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公開番号2024087577
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202472
出願日2022-12-19
発明の名称車両用バッテリケース
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人R&C
主分類H01M 50/271 20210101AFI20240624BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】蓋部が開くのを防止する構成を備えた車両用バッテリケースを提供する。
【解決手段】バッテリカートリッジBを収容する車両用バッテリケース1は、車両に搭載され、バッテリカートリッジBを着脱自在に収容する収容室と、着脱の際にバッテリカートリッジBが通過する開口部と、を有するハウジング21とを備えている。該車両用バッテリケース1において、ハウジング21は、側面に、ハウジング21に回動自在に固定され、開口部を開状態及び閉状態にする蓋部3を含んでおり、ハウジング21は、蓋部3が閉状態において蓋部3が開くことを許容する第1姿勢と蓋部3が開くことを防止する第2姿勢と、に回動操作により切替え可能な保持部22を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリカートリッジを収容する車両用バッテリケースであって、
車両に搭載され、前記バッテリカートリッジを着脱自在に収容する収容室と、前記着脱の際に前記バッテリカートリッジが通過する開口部と、を有するハウジングとを備え、
前記ハウジングは、側面に、前記ハウジングに回動自在に固定され、前記開口部を開状態及び閉状態にする蓋部を含んでおり、
前記ハウジングは、前記蓋部が前記閉状態において前記蓋部が開くことを許容する第1姿勢と前記蓋部が開くことを防止する第2姿勢と、に回動操作により切替え可能な保持部を有する車両用バッテリケース。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記保持部は、前記ハウジングの上壁に固定されるように構成され、
前記保持部は、前記第1姿勢の場合に前記ハウジングの前記上壁に配置されると共に、前記第2姿勢の場合に前記蓋部と対向する位置に配置される把持部を有する請求項1に記載の車両用バッテリケース。
【請求項3】
前記保持部は前記蓋部に配置されており、
前記保持部は把持部を有しており、
前記保持部が前記第2姿勢にあるとき、前記把持部は前記ハウジングの下壁近傍で前記着脱方向に沿って前記蓋部から外方に突出しており、
前記第2姿勢において前記蓋部が前記開状態に向かって回動したときに、前記把持部が前記車両のフロア面に当接することにより、前記蓋部の回動が規制される請求項1に記載の車両用バッテリケース。
【請求項4】
前記車両は電動車であり、
前記バッテリカートリッジは、前記車両の走行駆動源に用いられる請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用バッテリケース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用バッテリケースに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、走行駆動源としてモータを備えた自動車(ハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、バッテリ車(BEV:Battery Electric Vehicle)、燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)等)が普及している。これらの自動車(以下、「電動車」と総称する)は、モータを駆動させるためのバッテリを備えている。電動車のバッテリの中には、着脱自在のバッテリカートリッジを有し、放電された使用済みバッテリカートリッジを充電済みのバッテリカートリッジと交換することができるものもある。これにより、充電済みのバッテリカートリッジと交換すれば、電気自動車をすぐに使用することができる。
【0003】
特許文献1には、電動車の車体に対して着脱自在なバッテリカートリッジ(特許文献1ではバッテリーパック)に関する技術が開示されている。特許文献1に記載のバッテリカートリッジは、バッテリーパック入出口を通して着脱される。バッテリカートリッジの装着時には、バッテリカートリッジに設けられた凸型電極が、車体側に設けられた凹型電極接合部に電気的に接続される。また、バッテリーパック入出口には、バッテリカートリッジを保護する蓋部(特許文献1では扉)が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-016706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
凸型電極と凹型電極接合部とが安定して電気的に接続されるためには、車体からバッテリカートリッジが脱落するのを防止する必要がある。そのために蓋部を配置しているが、意図せず蓋部が開いてしまうと車体からバッテリカートリッジが脱落してしまうので、蓋部が開くのを防止する必要がある。しかし、特許文献1に開示されたバッテリカートリッジについては、この点について何ら開示されておらず、更なる改良の余地がある。
【0006】
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、蓋部が開くのを防止する構成を備えた車両用バッテリケースを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る車両用バッテリケースの一つの実施形態は、バッテリカートリッジを収容する車両用バッテリケースであって、車両に搭載され、前記バッテリカートリッジを着脱自在に収容する収容室と、前記着脱の際に前記バッテリカートリッジが通過する開口部と、を有するハウジングとを備え、前記ハウジングは、側面に、前記ハウジングに回動自在に固定され、前記開口部を開状態及び閉状態にする蓋部を含んでおり、前記ハウジングは、前記蓋部が前記閉状態において前記蓋部が開くことを許容する第1姿勢と前記蓋部が開くことを防止する第2姿勢と、に回動操作により切替え可能な保持部を有する。
【0008】
本実施形態によると、ハウジングは、蓋部が閉状態において蓋部が開くことを許容する第1姿勢と蓋部が開くことを防止する第2姿勢と、に回動操作により切替え操作可能な保持部を有しているので、保持部を第2姿勢にしたときに、意図せず蓋部が開いてバッテリカートリッジが車両用バッテリケースの外部に脱落する不具合を防止することができる。また、保持部を回動させて第1姿勢と第2姿勢とを切替えるので、保持部が第1姿勢にあるときと第2姿勢にあるときとでは、保持部の位置が異なる。このため、使用者が一見して保持部が第1姿勢であるか第2姿勢であるか見分けることができる。
【0009】
本発明に係る車両用バッテリケースの他の一つの実施形態において、前記保持部は、前記ハウジングの上壁に固定されるように構成され、前記保持部は、前記第1姿勢の場合に前記ハウジングの前記上壁に配置されると共に、前記第2姿勢の場合に前記蓋部と対向する位置に配置される把持部を有する。
【0010】
本実施形態によると、保持部が上壁に固定されており、第1姿勢の場合にハウジングの上壁に配置されると共に、第2姿勢の場合に蓋部と対向する位置に配置される把持部を有する。このため、保持部が第1姿勢になる場合では、蓋部の開閉が保持部に妨げられることがない。また、保持部が第2姿勢になる場合では、把持部が蓋部と対向する位置に配置されるので、確実に蓋部が開くのを防止することができる。また、保持部が把持部を有するので、保持部の回動操作が容易になる。
(【0011】以降は省略されています)

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