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公開番号2024125493
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033342
出願日2023-03-06
発明の名称画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類G03G 15/02 20060101AFI20240911BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 トナーの無駄な消費なしに、クリーニングブレードのめくれを防止できる、画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法を提供する。
【解決手段】 感光体ドラム(28)を帯電ローラ(48)で帯電させて画像形成部(24)において記録媒体上にトナー画像を形成し、感光体ドラムに残った残留トナーをクリーニングブレード(34)で除去する、画像形成装置(10)において、連続走行時間カウンタ(80e)が計測する画像形成開始(印刷ジョブの開始)からの感光体ドラムの連続走行時間が第1所定時間を越えた後、画像形成動作間検出部(25)が画像形成動作間を検出したとき、重畳電源制御部(62、68、78e)が、重畳電源(50)の交流電源(54)を休止させる。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
感光体ドラムを帯電ローラで帯電させて画像形成部において記録媒体上にトナー画像を形成し、感光体ドラムに残った残留トナーをクリーニングブレードで除去する、画像形成装置であって、
直流電源および交流電源を含み、前記帯電ローラに、直流電圧と交流電圧の重畳電圧を印加する重畳電源、
画像形成開始からの前記感光体ドラムの連続走行時間を計測する連続走行時間計測部、
前記画像形成動作と画像形成動作の間である画像形成動作間を検出する画像形成動作間検出部、および
前記画像形成動作中と前記画像形成動作間において、前記直流電源と前記交流電源を制御して前記帯電ローラに前記重畳電圧を印加し、前記連続走行時間が第1所定時間を越えた後の前記画像形成動作間において前記交流電源を休止させる重畳電源制御部を備える、画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記交流電源を休止させる休止時間を計測する休止時間計測部をさらに備え、
前記重畳電源制御部は前記休止時間が第2所定時間になったとき前記交流電源を再度活動させる、請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
環境センサ、および
前記環境センサが検出する環境データに基づいて前記第1所定時間および第2所定時間の少なくとも一方を変更する所定時間変更部をさらに備える、請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
直流電源および交流電源を含み、帯電ローラに、直流電圧と交流電圧の重畳電圧を印加する重畳電源を備え、感光体ドラムを前記帯電ローラで帯電させて画像形成部において記録媒体上にトナー画像を形成し、感光体ドラムに残った残留トナーをクリーニングブレードで除去する、画像形成装置のコンピュータによって実行される制御プログラムであって、
前記制御プログラムは、前記コンピュータを
画像形成開始からの前記感光体ドラムの連続走行時間を計測する連続走行時間計測部、
前記画像形成動作と画像形成動作の間である画像形成動作間を検出する画像形成動作間検出部、および
前記画像形成動作中と前記画像形成動作間において、前記直流電源と前記交流電源を制御して前記帯電ローラに前記重畳電圧を印加し、前記連続走行時間が第1所定時間を越えた後の前記画像形成動作間において前記交流電源を休止させる重畳電源制御部として機能させる、制御プログラム。
【請求項5】
直流電源および交流電源を含み、帯電ローラに、直流電圧と交流電圧の重畳電圧を印加する重畳電源を備え、感光体ドラムを前記帯電ローラで帯電させて画像形成部において記録媒体上にトナー画像を形成し、感光体ドラムに残った残留トナーをクリーニングブレードで除去する、画像形成装置の制御方法であって、
画像形成開始からの前記感光体ドラムの連続走行時間を計測し、
前記画像形成動作と画像形成動作の間である画像形成動作間を検出し、そして
前記画像形成動作中と前記画像形成動作間において、前記直流電源と前記交流電源を制御して前記帯電ローラに前記重畳電圧を印加し、前記連続走行時間が第1所定時間を越えた後の前記画像形成動作間において前記交流電源を休止させる、制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法に関し、特にたとえば、クリーニングブレードで感光体ドラム上の残留トナーを除去する、画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、リーニングブレードのめくれを防止するために、印刷する紙の紙間で、転写ベルト上にブレードめくれ防止用のトナーを供給する画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11‐119559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の背景技術では、この種の画像形成装置において、クリーニングブレードのめくれを防止するために紙間でトナーをブレードの感光体当接部に供給するため、画像形成用のトナーを無駄に消費してしまうという問題があった。
【0005】
それゆえに、本開示の目的は、新規な、画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法を提供することである。
【0006】
本開示の目的はまた、トナーの無駄な消費なしに、クリーニングブレードのめくれを防止できる、画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明等は、本開示の理解を助けるために記述する実施形態との対応関係を示したものであって、限定を意図するものではない。
【0008】
第1の実施例は、感光体ドラムを帯電ローラで帯電させて画像形成部において記録媒体上にトナー画像を形成し、感光体ドラムに残った残留トナーをクリーニングブレードで除去する、画像形成装置であって、直流電源および交流電源を含み、帯電ローラに、直流電圧と交流電圧の重畳電圧を印加する重畳電源、画像形成開始(印刷ジョブの開始)からの感光体ドラムの連続走行時間を計測する連続走行時間計測部、画像形成動作と画像形成動作の間である画像形成動作間を検出する画像形成動作間検出部、および画像形成動作中と画像形成動作間において、直流電源と交流電源を制御して帯電ローラに重畳電圧を印加し、連続走行時間が第1所定時間を越えた後の画像形成動作間において交流電源を休止させる重畳電源制御部を備える、画像形成装置である。
【0009】
第1の実施例では、画像形成装置(10:実施例において相当する部分を例示するが限定を意図しない参照符号。以下、同様。)は、感光体ドラム(28)を帯電ローラ(48)で接触帯電させて画像形成部(24)において記録媒体上にトナー画像を形成し、感光体ドラムに残った残留トナーをクリーニングブレード(34)で除去する、画像形成装置である。帯電ローラ(48)には、重畳電源(50)から、直流電源(52)による直流電圧と交流電源(54)からのを交流電圧の重畳電圧を印加する。連続走行時間計測部(80d)は、画像形成開始からの感光体ドラムの連続走行時間を計測し、画像形成動作間検出部(25)は、画像形成動作と画像形成動作の間である画像形成動作間を検出する。重畳電源制御部(62、68、78e)は、連続走行時間が第1所定時間(T)を越えた後の画像形成動作間の期間において交流電源を休止させる。交流電源による交流電圧を一時的に休止させせることによって、交流電圧による帯電ローラと感光体ドラムとの間の放電を一時的に停止できるので、感光体ドラムの表面の摩擦係数の上昇を効果的に抑制することができる。
【0010】
第1の実施例では、交流電源による交流電圧を一時的に休止させせることによって、感光体ドラムの表面の摩擦係数の上昇を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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