと、絶縁性を有し、前記ハウジングに対して前記抜去方向側から嵌合して当該ハウジングの前記抜去方向側の開口端部を覆うダミーカバーと、を備え、前記ハウジングは、前記ショート端子を内部の端子収容空間に保持し、かつ前記ダミーカバーが前記ハウジングに嵌合された嵌合状態において、前記ダミーカバーを係止する円筒状のハウジング本体部と、前記嵌合状態で前記ハウジング本体部の前記抜去方向側の開口端面から前記ダミーカバー側に突出し、前記開口端面の外周に沿って全周に設けられる円環状のリブと、を有し、前記ダミーカバーは、前記嵌合状態で前記ハウジング本体部に前記抜去方向と反対側の挿入方向に対向して前記開口端面の開口を閉塞するカバー本体部と、前記嵌合状態で前記カバー本体部の外周端から前記ハウジング側に突出し前記ハウジング本体部の外周面と径方向に対向する外周壁と、前記外周壁の内側に位置し、前記外周壁に対して径方向に対向する内周壁と、前記外周壁と前記内周壁の前記径方向の間に形成され、前記嵌合状態で前記リブが挿入される隙間と、当該隙間に充填されたシール材と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタカバーによれば、ダミーカバーとハウジングとの間の止水性を容易に確保することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタカバーの概略構成を示す斜視図である。
図2は、実施形態に係るコネクタカバーの分解斜視図である。
図3は、コネクタカバーを構成するハウジングの平面図である。
図4は、コネクタカバーを構成するダミーカバーの平面図である。
図5は、コネクタカバーの断面図である。
図6は、嵌合状態にあるハウジングとダミーカバーの止水部を示す部分拡大断面図である。
図7は、嵌合前状態にあるハウジングとダミーカバーの止水部を示す部分拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係るコネクタカバーについて図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記実施形態により本発明が限定されるものではない。すなわち、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれ、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
【0010】
[実施形態]
図1~図7に示すコネクタカバー1は、ショート端子4を有し、筐体100に設けられた相手側コネクタ110に嵌合することで、当該相手側コネクタ101に収容された相手側端子111と電気的に接続される。コネクタカバー1は、ショート端子4が相手側端子111と電気的に接続することで、当該ショート端子4と当該相手側端子111がインターロック回路の一部を構成する。
(【0011】以降は省略されています)
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