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公開番号2024086339
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201418
出願日2022-12-16
発明の名称走査装置、画像読取装置及び画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類H04N 1/04 20060101AFI20240620BHJP(電気通信技術)
要約【課題】密着型イメージセンサを主走査方向に沿った揺動軸線回りに揺動し難くすることができ、従って、画像を読み取る際の画質への影響を受け難くすることができる走査装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】走査装置SUは、密着型イメージセンサ48又は走査基台71の主走査方向Xにおける両端部(48a,48b)には、軸部(485,486)が設けられ、走査基台71又は密着型イメージセンサ48の主走査方向Xにおける両端部(71a,71b)には、軸部(485,486)を上下方向Zに摺動可能にそれぞれ係合する凹部(711,712)が設けられ、両端部(48a,48b)における各軸部(485,486)のうち何れか一方の軸部(485)は何れか他方の軸部(486)に対して上下方向Zにずらして設けられている。
【選択図】図7B
特許請求の範囲【請求項1】
密着型イメージセンサを備えた走査装置を副走査方向に移動させながら原稿を載置する原稿載置台に載置された前記原稿を走査することで前記原稿の画像を前記密着型イメージセンサで読み取る画像読取装置に用いられる走査装置であって、
前記密着型イメージセンサが前記原稿載置台に対して接近又は離反するように前記密着型イメージセンサを移動自在に支持する走査基台と、前記密着型イメージセンサを前記原稿載置台に向けて付勢する付勢部材と、を備え、
前記密着型イメージセンサ又は前記走査基台の主走査方向における両端部には、軸部が設けられ、
前記走査基台又は前記密着型イメージセンサの前記主走査方向における両端部には、前記軸部を上下方向に摺動可能にそれぞれ係合する凹部が設けられ、
前記両端部における前記各軸部のうち何れか一方の軸部は何れか他方の軸部に対して上下方向にずらして設けられている、ことを特徴とする走査装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
請求項1に記載の走査装置であって、
前記軸部は、前記密着型イメージセンサの前記主走査方向における両端部にそれぞれ設けられて前記主走査方向における両外側にそれぞれ突出し、
前記凹部は、前記走査基台の前記主走査方向における両端部にそれぞれ設けられて上下方向に延びている、ことを特徴とする走査装置。
【請求項3】
請求項1に記載の走査装置であって、
前記両端部における前記各凹部は、前記副走査方向に間隔をおいて並設されて上下方向に沿って延びる一対のガイド部と、前記一対のガイド部のそれぞれの上端に連接して前記上端を繋げる連結部とで構成されており、
前記一対のガイド部は、下端が開放されている、ことを特徴とする走査装置。
【請求項4】
請求項1に記載の走査装置であって、
前記両端部における前記各軸部は、前記主走査方向に沿った同一ライン上に位置している、ことを特徴とする走査装置。
【請求項5】
請求項2に記載の走査装置であって、
前記両端部における前記各軸部において下側の軸部は、前記主走査方向における突出量が上側の軸部の前記主走査方向における突出量よりも短い、ことを特徴とする走査装置。
【請求項6】
請求項1に記載の走査装置であって、
前記両端部における前記各軸部は、前記副走査方向において、前記密着型イメージセンサを構成するレンズが配置されている位置に位置している、ことを特徴とする走査装置。
【請求項7】
請求項1から請求項6までの何れか1項に記載の走査装置を備えた、ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項8】
請求項7に記載の画像読取装置を備えた、ことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、密着型イメージセンサを備えた走査装置、画像読取装置及び複写機、複合機、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の画像読取装置として、密着型イメージセンサを備えた走査装置を副走査方向に移動させながら原稿載置台に載置された原稿を走査することで原稿の画像を読み取るものが従来から知られている。
【0003】
例えば、画像読取装置では、密着型イメージセンサが原稿載置台に対して接近又は離反するように密着型イメージセンサを移動自在に支持する走査基台と、密着型イメージセンサを原稿載置台に向けて付勢する付勢部材と、を備え、密着型イメージセンサ又は走査基台の主走査方向における両端部には、軸部が設けられ、走査基台又は密着型イメージセンサの主走査方向における両端部には、軸部を上下方向に摺動可能にそれぞれ係合する凹部が設けられることがある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-13309号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような、従来の画像読取装置においては、両端部における各軸部が上下方向において同一位置に位置している構成であるので、各軸部が各凹部に係合されていても密着型イメージセンサが主走査方向に沿った揺動軸線回りに揺動し易く、従って、画像を読み取る際に画質に影響を受け易い。
【0006】
そこで、本開示は、密着型イメージセンサを主走査方向に沿った揺動軸線回りに揺動し難くすることができ、従って、画像を読み取る際の画質への影響を受け難くすることができる走査装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本開示に係る走査装置は、密着型イメージセンサを備えた走査装置を副走査方向に移動させながら原稿を載置する原稿載置台に載置された前記原稿を走査することで前記原稿の画像を前記密着型イメージセンサで読み取る画像読取装置に用いられる走査装置であって、前記密着型イメージセンサが前記原稿載置台に対して接近又は離反するように前記密着型イメージセンサを移動自在に支持する走査基台と、前記密着型イメージセンサを前記原稿載置台に向けて付勢する付勢部材と、を備え、前記密着型イメージセンサ又は前記走査基台の主走査方向における両端部には、軸部が設けられ、前記走査基台又は前記密着型イメージセンサの前記主走査方向における両端部には、前記軸部を上下方向に摺動可能にそれぞれ係合する凹部が設けられ、前記両端部における前記各軸部のうち何れか一方の軸部は何れか他方の軸部に対して上下方向にずらして設けられている、ことを特徴とする。
【0008】
本開示に係る画像読取装置は、前記本開示に係る走査装置を備えた、ことを特徴とする。
【0009】
また、本開示に係る画像形成装置は、前記本開示に係る画像読取装置を備えた、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本開示によると、密着型イメージセンサを主走査方向に沿った揺動軸線回りに揺動し難くすることができ、従って、画像を読み取る際の画質への影響を受け難くすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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