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公開番号2024090261
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206025
出願日2022-12-22
発明の名称搬送装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類H01M 10/04 20060101AFI20240627BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】シート状の電極の破損を抑制できる搬送装置を提供する。
【解決手段】本開示に係る搬送装置10は、シート状の電極E1を搬送路に沿って搬送する搬送装置である。シート状の電極E1を載置する搬送プレート部11と、搬送プレート部11に対してシート状の電極E1を押し付けながら把持する把持部12と、把持部12と接触することによって、把持部12の開閉を操作するカムと、を備える。把持部12は、板ばねによって形成された支持部41と、低摩擦部材によって形成された先端部42と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シート状の電極を搬送路に沿って搬送する搬送装置であって、
前記シート状の電極を載置する搬送プレート部と、
前記搬送プレート部に対して前記シート状の電極を押さえ付けながら把持する把持部と、
前記把持部と接触することによって、前記把持部の開閉を操作するカムと、
を備え、
前記把持部は、板ばねによって形成された支持部を有する、
搬送装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
シート状の電極を搬送路に沿って搬送する搬送装置であって、
前記シート状の電極を載置する搬送プレート部と、
前記搬送プレート部に対して前記シート状の電極を押さえ付けながら把持する把持部と、
前記把持部と接触することによって、前記把持部の開閉を操作するカムと、
を備え、
前記把持部は、低摩擦部材によって形成された先端部を有する、
搬送装置。
【請求項3】
シート状の電極を搬送路に沿って搬送する搬送装置であって、
前記シート状の電極を載置する搬送プレート部と、
前記搬送プレート部に対して前記シート状の電極を押さえ付けながら把持する把持部と、
前記把持部と接触することによって、前記把持部の開閉を操作するカムと、
を備え、
前記把持部は、板ばねによって形成された支持部と、低摩擦部材によって形成された先端部と、を有する、
搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電気自動車の発達に伴い、電極を積層させて車載電池を製造する技術の開発が進められている。
例えば、特許文献1には、シート状の電極を搬送する搬送プレートと、搬送プレートと同調しながら移動する積層治具と、を備える電極積層体製造装置が開示されている。シート状の電極を搬送プレートにクランプして押さえつけて、保持しながら電極を加工する。加工したシート状の電極に対して、別のシート状の電極の面を突き合わせながら積層治具を用いて積層している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-024816号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した特許文献1に開示された電極積層体製造装置では、シート状の電極を加工する際に、保持力が弱いためにずれが生じる。
一方で、保持力を強めると、シート状の電極が破損する恐れがあった。
【0005】
本開示は、このような事情に鑑みなされたものであって、シート状の電極の破損を抑制できる搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る搬送装置は、
シート状の電極を搬送路に沿って搬送する搬送装置であって、
前記シート状の電極を載置する搬送プレート部と、
前記搬送プレート部に対して前記シート状の電極を押し付けながら把持する把持部と、
前記把持部と接触することによって、前記把持部の開閉を操作するカムと、
を備え、
前記把持部は、板ばねによって形成された支持部と、低摩擦部材によって形成された先端部と、を有する。
【0007】
本開示に係る搬送装置は、支持部が板ばねにより形成されているため、クランプが浮かずにたわみながらシート状の電極を押さえつける。また、先端部が低摩擦部材によって形成されているため、シート状の電極に食い込まず、摩擦を低減できる。このような構成により、シート状の電極の破損を抑制できる。
【発明の効果】
【0008】
本開示により、シート状の電極の破損を抑制できる搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る搬送装置の斜視図である。
実施形態1に係る搬送装置におけるクランプ21の開閉状態を示した図である。
実施形態1に係る搬送装置におけるクランプ21の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。また、図面が煩雑にならないように、いくつかの符号は省略されている。
なお、当然のことながら、図面に示した右手系xyz直交座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。通常、z軸正向きが鉛直上向き、xy平面が水平面である。
(【0011】以降は省略されています)

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