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公開番号2024087093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022201678
出願日2022-12-19
発明の名称枠部材及び当該枠部材を備える表示装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20240624BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】組み立て精度を向上させた枠部材を提供する。
【解決手段】枠部材は、前方に向けて画像を表示する表示面を有する矩形板状の表示パネルの第1辺に沿う第1壁部と、第1壁部の前端から延びて表示面の縁を覆い第1辺に沿う方向における第1端部を有する第1前板部と、第1前板部と一体に設けられ第1端部から第1辺に沿う方向に突出する突出部と、を有する第1枠部と、第1辺と交差する前記表示パネルの第2辺に沿う第2壁部と、第2壁部の前端から延びて表示面の縁を覆い第2辺に沿う方向における第2端部を有する第2前板部と、第2端部の面に設けられ、突出部が挿入された場合に第1前板部と第2前板部とが前後方向において互いに動かないよう規制される被挿入部と、を有する第2枠部と、を含む。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
前方に向けて画像を表示する表示面を有する矩形板状の表示パネルの第1辺に沿う第1壁部と、前記第1壁部の前端から延びて前記表示面の縁を覆い前記第1辺に沿う方向における第1端部を有する第1前板部と、前記第1前板部と一体に設けられ前記第1端部から前記第1辺に沿う方向に突出する突出部と、を有する第1枠部と、
前記第1辺と交差する前記表示パネルの第2辺に沿う第2壁部と、前記第2壁部の前端から延びて前記表示面の縁を覆い前記第2辺に沿う方向における第2端部を有する第2前板部と、前記第2端部の面に設けられ、前記突出部が挿入された場合に前記第1前板部と前記第2前板部とが前後方向において互いに動かないよう規制される被挿入部と、を有する第2枠部と、
を含む、枠部材。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記被挿入部は、前記突出部が挿入された場合に、前方側で前記突出部に対向する部分と、後方側で前記突出部に対向する部分とを有する、請求項1に記載の枠部材。
【請求項3】
前記突出部は、前記第2前板部の後面における前記第2辺に沿う方向の幅よりも大きい前記第2辺に沿う方向の幅を持つ部分を前記第2前板部の前面側の方に有し、
前記第2前板部の後面には、前記被挿入部として、前記第2端部から前記第1辺に沿った方向に延びる溝が設けられており、前記溝は、前記第2前板部の前記後面における前記第2辺に沿う方向の幅よりも大きい前記第2辺に沿う方向の幅を持つ部分を前記第2前板部の前面側の方に有する、請求項1又は2に記載の枠部材。
【請求項4】
前記第2辺に沿う方向における前記突出部の幅は前方から後方に向かって徐々に小さくなっており、
前記溝は、前記第2前板部の前後方向に延びる2つの側壁を有し、前記2つの側壁のそれぞれは、前記第2辺に沿う方向における前記溝の幅が前方から後方に向かって徐々に小さくなるように傾斜している、請求項3に記載の枠部材。
【請求項5】
前記突出部は、前面側において前記第2辺に沿う方向における幅が部分的に大きくなるよう前記第2辺に沿う方向における両端に飛び出し部がそれぞれ設けられており、
前記溝は、前記飛び出し部が挿入できるよう前記第2辺に沿う方向における前記溝の幅が部分的に大きくされた部位を有する、請求項3に記載の枠部材。
【請求項6】
前記突出部の前面と、前記突出部の前記前面に対向する前記溝の面と、の間に接着部材が配置されている、請求項3に記載の枠部材。
【請求項7】
前記第1前板部と一体に固定され、前記第1前板部の後面から後方に向かって延びる第1固定板部と、
前記第2前板部と一体に固定され、前記第2前板部の後面から後方に向かって延びる第2固定板部と、を有し、
前記第1固定板部は、前記第1端部及び前記突出部を有し、
前記第2固定板部は、前記第2端部及び前記被挿入部を有する、請求項1に記載の枠部材。
【請求項8】
前記被挿入部は、前記第2端部に設けられた開口から前記第1辺に沿った方向に延びる孔であり、
前記孔は、前記突出部が挿入される入口である前記開口が前記突出部の先端部の断面より大きくされており、前記開口の反対側の奥側に向かって前記突出部の先端部の断面に近づくように徐々に小さくされている、請求項7に記載の枠部材。
【請求項9】
請求項1又は2に記載の枠部材と、
前記表示パネルと、を備える表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、枠部材及び当該枠部材を備える表示装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、表示装置は、表示パネルを取り囲むように設けられた枠部材を備えている。表示装置の大型化に伴い、枠部材を一体の部材で構成することは困難となり、複数の枠部を連結して1つの枠部材とすることが一般的となっている。例えば、特許文献1に開示された表示装置用フレームは、矩形状の表示装置の4つの辺にそれぞれ設けられた4つの長尺状のフレーム部材を含んでいる構成が開示されている。4つのフレーム部材のそれぞれには、表示パネルの周縁端部を覆う支持部と、支持部に設けられた結合部と、が設けられている。表示装置の4つの角において、2つのフレーム部材の端部に設けられたそれぞれの結合部が互いに接している。L字状の締結部材が、それら2つのフレーム部材のそれぞれの結合部に挿入され、2つのフレーム部材が相互に結合されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-65335号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の特許文献1に開示された表示装置用フレームによれば、締結部材によって、2つのフレーム部材のそれぞれの支持部が締結されており、それぞれの支持部の位置関係が表示パネルの表面に垂直な方向において互いに変わらないようにされている。それによって、表示パネルの曲がりなどの要因により、それぞれのフレーム部材が表示パネルの表面に垂直な方向に屈曲する力を受けた場合でも、結合部において、それぞれの支持部の間に段差が生じたり2つのフレーム部材の間に隙間が開いたりすることを抑制している。しかしながら、それぞれの支持部を結合する構造において、2つのフレーム部材のそれぞれの支持部と1つの締結部材との合計3つの部品の位置を合わせる必要があるため、それら3つの部品のそれぞれの形状ばらつき又は変形によって、表示装置用フレームの組み立て精度が低下するという問題がある。
【0005】
本開示は、表示パネルの表示面の縁を覆う前板部を有する複数の枠部を含む枠部材において、2つの枠部のそれぞれの前板部どうしを互いに動かないよう規制する構造を少ない部品点数で実現し、枠部材の組み立て精度を向上させることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る枠部材は、前方に向けて画像を表示する表示面を有する矩形板状の表示パネルの第1辺に沿う第1壁部と、第1壁部の前端から延びて表示面の縁を覆い第1辺に沿う方向における第1端部を有する第1前板部と、第1前板部と一体に設けられ第1端部から第1辺に沿う方向に突出する突出部と、を有する第1枠部と、第1辺と交差する前記表示パネルの第2辺に沿う第2壁部と、第2壁部の前端から延びて表示面の縁を覆い第2辺に沿う方向における第2端部を有する第2前板部と、第2端部の面に設けられ、突出部が挿入された場合に第1前板部と第2前板部とが前後方向において互いに動かないよう規制される被挿入部と、を有する第2枠部と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1に係る、表示装置の概略図である。
図1の表示装置において、第1枠部と第2枠部との接続箇所を示す斜視図である。
図2において、第1枠部と第2枠部とを接続する前の場合を示す斜視図である。
図2の表示装置を別方向から見た場合を示す斜視図である。
図4において、第1枠部と第2枠部とを接続する前の場合を示す斜視図である。
実施形態1に係る、第1枠部と第2枠部とを接続する前の場合を示す斜視図である。
実施形態1に係る、第1枠部と第2枠部とを接続した後の場合を示す斜視図である。
実施形態1に係る、第1枠部と第2枠部とを固定した後の場合を示す斜視図である。
図6の第1枠部を前側から見た平面図である。
図6の第1枠部を上側から見た平面図である。
図6の第2枠部を下側から見た平面図である。
図7のXII-XII断面の断面図である。
実施形態1の変形例に係る、図12と同じ位置の断面を示す断面図である。
実施形態2に係る、第1枠部と第2枠部とを接続する前の場合を示す斜視図である。
図14の第1枠部を前側から見た平面図である。
図14の第1枠部を上側から見た平面図である。
図14の第2枠部を下側から見た平面図である。
実施形態2に係る、図12と同じ位置の断面を示す断面図である。
実施形態3に係る、第1枠部と第2枠部とを接続する前の場合を示す斜視図である。
実施形態3に係る、第1枠部と第2枠部とを接続した後の場合を示す斜視図である。
図19の第1枠部を前側から見た平面図である。
図19の第1枠部を上側から見た平面図である。
図19の第2枠部を下側から見た平面図である。
図20のXXIV-XXIV断面の断面図である。
図20のXXV-XXV断面の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0009】
<実施形態1>
図1は、本開示の実施形態1の表示装置100の概略図である。以下の説明では、図1の左下側、右上側、左上側、右下側、上側、下側を、それぞれ、表示装置100の前側、後側、左側、右側、上側、下側とする。
【0010】
<表示装置>
本開示の表示装置100は、例えば、液晶表示装置である。表示装置100は、有機ELを用いたOLEDであってもよいし、量子ドット発光素子を用いたQLED等であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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