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公開番号2024085731
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200418
出願日2022-12-15
発明の名称半導体装置
出願人ローム株式会社
代理人個人
主分類H01L 21/60 20060101AFI20240620BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 フリップチップ実装の不具合をより適切に検出することが可能な半導体装置を提供すること。
【解決手段】 半導体装置A1は、複数の電極4を有する半導体素子1と、複数の電極4が複数の導電接合材91によって接合された支持体2と、を備え、支持体2は、第1導電部71および第2導電部72を有し、複数の電極4は、第1電極41~第4電極44と、第1検出電極4aおよび第2検出電極4bと、を含み、半導体素子1は、第1配線部51、第2配線部52および第3配線部53をさらに有し、第1検出電極4aと第2検出電極4bとの間に、第1配線部51、第1電極41、第1導電部71、第2電極42、第2配線部52、第3電極43、第2導電部72、第4電極44および第3配線部53の順に含まれた導通経路が構成されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の電極を有する半導体素子と、
前記複数の電極が複数の導電接合材によって接合された支持体と、を備え、
前記支持体は、第1導電部および第2導電部を有し、
前記複数の電極は、前記第1導電部に導通接合された第1電極および第2電極と、前記第2導電部に導通接合された第3電極および第4電極と、第1検出電極および第2検出電極と、を含み、
前記半導体素子は、第1配線部、第2配線部および第3配線部をさらに有し、
前記第1配線部は、前記第1電極と前記第1検出電極との間に電気的に介在しており、
前記第2配線部は、前記第2電極と前記第3電極との間に電気的に介在しており、
前記第3配線部は、前記第4電極と前記第2検出電極との間に電気的に介在しており、
前記第1検出電極と前記第2検出電極との間に、前記第1配線部、前記第1電極、前記第1導電部、前記第2電極、前記第2配線部、前記第3電極、前記第2導電部、前記第4電極および前記第3配線部の順に含まれた導通経路が構成されている、半導体装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記半導体素子は、前記導通経路の導通を開閉するスイッチ部をさらに備える、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記半導体素子は、互いに平行な第1辺および第2辺と、互いに平行な第3辺および第4辺と、を有する矩形状である、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1導電部と前記第2導電部とは、前記半導体素子の中心を通り且つ第1方向に延びる第1中心線を挟んで互いに反対側に配置されている、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1電極および前記第2電極は、前記第1辺に沿って配置されており、
前記第3電極および前記第4電極は、前記第2辺に沿って配置されている、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1配線部および前記第2配線部は、前記第1導電部および前記第2導電部よりも長い、請求項4または5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記支持体は、第3導電部および第4導電部をさらに有し、
前記半導体素子は、第4配線部および第5配線部をさらに有し、
前記複数の電極は、前記第3導電部に導通接合された第5電極および第6電極と、前記第4導電部に導通接合された第7電極および第8電極と、をさらに含み、
前記第2配線部は、前記第1電極と前記第5電極との間に電気的に介在しており、
前記第3配線部は、前記第8電極と前記第2検出電極との間に電気的に介在しており、
前記第4配線部は、前記第3電極と前記第6電極との間に電気的に介在しており、
前記第5配線部は、前記第4電極と前記第7電極との間に電気的に介在しており、
前記導通経路は、前記第3導電部および前記第4導電部と、前記第5電極ないし前記第8電極と、前記第4配線部および前記第5配線部と、をさらに含む、請求項4ないし6のいずれかに記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第3導電部と前記第4導電部とは、前記半導体素子の中心を通り且つ前記第1方向と直交する第2方向に延びる第2中心線を挟んで互いに反対側に配置されている、請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第5電極および前記第6電極は、前記第3辺に沿って配置されており、
前記第7電極および前記第8電極は、前記第2辺に沿って配置されている、請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第4配線部および前記第5配線部は、前記第3導電部および前記第4導電部よりも長い、請求項8または9に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
支持体にフリップチップ実装された半導体素子を備える半導体装置が、種々に提案されている。特許文献1には、従来の半導体装置の一例が開示されている。同文献に開示された半導体装置は、複数のリードによって構成された支持体に、半導体素子が複数のはんだによってフリップチップ実装されている。複数のはんだは、半導体素子の複数の電極と複数のリードとを、導通接合している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-63971号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
半導体素子をフリップチップ実装する際に、半導体素子に傾きが生じると、いずれかの電極といずれかのリードとが十分に接合されないおそれがある。この場合、半導体装置の機能が損なわれるという問題がある。
【0005】
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、フリップチップ実装の不具合をより適切に検出することが可能な半導体装置を提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によって提供される半導体装置は、複数の電極を有する半導体素子と、前記複数の電極が複数の導電接合材によって接合された支持体と、を備え、前記支持体は、第1導電部および第2導電部を有し、前記複数の電極は、前記第1導電部に導通接合された第1電極および第2電極と、前記第2導電部に導通接合された第3電極および第4電極と、第1検出電極および第2検出電極と、を含み、前記半導体素子は、第1配線部、第2配線部および第3配線部をさらに有し、前記第1配線部は、前記第1電極と前記第1検出電極との間に電気的に介在しており、前記第2配線部は、前記第2電極と前記第3電極との間に電気的に介在しており、前記第3配線部は、前記第4電極と前記第2検出電極との間に電気的に介在しており、前記第1検出電極と前記第2検出電極との間に、前記第1配線部、前記第1電極、前記第1導電部、前記第2電極、前記第2配線部、前記第3電極、前記第2導電部、前記第4電極および前記第3配線部の順に含まれた導通経路が構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、フリップチップ実装の不具合をより適切に検出することができる。
【0008】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。
図2は、図1の図II-II線に沿う断面図である。
図3は、図1の図III-III線に沿う部分拡大断面図である。
図4は、図1の図IV-IV線に沿う部分拡大断面図である。
図5は、図1の図V-V線に沿う部分拡大断面図である。
図6は、図1の図VI-VI線に沿う部分拡大断面図である。
図7は、図1の図VII-VII線に沿う部分拡大断面図である。
図8は、図1の図VIII-VIII線に沿う部分拡大断面図である。
図9は、半導体素子が傾いた場合の図1の図II-II線に沿う断面図である。
図10は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第1変形例を示す部分拡大断面図である。
図11は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第1変形例を示す部分拡大断面図である。
図12は、本開示の第2実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。
図13は、本開示の第3実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。
図14は、本開示の第4実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。
図15は、本開示の第5実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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