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公開番号2024076069
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-05
出願番号2022187435
出願日2022-11-24
発明の名称空気調和機
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類F24F 13/20 20060101AFI20240529BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】ガスセンサによる二酸化炭素濃度の測定精度を確保する。
【解決手段】本発明に係る空気調和機100は、筐体10と、連通部20と、ファン30と、ガスセンサ50とを備える。筐体10は、空気を吸い込む吸込口2と空気を吹き出す吹出口3とを有する。連通部20は、吸込口2と吹出口3とを連通する。ファン30は、吹出口3に空気を送る。ガスセンサ50は、空気の二酸化炭素濃度を検出する。連通部20は、第1通路部21と、第2通路部22とを有する。第1通路部21は、吸込口2から吸い込まれた空気が吹出口3に流れる。第2通路部22は、吸込口2から吸い込まれた空気を吹出口3に流し、空気が流れる方向の断面積S2が第1通路部21の空気が流れる方向の断面積1よりも小さい。ガスセンサ50は、第2通路部22を流れる空気の二酸化炭素濃度を測定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
吸込口と吹出口とを有する筐体と、
前記吸込口と前記吹出口とを連通する連通部と、
前記連通部に配置され、前記吸込口から前記吹出口に空気を送るファンと、
前記空気の二酸化炭素濃度を検出するガスセンサと
を備え、
前記連通部は、
第1通路部と、
前記第1通路部よりも通風抵抗が大きい第2通路部と
を有し、
前記ガスセンサは、前記第2通路部を流れる前記空気の二酸化炭素濃度を測定する、空気調和機。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記第2通路部は、
前記空気を導入する第2導入部と、
前記空気を排出する第2排出部と
を有し、
前記第1通路部と前記第2通路部とは、前記第2排出部を介して前記第1通路部と連通し、前記第2排出部は、前記第2導入部よりも下流側かつ前記ファンよりも上流側に位置する、請求項1に記載の空気調和機。
【請求項3】
前記筐体に収容され、前記吹出口から吹き出される空気の温度を調整する熱交換器を更に有し、
前記熱交換器は、前記ファンよりも上流側に位置し、
前記第2導入部は、前記熱交換器よりも上流側に位置する、
請求項2に記載の空気調和機。
【請求項4】
前記第2排出部は、前記第1通路部において、前記空気を排出する第1排出部よりも第2方向側に位置する、
前記第2方向は、前記吹出口から前記吸込口に向かう方向を示す、請求項3に記載の空気調和機。
【請求項5】
前記筐体は、容積室を構成する本体部と、前記本体部から第1方向に取り外し可能な第1パネル部と、前記本体部と前記第1パネル部との間を封止する封止部とを有し、
前記第1方向は、前記吹出口から前記空気が吹き出される方向を示し、
前記第2通路部は、前記第1パネル部に沿って配置され、
前記封止部は、前記第1パネル部が取り付けられたとき、前記第1パネル部の前記第2方向の反対側端部と前記本体部とを封止する、請求項4に記載の空気調和機。
【請求項6】
前記ガスセンサを収容するケース部を更に有し、
前記ケース部は、
前記第2排出部から空気を導入する導入口と、
前記導入された空気を排出する排出口と
を有し、
前記導入口は、前記第1パネル部に対向する、請求項5に記載の空気調和機。
【請求項7】
前記本体部は、ドレインパンを更に有し、
前記ドレインパンは、前記筐体内に発生する水を回収して外部に排出し、
前記排出口は、前記導入口よりも前記ドレインパン側に位置する、請求項6に記載の空気調和機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和を行う空気調和機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載された空気調和機は、吸込口と吹出口とを有する筐体と、吸込口から吹出口に空気を送るファンと、空気の温度を熱交換によって調整する熱交換器と、空気の二酸化炭素濃度を検出するガスセンサと、空気の風速に基づいて検出された二酸化炭素濃度を補正する制御器とを備える。ガスセンサは、熱交換器の前方に配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-233484号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された空気調和機は、ガスセンサに空気が吹き付けられても、空気の温度による影響を受け難い。しかしながら、特許文献1に記載された空気調和機では、ガスセンサに対して、温度調整された空気が大量に吹き付けられる虞がある。つまり、空気流量の増加により、ガスセンサによる二酸化炭素濃度の測定精度を確保できない虞がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ガスセンサによる二酸化炭素濃度の測定精度を確保できる空気調和機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る空気調和機は、筐体と、連通部と、ファンと、ガスセンサとを備える。前記筐体は、吸込口と吹出口とを有する。前記連通部は、前記吸込口と前記吹出口とを連通する。前記ファンは、前記連通部に配置され、前記吸込口から前記吹出口に前記空気を送る。前記ガスセンサは、前記空気の二酸化炭素濃度を検出する。前記連通部は、第1通路部と、第2通路部とを有する。前記第2通路部は、前記第1通路部よりも通風抵抗が大きい。前記ガスセンサは、前記第2通路部を流れる前記空気の二酸化炭素濃度を測定する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る空気調和機によれば、ガスセンサによる二酸化炭素濃度の測定精度を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る空気調和機を示す斜視図である。
本実施形態に係る空気調和機を示す正面図である。
図2のIII-III線断面図である。
本実施形態に係る空気調和機を示す斜視断面図である。
本実施形態に係るガスセンサ及びガスセンサの周囲を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
(実施形態)
図1~図5を参照して、本発明の実施形態に係る空気調和機100を説明する。まず、図1及び図2を参照して、空気調和機100を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る空気調和機100を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る空気調和機100を示す正面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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