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公開番号2024073033
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-29
出願番号2022184013
出願日2022-11-17
発明の名称空気調和機
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類F24F 1/035 20190101AFI20240522BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】フィルタ性能に優れる空気調和機を提供する。
【解決手段】筐体(本体)10の前面側の外殻を構成する前パネル11と、室内吸込口12と、通過する空気の塵埃を除去する略方形に形成されたフィルタ36と、略方形に形成された吸込口パネル80を備え、フィルタ36は周縁のうち互いに対向する二辺の各々に形成された突起部36aを備え、吸込口パネル80は第1係止部87と、第2係止部88と、フィルタ36の装着姿勢における突起部36a、36bの一方が突出する方向を第1方向とするとき、周縁の第1方向に平行な互いに対向する二辺の各々に前パネル方向へ延設された脚部86を備え、前パネル11はフィルタ受部11b、11cと、第1係止受部11dと、第2係止受部11eを備え、脚部86は前パネル11方向の端部86aにフィルタ36と当接するフィルタ当接部86bを設けた。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
本体と、
前記本体の前面側の外殻を構成する前パネルと、
前記前パネルの正面側に垂直に配置された室内吸込口と、
前記室内吸込口から吸い込んだ空気を吹き出す室内吹出口と、
前記室内吸込口から空気を吸込み前記室内吹出口から吹き出させる送風ファンと、
前記室内吸込口を覆って前記前パネルに装着され通過する空気の塵埃を除去する略方形に形成されたフィルタと、
前記フィルタの正面側に配置され着脱可能に構成され略方形に形成された吸込口パネルと、
を備え、
前記フィルタは、
前記フィルタの周縁のうち互いに対向する二辺の各々に形成された突起部と、
を備え、
前記吸込口パネルは、
前記吸込口パネルの周縁の一辺側に設けた第1係止部と、
前記吸込口パネルの周縁の他辺側に設けた第2係止部と、
前記フィルタの装着姿勢における前記突起部の一方が突出する方向を第1方向とするとき、
前記吸込口パネルの周縁の前記第1方向に平行な互いに対向する二辺の各々に前記前パネル方向へ延設された脚部と、
を備え、
前記前パネルは、
前記フィルタの弾性変形により対となる前記突起部が挿入されるフィルタ受部と、
前記第1係止部を受ける第1係止受部と、
前記第2係止部を受ける第2係止受部と、
を備え、
前記脚部は、
前記前パネル方向の端部に前記フィルタと当接するフィルタ当接部を設けた
ことを特徴とする空気調和機。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記脚部は前記フィルタ当接部の近傍に前記前パネルと当接するパネル当接部を設けた
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
【請求項3】
前記パネル当接部と前記フィルタ当接部は互いに異なる平面に設けた
ことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
【請求項4】
前記パネル当接部は前記フィルタ当接部より前記前パネル方向へ突出して設けた
ことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、家庭用の空気調和機に関する。より詳しくは室内吸込口と室内吹出口を有する空気調和機において、室内吸込口の正面に設けられるフィルタの撓みを抑制する技術に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、この種の空気調和機は、外殻を構成する前パネル(10)の正面側に室内空気を吸い込むための室内吸込口(18)と、吸い込んだ空気を室内に吹き出すための室内吹出口とが設けられており、室内吸込口には、室内の空気中の塵埃を除去し、器具内への塵埃の侵入を防止するためのフィルタ(33)が設けられている。
このフィルタは以下のように前パネルのフィルタ出し入れ口(14)に装着される。すなわち、フィルタの上縁には、左右に一対の突起部(35)が形設されており、下縁には同じく左右に一対の突起部(36)が形成されている。上縁の突起部が、フィルタ出し入れ口の内面上部に形成された穴(40)に挿入された後、フィルタ全体を弾性的に正面側に湾曲させた状態で、下縁の突起部が、フィルタ出し入れ口の内面下部に形成された穴(41)に挿入される。フィルタ全体の弾性的な湾曲が解かれると、上縁の突起部(35)と上部の穴(40)とが係合し、下縁の突起部(36)と下部の穴(41)とが係合した状態に維持され、これによりフィルタがフィルタ出し入れ口に装着される。
また、このフィルタの正面側には着脱可能な吸込口パネル(50)が設けられている。(例えば、特許文献1参照。)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
意匠登録4657979号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に示す空気調和機では、フィルタの湾曲が完全に解かれず、撓んだ状態のまま使用される可能性があり、撓んだ状態のままでは、フィルタと前パネルとの間に隙間ができ、この隙間から埃が器具内に侵入して機器の動作に不具合が発生する恐れがあり、改善の余地があった。
【0005】
本発明はかかる背景を鑑みてなされたものであり、フィルタと前パネルとの間の隙間を防止し、機器の内部への埃の浸入を抑制できる空気調和機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、請求項1では、本体と、前記本体の前面側の外殻を構成する前パネルと、前記前パネルの正面側に垂直に配置された室内吸込口と、前記室内吸込口から吸い込んだ空気を吹き出す室内吹出口と、前記室内吸込口から空気を吸込み前記室内吹出口から吹き出させる送風ファンと、前記室内吸込口を覆って前記前パネルに装着され通過する空気の塵埃を除去する略方形に形成されたフィルタと、前記フィルタの正面側に配置され着脱可能に構成され略方形に形成された吸込口パネルと、を備え、前記フィルタは、前記フィルタの周縁のうち互いに対向する二辺の各々に形成された突起部と、を備え、前記吸込口パネルは、前記吸込口パネルの周縁の一辺側に設けた第1係止部と、前記吸込口パネルの周縁の他辺側に設けた第2係止部と、前記フィルタの装着姿勢における前記突起部の一方が突出する方向を第1方向とするとき、前記吸込口パネルの周縁の前記第1方向に平行な互いに対向する二辺の各々に前記前パネル方向へ延設された脚部と、を備え、前記前パネルは、前記フィルタの弾性変形により対となる前記突起部が挿入されるフィルタ受部と、前記第1係止部を受ける第1係止受部と、前記第2係止部を受ける第2係止受部と、を備え、前記脚部は、前記前パネル方向の端部に前記フィルタと当接するフィルタ当接部を設けたことを特徴とした。
【0007】
請求項2では、前記脚部は前記フィルタ当接部の近傍に前記前パネルと当接するパネル当接部を設けたことを特徴とした。
【0008】
請求項3では、前記パネル当接部と前記フィルタ当接部は互いに異なる平面に設けたことを特徴とした。
【0009】
請求項4では、前記パネル当接部は前記フィルタ当接部より前記前パネル方向へ突出して設けたことを特徴とした。
【発明の効果】
【0010】
この本発明によれば、フィルタの撓みによる前パネルとの間の隙間を狭くでき、埃に対するフィルタ性能を向上させた空気調和機を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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