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公開番号2024080326
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022193418
出願日2022-12-02
発明の名称冷蔵庫
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 23/02 20060101AFI20240606BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】収納ケースの閉め忘れを防止する。
【解決手段】冷蔵室110を有する冷蔵庫100が提供される。冷蔵庫は、冷蔵室内に設けられる前後方向のレール153L,153Rと、冷蔵室の下部に設けられ、レールに沿って前後方向にスライド可能な収納ケース113と、冷蔵室の扉111L,111Rと、を備える。扉が閉まった状態で収納ケースが自閉するように構成される。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
冷蔵室を有する冷蔵庫であって、
前記冷蔵室内に設けられる前後方向のレールと、
前記冷蔵室の下部に設けられ、前記レールに沿って前後方向にスライド可能な収納ケースと、
前記冷蔵室の扉と、を備え、
前記扉が閉まった状態で前記収納ケースが自閉するように構成される、冷蔵庫。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記レールの上面に斜面が形成され、前記収納ケースが開放されている状態から前記扉が閉まった状態に移行した際に、前記レールの上面に向き合う前記収納ケースのリブの底部が前記斜面の途中部分に支持されるように構成されることによって、前記収納ケースが自閉する、請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記収納ケースは、前記扉が閉まる際に前記扉の背面に設けられた部材によって前記冷蔵室内に押し戻され、
前記扉が閉まった状態で、前記部材と前記収納ケースとの間には、隙間が形成されている、請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記収納ケースの前面の前記部材と当接する部分がラウンド形状に形成される、請求項3に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記収納ケースが閉まった状態で、前記収納ケースの後端部または前端部が接触する位置に弾性部材が取り付けられる、請求項1に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫の技術に関し、特に野菜ケースやチルドケースなどの引き出し式の収納ケースを有する冷蔵庫の技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
野菜ケースやチルドケースなどの引き出し式の収納ケースを有する冷蔵庫が知られている。例えば、特開2004-340449号公報(特許文献1)には、冷蔵庫が開示されている。特許文献1によると、冷蔵室の下部に引き出し状の収納ケースが配置され、収納ケースの前方には、ドアポケットが配置されている。ドアポケットはドア閉状態で、収納ケースの前部とは間隔を開けて配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-340449号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の構成では、収納ケースが若干引き出された状態の場合は使用者が気付きにくいため、特に収納ケースが冷蔵室とは異なる環境としたい場合は、問題となることがあった。
【0005】
そこで、本発明は、収納ケースの閉め忘れを防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一局面においては、冷蔵室を有する冷蔵庫が提供される。冷蔵室内に設けられる前後方向のレールと、冷蔵室の下部に設けられ、レールに沿って前後方向にスライド可能な収納ケースと、冷蔵室の扉と、を備える。扉が閉まった状態で収納ケースが自閉するように構成される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一局面によれば、収納ケースの閉め忘れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施の形態にかかる冷蔵庫の全体の正面図である。
本実施の形態にかかる冷蔵庫の内部を示す正面斜視図である。
図1のA-A側面断面図である。
本実施の形態にかかる冷蔵室の右側の壁面を示す斜視図である。
本実施の形態にかかる冷蔵室の左側の壁面を示す斜視図である。
本実施の形態にかかるチルドケースの右側の壁面を示す斜視図である。
本実施の形態にかかるチルドケースの左側の壁面を示す斜視図である。
本実施の形態にかかる作り置きケースの右側の壁面を示す斜視図である。
本実施の形態にかかる作り置きケースの左側の壁面を示す斜視図である。
本実施の形態にかかるチルドケースを大きく引き出した状態を示す斜視図である。
本実施の形態にかかるチルドケースを大きく引き出した状態を示す正面図である。
本実施の形態にかかるチルドケースを大きく引き出した状態における、図11のR-R右側面断面図である。
本実施の形態にかかるチルドケースを大きく引き出した状態における、図11のL-L右側面断面図である。
本実施の形態にかかる、扉が閉まった状態でチルドケースが少し解放された状態における、図11のR-R右側面断面図である。
本実施の形態にかかる、扉が閉まった状態でチルドケースが少し解放された状態における、図11のL-L右側面断面図である。
本実施の形態にかかるチルドケースが閉じられた状態における、図11のR-R右側面断面図である。
本実施の形態にかかるチルドケースが閉じられた状態における、図11のL-L右側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施形態>
(冷蔵庫100の全体構成)
【0010】
まず、本実施の形態にかかる冷蔵庫100の全体構成を説明する。図1から図3を参照して、冷蔵庫100の外壁は、主として断熱箱体101で構成されている。換言すれば、断熱箱体101によって冷蔵庫100の内部の貯蔵空間が形成される。
(【0011】以降は省略されています)

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