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公開番号
2025011832
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114181
出願日
2023-07-12
発明の名称
UE(User Equipment)
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
主分類
H04W
48/16 20090101AFI20250117BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】不連続なカバレッジを提供するNR(New Radio)衛星アクセスを介した5GコアネットワークへのUEの接続に関する通信の規格化が推進されている。一方、NR衛星アクセスの非連続カバレッジにより、UEが圏外となる使用不可期間の後に、多数のUEがNR衛星アクセスの圏内に戻る事によるオーバーロードを避けるための時間オフセットを用いた制御に必要となる情報、当該情報の送受信、及びオーバーロード制御に関わるUE及び各装置の挙動や処理が明確になっていない。
【解決手段】UEが、NR衛星アクセスの非連続カバレッジにより圏外となる使用不可期間後に、オーバーロード制御の時間オフセットに基づくタイマーを適切に実行するための情報をUEとネットワークとの間で送受信する手段、及び当該情報に基づいた適切な処理を実行するための手法を提供する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
送受信部と制御部と記憶部とを備えるUE(User Equipment)であって、
前記送受信部は、第1のタイマー値、及び/又は第1のタイプ、及び/又は最大待ち時間をネットワーク(NW)から受信し、
前記第1のタイマー値は、Unavailability Periodの期間を示すタイマー値であり、
前記第1のタイプは、前記Unavailability Periodは、NR(New Radio)衛星アクセスが提供する不連続なカバレッジによらないことを示すタイプであり、
前記制御部は、前記記憶部に、前記第1のタイマー値と前記第1のタイプとを関連付けて記憶し、
前記制御部は、前記記憶部が記憶する前記第1のタイプに関連付けられた前記第1のタイマー値によるタイマーの満了後、第2のタイマーを設定及び/又は開始せず、
前記第2のタイマーは、前記最大待ち時間に基づいて前記UEが決定した期間をタイマー値とするタイマーである、
ことを特徴とするUE。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第2のタイマー値に基づくタイマーの満了時に、前記NR衛星アクセスが提供する不連続なカバレッジによるUnavailability Periodの期間が満了していた場合、
前記制御部は、前記第2のタイマーのタイマー値を決定、及び/又は設定せず、前記第2のタイマーを開始しない、
ことを特徴とする請求項1に記載のUE。
【請求項3】
送受信部と制御部と記憶部とを備えるUE(User Equipment)であって、
前記記憶部は、第1のタイマーと第2のタイマーとを記憶し、
前記第1のタイマーは、NR(New Radio)衛星アクセスが提供する不連続なカバレッジによらないUnavailability Periodであることを示すタイプと関連付けられたunavailability periodをタイマー値とするタイマーであり、
前記第2のタイマーは、前記NR衛星アクセスが提供する不連続なカバレッジによるUnavailability Periodであることを示すタイプと関連付けられたunavailability periodをタイマー値とするタイマーであり、
前記送受信部は、ネットワークから第1の制御情報を受信し、
前記第1の制御情報は、前記第1又は第2のタイマー値、及び/又はタイプを示す情報であり、
前記制御部は、前記第1の制御情報に基づいて、タイマーを実行する、
ことを特徴とするUE。
【請求項4】
送受信部と制御部と記憶部とを備えるUE(User Equipment)であって、
前記記憶部は、第1のタイマー値と第1のタイプとを関連付けて記憶し、
前記第1のタイマー値は、Unavailability Periodの期間を示すタイマー値であり、
前記第1のタイプは、Unavailability PeriodはNR(New Radio)衛星アクセスが提供する不連続なカバレッジによらないことを示すタイプであり、
前記記憶部は、更に待ち時間を記憶し、
前記待ち時間は、前記送受信部がネットワークから受信した最大待ち時間に基づいて、前記制御部が決定した値であり、
前記制御部は、前記第1のタイマー値に基づくタイマーの満了時に、NR衛星アクセスが提供する不連続なカバレッジによるUnavailability Periodに基づくタイマーの実行中であった場合、PLMN(Public Land Mobile Network)選択手続きを実行する、
ことを特徴とするUE。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、UE(User Equipment)に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
3GPP(3rd Generation Partnership Project:登録商標)では、第5世代(5G)の移動通信システムである5GS(5G System)のシステムアーキテクチャが検討されており、新しい手続きや新しい機能のサポートするための議論が行われている(非特許文献1~4を参照)。5G規格のRelease 18において、人工衛星(Satellite;単に「衛星」とも称する)を介した5G通信のためのアーキテクチャ、通信や制御のための手続き、等が検討されている(非特許文献4を参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
3GPP TS 23.501 V18.2.2 (2023-07); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; System architecture for the 5G System (5GS); Stage 2 (Release 18)
3GPP TS 23.502 V18.2.0 (2023-06); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Procedures for the 5G System (5GS); Stage 2 (Release 18)
3GPP TS 24.501 V18.3.0 (2023-06); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; Non-Access-Stratum (NAS) protocol for 5G System (5GS); Stage 3; (Release 18)
3GPP TR 23.700-28 V18.1.0 (2023-03); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Study on Integration of satellite components in the 5G architecture; Phase 2 (Release 18)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
5GS (5G System)では、多種多様なサービスを提供するために、新たなコアネットワークである5GCN (5G Core Network)が検討されている。さらに、人工衛星(Satellite;単に「衛星」とも称する)を介した5G通信のためのアーキテクチャが検討されている。
【0005】
現在、このような、ユーザ端末(UE)とコアネットワークとを接続する無線技術(無線アクセス技術)として衛星を利用する通信アーキテクチャにおいて、衛星を介した無線接続の特性を考慮した、手続き、メッセージ、又はパラメータの従来からの拡張に関する検討が進められている。
【0006】
一方、NR(New Radio)衛星アクセスを介した不連続なカバレッジによってUEが圏外となる使用不可期間の後に、多数のUEが同時にNR衛星アクセスの圏内に戻る事によって発生するオーバーロードを避けるための時間オフセットを用いた制御を実行する際に必要となる情報、当該情報の送受信、及びオーバーロード制御に関わるUE及び各装置の挙動や処理が明確になっていない。
【0007】
本発明の一態様は、以上のような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、UEがNR衛星アクセスの非連続カバレッジによる使用不可期間の後に、オーバーロード制御のための時間オフセットに基づくタイマーを適切に実行するために必要となる情報をUEとネットワークとの間で送受信する手段、及び当該情報に基づいた適切な処理を実行するための手法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様のUE(User Equipment)は、送受信部と制御部と記憶部とを備えるUEであって、前記送受信部は、第1のタイマー値、及び/又は第1のタイプ、及び/又は最大待ち時間をネットワーク(NW)から受信し、前記第1のタイマー値は、Unavailability Periodの期間を示すタイマー値であり、前記第1のタイプは、前記Unavailability Periodは、NR(New Radio)衛星アクセスが提供する不連続なカバレッジによらないことを示すタイプであり、前記制御部は、前記記憶部に、前記第1のタイマー値と前記第1のタイプとを関連付けて記憶し、前記制御部は、前記記憶部が記憶する前記第1のタイプに関連付けられた前記第1のタイマー値によるタイマーの満了後、第2のタイマーを設定及び/又は開始せず、前記第2のタイマーは、前記最大待ち時間に基づいて前記UEが決定した期間をタイマー値とするタイマーである、ことを特徴とする。本発明の一態様のUE(User Equipment)は、送受信部と制御部と記憶部とを備えるUEであって、前記記憶部は、第1のタイマーと第2のタイマーとを記憶し、前記第1のタイマーは、NR(New Radio)衛星アクセスが提供する不連続なカバレッジによらないUnavailability Periodであることを示すタイプと関連付けられたunavailability periodをタイマー値とするタイマーであり、前記第2のタイマーは、前記NR衛星アクセスが提供する不連続なカバレッジによるUnavailability Periodであることを示すタイプと関連付けられたunavailability periodをタイマー値とするタイマーであり、前記送受信部は、ネットワークから第1の制御情報を受信し、前記第1の制御情報は、前記第1又は第2のタイマー値、及び/又はタイプを示す情報であり、前記制御部は、前記第1の制御情報に基づいて、タイマーを実行する、ことを特徴とする。本発明の一態様のUE(User Equipment)は、送受信部と制御部と記憶部とを備えるUEであって、前記記憶部は、第1のタイマー値と第1のタイプとを関連付けて記憶し、前記第1のタイマー値は、Unavailability Periodの期間を示すタイマー値であり、前記第1のタイプは、Unavailability PeriodはNR(New Radio)衛星アクセスが提供する不連続なカバレッジによらないことを示すタイプであり、前記記憶部は、更に待ち時間を記憶し、前記待ち時間は、前記送受信部がネットワークから受信した最大待ち時間に基づいて、前記制御部が決定した値であり、前記制御部は、前記第1のタイマー値に基づくタイマーの満了時に、NR衛星アクセスが提供する不連続なカバレッジによるUnavailability Periodに基づくタイマーの実行中であった場合、PLMN(Public Land Mobile Network)選択手続きを実行する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、NR衛星アクセスの非連続カバレッジによる使用不可期間の後に実行されるオーバーロード制御において、UEが、時間オフセットに基づくタイマーを適切に実行するために必要となる情報をUEとネットワークとの間で送受信する手段、及び当該情報に基づいてUE及びネットワークが適切な処理を実行するための手法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
移動通信システム(EPS/5GS)の概略を説明する図である。
移動通信システム(EPS/5GS)の詳細構成を説明する図である。
UEの装置構成を説明する図である。
5GSにおけるアクセスネットワーク装置(gNB)の構成を説明する図である。
5GSにおけるコアネットワーク装置(AMF/SMF/UPF)の構成を説明する図である。
登録手続きを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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