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公開番号2024088217
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203279
出願日2022-12-20
発明の名称コネクタ
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 13/52 20060101AFI20240625BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】幅方向の小型化を可能としたコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ11は、芯線12aと絶縁被覆12bとを有する複数の電線12に固定される。コネクタ11は、芯線12aに接続される端子21と、芯線12a及び端子21を覆う樹脂ハウジング22と、樹脂ハウジング22を覆うとともに金属ケースに固定するための固定孔23eを有する金属シェル23と、絶縁被覆12bに沿った液体の浸入を阻止するゴム栓24とを備える。ゴム栓24は、絶縁被覆12bと金属シェル23との間に介在され、固定孔23eは、複数の電線12が並設される幅方向において、複数の電線12同士の間に設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
芯線と絶縁被覆とを有する複数の電線に固定されるコネクタであって、
前記芯線に接続される端子と、
前記芯線及び前記端子を覆う樹脂ハウジングと、
前記樹脂ハウジングを覆うとともに、外部アース部材に固定するための固定孔を有する金属シェルと、
前記絶縁被覆に沿った液体の浸入を阻止するゴム栓と、
を備え、
前記ゴム栓は、前記絶縁被覆と前記金属シェルとの間に介在され、
前記固定孔は、前記複数の電線が並設される幅方向において、前記複数の電線同士の間に設けられている、
コネクタ。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記芯線は、前記絶縁被覆から露出するとともに前記絶縁被覆の内部よりも扁平形状の扁平接続部を有するものであり、前記扁平接続部の薄肉方向が前記幅方向に沿うように配置され、
前記固定孔は、前記扁平接続部同士の間に設けられている、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記端子は、板状の端子接続部を有し、前記扁平接続部と溶接によって固定されている、
請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記樹脂ハウジングは、前記扁平接続部を前記幅方向に挟む位置で前記芯線の先端方向に向かうほど前記幅方向の間隔が徐々に小さくなる一対の縮幅壁部を有する、
請求項2に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記樹脂ハウジングは、前記端子を前記幅方向に挟む位置に一対の端子被覆壁部を有し、
前記一対の端子被覆壁部の内面同士の間隔は、前記絶縁被覆の直径よりも小さい、
請求項1に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の電線の端部に固定されるコネクタとしては、電線の芯線に接続される端子と、端子を区画して覆う樹脂ハウジングと、樹脂ハウジングを覆う電磁シールド機能を有した金属シェルとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。このコネクタは、電線の絶縁被覆における外周に外嵌されるとともに樹脂ハウジングに内嵌されることで、絶縁被覆に沿った液体の浸入を阻止するゴム栓を備える。また、金属シェルは、複数の電線が並設される方向である幅方向の外側に突出した固定部を有する。コネクタは、固定部に設けられた固定孔を貫通するボルトによって、外部アース部材である金属ケース等に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-157417号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記したようなコネクタでは、ゴム栓が金属シェルに覆われた樹脂ハウジングに内嵌されるため、ゴム栓と樹脂ハウジングと金属シェルとが幅方向に並ぶことになる。よって、コネクタが幅方向に大型化してしまうという問題がある。また、上記したようなコネクタでは、固定孔が金属シェルの幅方向の外側に突出した固定部に設けられるため、コネクタが幅方向に大型化してしまうという問題がある。
【0005】
本開示の目的は、幅方向の小型化を可能としたコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、芯線と絶縁被覆とを有する複数の電線に固定されるコネクタであって、前記芯線に接続される端子と、前記芯線及び前記端子を覆う樹脂ハウジングと、前記樹脂ハウジングを覆うとともに、外部アース部材に固定するための固定孔を有する金属シェルと、前記絶縁被覆に沿った液体の浸入を阻止するゴム栓と、を備え、前記ゴム栓は、前記絶縁被覆と前記金属シェルとの間に介在され、前記固定孔は、前記複数の電線が並設される幅方向において、前記複数の電線同士の間に設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本開示のコネクタによれば、幅方向の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態におけるコネクタと相手側コネクタの斜視図である。
図2は、一実施形態におけるコネクタの分解斜視図である。
図3は、一実施形態におけるコネクタの分解斜視図である。
図4は、一実施形態におけるコネクタの側面図である。
図5は、図4における5-5線に沿った断面図である。
図6は、図5における6-6線に沿った断面図である。
図7は、一実施形態におけるコネクタの一部分解正面図である。
図8は、一実施形態におけるコネクタの一部正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
[1]芯線と絶縁被覆とを有する複数の電線に固定されるコネクタであって、前記芯線に接続される端子と、前記芯線及び前記端子を覆う樹脂ハウジングと、前記樹脂ハウジングを覆うとともに、外部アース部材に固定するための固定孔を有する金属シェルと、前記絶縁被覆に沿った液体の浸入を阻止するゴム栓と、を備え、前記ゴム栓は、前記絶縁被覆と前記金属シェルとの間に介在され、前記固定孔は、前記複数の電線が並設される幅方向において、前記複数の電線同士の間に設けられている。
【0010】
同構成によれば、ゴム栓は、絶縁被覆と金属シェルとの間に介在されるため、例えば、絶縁被覆と樹脂ハウジングとの間に介在されるものに比べて、コネクタの幅方向の小型化を図ることができる。すなわち、ゴム栓が、例えば、絶縁被覆と樹脂ハウジングとの間に介在されるものでは、ゴム栓と樹脂ハウジングと金属シェルとが幅方向に並ぶことでコネクタの幅方向の大型化を招いてしまうがこれを回避することができる。また、固定孔は、幅方向において、複数の電線同士の間に設けられているため、コネクタの幅方向の小型化を図ることができる。すなわち、固定孔が、例えば、金属シェルの幅方向の外側に突出した固定部に設けられるものでは、コネクタの幅方向の大型化を招いてしまうがこれを回避することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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