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公開番号2025012385
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115180
出願日2023-07-13
発明の名称超音波洗浄器、および止水パッキン
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B06B 1/02 20060101AFI20250117BHJP(機械的振動の発生または伝達一般)
要約【課題】超音波ホーンの振動周波数を確保しやすい超音波洗浄器を提供する。
【解決手段】超音波洗浄器1は、超音波ホーン11と、ホーンカバー12と、ホルダー14とを備える。超音波ホーン11は、超音波振動子11Aおよびホーン本体11Bを有する。超音波振動子11Aは、駆動信号に従って超音波周波数で振動する。ホーン本体11Bは、基部11Cから先端部11Dに向けて軸方向に延びるとともに、基部11Cに超音波振動子11Aが内蔵され、超音波振動子11Aの振動に伴い先端部11Dが振動する。ホーンカバー12は、軸方向から見て、ホーン本体11Bの中心軸Ax周りに周回する周方向Yの全域にわたって、超音波ホーン11を覆う。ホルダー14は、ホーンカバー12とともに基部11Cの一部を軸方向に挟み、ホーンカバー12に固定されて基部11Cを保持する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
駆動信号に従って超音波周波数で振動する超音波振動子、および基部から先端部に向けて軸方向に延びるとともに、前記基部に前記超音波振動子が内蔵され、前記超音波振動子の振動に伴い前記先端部が振動するホーン本体を有する超音波ホーンと、
前記軸方向から見て、前記ホーン本体の中心軸周りに周回する周方向の全域にわたって前記超音波ホーンを覆うホーンカバーと、
前記ホーンカバーとともに前記基部の一部を前記軸方向に挟み、前記ホーンカバーに固定されて前記基部を保持するホルダーと
を備える、超音波洗浄器。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記軸方向の両端面が平坦に形成された環状を呈する止水パッキンを更に備え、
前記ホーン本体の前記基部には、前記軸方向と直交する径方向の外側に向けて拡がるフランジ部が形成され、
前記ホーンカバーおよび前記ホルダーは、前記フランジ部を前記軸方向に挟み、
前記止水パッキンは、前記フランジ部における前記軸方向の一方側に配置され、前記フランジ部および前記ホーンカバーに挟まれる、請求項1に記載の超音波洗浄器。
【請求項3】
前記ホーンカバーは、前記軸方向から見て、前記フランジ部の前記径方向の外側に配置され、前記軸方向に前記ホーンカバーを貫く貫通孔を有し、
前記止水パッキンにおける前記径方向の外端部は、前記貫通孔と前記軸方向に重なる、請求項2に記載の超音波洗浄器。
【請求項4】
前記ホーン本体の前記先端部は、前記軸方向から見て長辺と短辺とを備えた長方形状を呈し、
前記ホーンカバーは、前記先端部が挿通される開口部を有し、
前記貫通孔は、前記開口部に対して、前記長辺に沿う長辺方向の外側に配置され、
前記止水パッキンにおける前記長辺方向の外端部は、前記貫通孔と前記軸方向に重なる、請求項3に記載の超音波洗浄器。
【請求項5】
前記止水パッキンは、
環状を呈するパッキン本体と、
前記パッキン本体の前記長辺方向の外端部から、前記長辺方向の外側に向けて張り出す張り出し部と
を有し
前記張り出し部は、前記パッキン本体よりも前記軸方向に厚く形成されるとともに、前記フランジ部を前記長辺方向の外側から覆う、請求項4に記載の超音波洗浄器。
【請求項6】
請求項1から4のいずれか1項に記載の超音波洗浄器に使用される止水パッキンであって、
前記軸方向の両端面が平坦に形成された環状を呈するパッキン本体と、
前記パッキン本体における外端部から、前記ホーン本体の中心軸と直交する径方向の外側に向けて張り出す張り出し部と
を有し
前記張り出し部は、前記パッキン本体よりも前記軸方向に厚く形成される、止水パッキン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、超音波洗浄器、および止水パッキンに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、衣類に付着した汚れを超音波ホーンの振動により除去する超音波洗浄器が知られている。特許文献1には、超音波ホーンの基部に形成されたつば部を、シリコン素材のパッキンにより軸方向の両側から保持する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許出願公開第105755728号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、超音波ホーンが十分に位置決めされておらず、超音波洗浄器の使用中に超音波ホーンの先端が筐体に干渉するという懸念があった。また、パッキンを超音波ホーンのつば部に被せて覆う構成であるため、製造時の手順が煩雑となるという課題もあった。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、超音波ホーンを簡易且つ確実に保持する超音波洗浄器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る超音波洗浄器は、超音波ホーンと、ホーンカバーと、ホルダーとを備える。前記超音波ホーンは、超音波振動子およびホーン本体を有する。前記超音波振動子は、駆動信号に従って超音波周波数で振動する。前記ホーン本体は、基部から先端部に向けて軸方向に延びるとともに、前記基部に前記超音波振動子が内蔵され、前記超音波振動子の振動に伴い前記先端部が振動する。前記ホーンカバーは、前記軸方向から見て、前記ホーン本体の中心軸周りに周回する周方向の全域にわたって、前記超音波ホーンを覆う。前記ホルダーは、前記ホーンカバーとともに前記基部の一部を前記軸方向に挟み、前記ホーンカバーに固定されて前記基部を保持する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、超音波ホーンを簡易且つ確実に保持する超音波洗浄器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1実施形態に係る超音波洗浄器の外観図である。
図1に示す超音波洗浄器からキャップを取り外した状態を示す図である。
図2に示す超音波洗浄器の下面図である。
図2に示す超音波洗浄器の平面図である。
図4に示す超音波洗浄器のV-V線矢視断面図である。
図5に示すホーン本体の外観図である。
図5に示す超音波洗浄器の要部の分解斜視図である
図7に示す分解斜視図の断面図である。
図7に示す止水パッキンの斜視図である。
図7に示す止水パッキンの正面図である。
図5に示す超音波洗浄器の要部拡大図である。
図3に示すXI-XI線矢視断面の要部拡大図である。
図3に示すXII-XII線矢視断面の要部拡大図である。
図1に示す超音波洗浄器の駆動回路を示す回路図である。
第2実施形態に係る止水パッキンの斜視図である。
第2実施形態に係る止水パッキンの平面図である。
第2実施形態に係る止水パッキンの別の斜視図である。
本開示の第2実施形態に係る超音波洗浄器の縦断の要部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図1~図15を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
〔第1実施形態〕
第1実施形態に係る超音波洗浄器1の構成について説明する。超音波洗浄器1は、衣類等の被洗浄物に付着した汚れを振動によって除去する用途に用いられる器具である。図1は、第1実施形態に係る超音波洗浄器1の外観図である。
(【0011】以降は省略されています)

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