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公開番号2024078228
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190642
出願日2022-11-29
発明の名称画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類B65H 5/00 20060101AFI20240603BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】別途の駆動源を必要とすることなく簡単な構造で用紙検出部の清掃を行うことが可能にする。
【解決手段】画像形成装置1は、搬送される用紙を検出する用紙検出部30と、用紙検出部30を清掃する清掃部材50とを有し、用紙搬送路に隣接して開放可能に設けられた開閉部材と、清掃部材50との間に、少なくとも前記開閉部材の開放動作を清掃部材50に伝達して清掃部材50を前記用紙検出部30に対して移動させる開閉連動部40が介在されている。清掃部材50は、開閉連動部40により用紙検出部30の方向に移動されて用紙検出部30に接触し、清掃可能とされている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
用紙搬送路を備える装置本体と、
前記用紙搬送路に設けられ、搬送される用紙を検出する用紙検出部と、
前記用紙検出部を清掃する清掃部材とを有する画像形成装置であって、
前記装置本体は、前記用紙搬送路に隣接して開放可能に設けられた開閉部材を備え、
前記清掃部材は、前記用紙検出部に対して離接可能に設けられ、
前記開閉部材と前記清掃部材との間には、少なくとも前記開閉部材の開放動作を前記清掃部材に伝達して前記清掃部材を前記用紙検出部に対して移動させる開閉連動部が介在され、前記清掃部材は前記開閉連動部により移動されて前記用紙検出部に接触することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記開閉連動部は、前記開閉部材の開放動作を前記清掃部材の前記用紙検出部への近接移動に変換して伝達することを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の画像形成装置において、
前記開閉連動部は、前記開閉部材の閉止動作を前記清掃部材の前記用紙検出部からの退避移動に変換して伝達することを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記開閉連動部は、前記清掃部材に接続され前記開閉部材の動作に連動して作動するアーム部を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記開閉連動部は、前記用紙検出部に対して前記清掃部材が近接する方向に付勢する付勢部材を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記開閉連動部は、前記清掃部材に接続され前記開閉部材の動作に連動して作動し、前記清掃部材を前記用紙検出部との離接方向に変位させるリンク機構を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記用紙検出部は、発光部と受光部とを備えるセンサであることを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記開閉部材は、前記装置本体の側部に設けられて前記用紙搬送路を覆う開閉カバーであることを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記開閉部材は、前記用紙搬送路の始端部に設けられて用紙を収容する給紙カセットであることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は清掃部材を備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置においては、用紙の有無や用紙の先端を検出するために、反射型または透過型光学センサ等の用紙検出部が複数の場所に設けられたものがある。これらの用紙検出部からの信号によって紙詰まりを検出したり、印刷動作のタイミングを図ったりすることがなされている。
【0003】
高速機などの画像形成装置では、大量に用紙の搬送が行われることがあり、その際に生じる紙粉が用紙検出部の表面に付着してしまったり、また、搬送の不備によって紙片等が付着したりすることもある。用紙検出部の表面が汚れると誤検知をしてしまい、紙詰まりでないにもかかわらず紙詰まりであると認識して装置が停止したり、用紙の先端を正確に検知できずに形成された画像にズレが生じたりするという問題が生じる。そのため、定期的に用紙検出部を清掃する必要性があった。
【0004】
例えば特許文献1には、用紙のサイドエッジを検出するため紙粉が比較的堆積しやすいエッジセンサに対して、そのエッジセンサを用紙搬送方向と直交する方向に移動させるセンサ移動機構を設け、エッジセンサをブラシ位置まで移動させて、紙粉の付着したエッジセンサのセンサ面をブラシで清掃する構成の画像形成装置について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-343631号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前記特許文献1に開示される構成では、用紙のサイドエッジを精度よく検出することが求められるエッジセンサを移動可能に設けなければならず、取付け位置や配線経路を確保する必要が生じるうえ、エッジセンサを移動させるセンサ移動機構のための駆動源も必要となり、装置構造が複雑になるといった課題がある。
【0007】
本開示は、前記のような事情にかんがみてなされたものであり、その目的とするところは、駆動源を必要とすることなく簡単な構造で用紙検出部の清掃を行うことが可能な画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の目的を達成するための本開示の解決手段は、紙搬送路を備える装置本体と、前記用紙搬送路に設けられ、搬送される用紙を検出する用紙検出部と、前記用紙検出部を清掃する清掃部材とを有する画像形成装置であって、前記装置本体は、前記用紙搬送路に隣接して開放可能に設けられた開閉部材を備え、前記清掃部材は、前記用紙検出部に対して離接可能に設けられ、前記開閉部材と前記清掃部材との間には、少なくとも前記開閉部材の開放動作を前記清掃部材に伝達して前記清掃部材を前記用紙検出部に対して移動させる開閉連動部が介在され、前記清掃部材は前記開閉連動部により移動されて前記用紙検出部に接触することを特徴としている。
【0009】
前記の構成を有する画像形成装置において、前記開閉連動部は、前記開閉部材の開放動作を前記清掃部材の前記用紙検出部への近接移動に変換して伝達するように構成されてもよい。また、前記開閉連動部は、前記開閉部材の閉止動作を前記清掃部材の前記用紙検出部からの退避移動に変換して伝達してもよい。
【0010】
また、前記の構成を有する画像形成装置において、前記開閉連動部は、前記清掃部材に接続され前記開閉部材の動作に連動して作動するアーム部を備えることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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