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公開番号2024077686
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022189774
出願日2022-11-29
発明の名称換気装置
出願人個人
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 7/013 20060101AFI20240603BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】横降りのような強い雨のときの雨の吹き込みを防止することが可能であり、かつ室内の暖かい空気を効率良く室外へ排出することが可能な換気装置の提供。
【解決手段】建物の外壁に設けられる換気装置4であって、水平方向に延びる回転軸12であって縦方向に所定間隔で平行に並べて配置された回転軸12周りに回転自在な複数の羽板21であり、回転軸12より建物の外側斜め上方に向かって延びる第1部分21Aを有する複数の羽板21と、羽板21の自重により回転軸12周りに複数の羽板21が正回転した際、複数の羽板21間に開口24が形成された状態で、羽板21の自重による正回転を規制する回転規制部13とを有し、複数の羽板21は、建物の外側から風を受け、羽板21の自重に抗して逆回転した際、複数の羽板21の第1部分21Aが一部重なり合うことにより複数の羽板21間の開口24を閉じる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
建物の外壁に設けられる換気装置であって、
水平方向に延びる回転軸であって縦方向に所定間隔で平行に並べて配置された回転軸周りに回転自在な複数の羽板であり、前記回転軸より前記建物の外側斜め上方に向かって延びる第1部分を有する複数の羽板と、
前記羽板の自重により前記回転軸周りに前記複数の羽板が正回転した際、前記複数の羽板間に開口が形成された状態で、前記羽板の自重による正回転を規制する回転規制部とを有し、
前記複数の羽板は、前記建物の外側から風を受け、前記羽板の自重に抗して逆回転した際、前記複数の羽板の前記第1部分が一部重なり合うことにより前記複数の羽板間の開口を閉じるものである換気装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
建物の外壁に設けられる換気装置であって、
水平方向に延びる回転軸であって縦方向に所定間隔で平行に並べて配置された回転軸周りに回転自在な複数の羽板であり、前記回転軸より前記建物の外側斜め上方に向かって延びる第1部分と、前記回転軸より前記建物の内側斜め下方に向かって延びる第2部分とを有し、重心が前記第1部分に位置する複数の羽板と、
前記羽板の自重により前記回転軸周りに前記複数の羽板が正回転した際、前記第1部分を前記建物の外側斜め上方へ向け、かつ前記第2部分を前記建物の内側斜め下方へ向け、前記複数の羽板間に開口が形成された状態で、前記羽板の自重による正回転を規制する回転規制部とを有し、
前記複数の羽板は、前記建物の外側から風を受け、前記羽板の自重に抗して逆回転した際、上下に並ぶ前記複数の羽板の前記第1部分と前記第2部分とが一部重なり合うことにより前記複数の羽板間の開口を閉じるものである換気装置。
【請求項3】
前記複数の羽板が正回転した際に前記複数の羽板と前記回転規制部とが接触する部分、および、前記複数の羽板が逆回転した際に前記複数の羽板同士が接触する部分に、それぞれ緩衝材を有する請求項1または2に記載の換気装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物内の換気のため、建物の外壁に設けられる換気装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
一般に建物の外壁には換気のためのガラリが設けられている。ガラリは、左右の縦枠間に所定間隔で複数枚の羽板が横架されたものである。羽板は、雨水の浸入を防ぐために、一般に外下がりに傾斜した断面形状となっているが、横降りのような雨の強いときには、雨が吹き込まれて室内側に浸入することもある(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-121853号公報(段落0002、図11(イ))
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のように従来のガラリは、雨水の浸入を防ぐために外下がりに傾斜した断面形状となっているため、室内の暖かい空気が上昇して羽板に当たると、室内側へ向かって跳ね返されることになり、室外へ排出されにくいという問題がある。
【0005】
そこで、本発明においては、横降りのような強い雨のときの雨の吹き込みを防止することが可能であり、かつ室内の暖かい空気を効率良く室外へ排出することが可能な換気装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の換気装置は、建物の外壁に設けられる換気装置であって、水平方向に延びる回転軸であって縦方向に所定間隔で平行に並べて配置された回転軸周りに回転自在な複数の羽板であり、回転軸より建物の外側斜め上方に向かって延びる第1部分を有する複数の羽板と、羽板の自重により回転軸周りに複数の羽板が正回転した際、複数の羽板間に開口が形成された状態で、羽板の自重による正回転を規制する回転規制部とを有し、複数の羽板は、建物の外側から風を受け、羽板の自重に抗して逆回転した際、複数の羽板の第1部分が一部重なり合うことにより複数の羽板間の開口を閉じるものであることを特徴とする。
【0007】
本発明に換気装置によれば、通常の平穏な天候時においては、羽板の自重により回転軸周りに複数の羽板が正回転しようとするが、回転規制部により羽板の自重による正回転が規制され、複数の羽板間に開口が形成された状態となる。一方、強風時には、複数の羽板が建物の外側から風を受け、羽板の自重に抗して逆回転し、複数の羽板の第1部分が一部重なり合うことにより複数の羽板間の開口が閉じられる。
【0008】
本発明の換気装置は、建物の外壁に設けられる換気装置であって、水平方向に延びる回転軸であって縦方向に所定間隔で平行に並べて配置された回転軸周りに回転自在な複数の羽板であり、回転軸より建物の外側斜め上方に向かって延びる第1部分と、回転軸より建物の内側斜め下方に向かって延びる第2部分とを有し、重心が第1部分に位置する複数の羽板と、羽板の自重により回転軸周りに複数の羽板が正回転した際、第1部分を建物の外側斜め上方へ向け、かつ第2部分を建物の内側斜め下方へ向け、複数の羽板間に開口が形成された状態で、羽板の自重による正回転を規制する回転規制部とを有し、複数の羽板は、建物の外側から風を受け、羽板の自重に抗して逆回転した際、上下に並ぶ複数の羽板の第1部分と第2部分とが一部重なり合うことにより複数の羽板間の開口を閉じるものであることを特徴とする。
【0009】
本発明に換気装置によれば、通常の平穏な天候時においては、重心が第1部分に位置する羽板の自重により回転軸周りに複数の羽板が正回転しようとするが、回転規制部により羽板の自重による正回転が規制され、複数の羽板間に開口が形成された状態となる。一方、強風時には、複数の羽板が建物の外側から風を受け、羽板の自重に抗して逆回転し、上下に並ぶ複数の羽板の第1部分と第2部分とが一部重なり合うことにより複数の羽板間の開口が閉じられる。
【0010】
本発明の換気装置は、複数の羽板が正回転した際に複数の羽板と回転規制部とが接触する部分、および、複数の羽板が逆回転した際に複数の羽板同士が接触する部分に、それぞれ緩衝材を有するものであることが望ましい。これにより、複数の羽板が正回転して複数の羽板と回転規制部とが接触する際の衝撃、および、複数の羽板が逆回転して複数の羽板同士が接触する際の衝撃が、それぞれ緩衝材により緩和される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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