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公開番号2024087819
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022199103
出願日2022-12-14
発明の名称ヘルメット用シールド、ヘルメット、ヘッドアップディスプレイ装置及びヘッドアップディスプレイシステム
出願人怡利電子工業股ふん有限公司
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A42B 3/18 20060101AFI20240625BHJP(頭部に着用するもの)
要約【課題】移動車両上のヘッドアップディスプレイ装置のための投影画面として機能するヘルメット用シールドを提供する。
【解決手段】ヘルメット用シールドは、ヘッドアップディスプレイ装置3のための投影画面として機能するように対物レンズ21、及び接眼レンズ22を含み、接眼レンズは、対物レンズの上方に配設され、対物レンズは、ヘッドアップディスプレイ装置上に表示される画像を、ヘルメットの前底部で反射し、画像は、対物レンズによって反射され、次に接眼レンズに投影され、その後、画像は、接眼レンズによって、接眼レンズの後方に反射される。ヘルメットに取着される電子部品を減少でき、ヘルメットのためのヘッドアップディスプレイ装置及びヘッドアップディスプレイシステムに関する実施形態を更に提供する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ヘルメット用シールドであって、該シールドは、
対物レンズ、接眼レンズ、及び両側部を含み、
前記対物レンズ及び前記接眼レンズは、前記シールドの前記両側部から前記シールドの中央まで延在するシールド体であり、
前記接眼レンズは、前記対物レンズの上方に配設され、
前記対物レンズは、移動車両のヘッドアップディスプレイ装置に表示された画像を反射するように構成され、
前記画像は、前記対物レンズによって反射され、次に、前記接眼レンズに投影され、その後、前記画像は、前記接眼レンズによって前記接眼レンズの後方に反射されることを特徴とする、シールド。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記画像は、前記対物レンズの表面によって反射され、次に前記接眼レンズの裏面に投影されることを特徴とする、請求項1に記載のシールド。
【請求項3】
前記対物レンズは、凸状球面又は双曲球面であることを特徴とする、請求項1に記載のシールド。
【請求項4】
前記対物レンズは、反射フィルムを備え、前記反射フィルムの反射率は、50%~80%の範囲であることを特徴とする、請求項1に記載のシールド。
【請求項5】
前記接眼レンズは、凹状球面又は透明な双曲球面であり、前記接眼レンズと垂線間の角度は、前記対物レンズと垂線間の角度より大きいことを特徴とする、請求項1に記載のシールド。
【請求項6】
前記対物レンズと前記接眼レンズは、2つの別個のシールド体であることを特徴とする、請求項1に記載のシールド。
【請求項7】
前記シールドは、前記対物レンズと前記接眼レンズ間に配設される開口部を有することを特徴とする、請求項1に記載のシールド。
【請求項8】
前記シールドは、前記対物レンズと前記接眼レンズ間に配設される連結シールド体を有することを特徴とする、請求項1に記載のシールド。
【請求項9】
前記シールドは、前記対物レンズの位置を調整するための第1軸支部を更に含むことを特徴とする、請求項1に記載のシールド。
【請求項10】
前記シールドは、前記接眼レンズの位置を調整するための第2軸支部を更に含むことを特徴とする、請求項1に記載のシールド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転者のためのヘッドアップディスプレイ装置に関し、特に本ヘッドアップディスプレイ装置により、ヘルメットに取着される電子部品を減少する、ヘルメット用シールド、ヘルメット、及びヘッドアップディスプレイ装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
台湾実用新案第563171号(特許文献1)では、ヘルメット、光学エンジンモジュール、及び反射鏡を含むヘッドアップディスプレイ付きヘルメットを開示している。
ヘルメットは本体及びレンズを含み、レンズは締結部品によって本体と係合される。
光学エンジンモジュールは、本体のキャップ上に、締結部品に隣接して構成され、画像を投影する。
反射鏡は、光学エンジンモジュールの下に構成され、光学エンジンモジュールが画像を投影する光路上に配設され、反射鏡が画像を受信し、次に画像を運転者の目に反射可能である。
画像は、運転者前方の交通状態に関するもので、運転者がリアルタイムの交通状態を観察するのに便利である。
【0003】
また、多くの参考文献が、自動二輪車用ヘルメットにおいて、運転者が観察するためにヘルメットのシールド上に画像を表示するように構成されるヘッドアップディスプレイのディスプレイモジュールを開示している。
しかしながら、ヘルメット内部に折畳み可能な光路を配置するために、例えば、光学モジュール(例えば、ディスプレイモジュール)を設置すること、又は数個のカメラモジュールを設置することで、ヘルメット自体が重くなり、それが原因で重心が移動し、ヘルメットの保護効果に悪影響を及ぼしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
台湾実用新案第563171号
【発明の概要】
【0005】
本発明は、移動車両上のヘッドアップディスプレイ装置のための投影画面として機能するヘルメット用シールドを対象とする。
【0006】
シールドは、対物レンズ及び接眼レンズを含む。接眼レンズは、対物レンズの上方に配設される。対物レンズは、移動車両のヘッドアップディスプレイ装置に表示された画像を反射する。画像は、対物レンズによって反射され、次に、接眼レンズに投影され、その後、画像は、接眼レンズによって、接眼レンズの後方に反射される。前述した構成により、ヘルメットに取着される電子部品を減少する。
【0007】
他の実施形態では、画像は、対物レンズの表面によって反射され、次に、接眼レンズの裏面に投影される。
【0008】
他の実施形態では、対物レンズは、凸状球面又は双曲球面(hyperbolic spherical surface)である。
【0009】
他の実施形態では、対物レンズは、反射フィルムを備える。反射フィルムの反射率は、50%~80%の範囲である。
【0010】
他の実施形態では、接眼レンズは、凹状球面又は透明な双曲球面である。接眼レンズと垂線間の角度は、対物レンズと垂線間の角度より大きい。
(【0011】以降は省略されています)

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