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公開番号2024077247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2022189214
出願日2022-11-28
発明の名称冷蔵庫
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 23/00 20060101AFI20240531BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】冷蔵室へ吹き出す冷気中により均一にイオンを含ませることのできる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫1は、冷凍室11と、冷蔵室12と、冷凍室11の背面に配置されている冷却器32と、冷却器32で生成した冷気を冷蔵室12へ導く冷気通路40とを備えている。冷気通路40には、イオン発生器38が備えられている。冷気通路40は、冷凍室11の背面から冷蔵室12の背面へと延びており、冷蔵室12の背面に位置する冷気通路40bは、冷凍室11の背面に位置する冷気通路40aから、より背面側へと移行している。イオン発生器38は、背面側へと移行する冷気通路40bの下面40c側に配置されており、冷気通路40bにおけるイオン発生器38の配置位置よりも下流側に、冷気の吐出口45bが設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
冷凍室と、
前記冷凍室の下方に配置されている冷蔵室と、
前記冷凍室の背面に配置され、冷気を生成する冷却器と、
前記冷却器で生成した冷気を前記冷蔵室へ導く冷気通路と、
前記冷気通路に配置され、前記冷気通路内にイオンを放出するイオン発生器と
を備え、
前記冷気通路は、前記冷凍室の背面から前記冷蔵室の背面へと延びており、
前記冷蔵室の背面に位置する前記冷気通路は、前記冷凍室の背面に位置する前記冷気通路から、より背面側へと移行し、
前記イオン発生器は、前記背面側へと移行する前記冷気通路の下面側に配置されており、
前記冷気通路における前記イオン発生器の配置位置よりも下流側に、前記冷蔵室への冷気の吐出口が設けられている、
冷蔵庫。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記イオン発生器は、前後方向に傾斜した状態で配置されている、請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記イオン発生器の配置位置の下流側の前記冷気通路の下面には、凹凸構造が設けられている、請求項1または2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記冷気通路における、前記イオン発生器のイオン発生面との対向面は、前記冷気通路の幅を狭めるように設けられている傾斜面となっている、請求項1または2に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記吐出口の下方に、前記冷気通路を分岐させる突起部が設けられている、請求項1または2に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、イオン発生器を備えている冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
冷蔵庫には、庫内の除菌および脱臭などを行うために、イオン発生器を備えているものがある。イオン発生器は、例えば、冷却室で生成された冷気が通る冷気通路に配置されている。これにより、冷気通路を通る冷気中にイオンを含ませることができ、イオンを含んだ冷気を冷気通路から貯蔵室へ吹き出すことができる。
【0003】
特許文献1には、貯蔵物を冷却保存する貯蔵室と、冷気を生成する冷却器と、冷却器で生成した冷気を貯蔵室に導く吐出通路と、吐出通路から貯蔵室に冷気を吐出する吐出口と、冷却器と吐出口との間に配されてイオンを発生するイオン発生装置とを備えている冷蔵庫が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-117098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された冷蔵庫では、冷却器で生成された冷気を貯蔵室に吐出する吐出口と冷却器との間にイオン発生装置が配置されるため、吐出口から貯蔵室全体に行き渡る冷気にイオンが含まれる。しかし、冷気通路内におけるイオン発生器の配置位置によっては、冷気中に含有されるイオンの濃度が偏ってしまう可能性がある。
【0006】
そこで、本発明では、冷蔵室へ吹き出す冷気中により均一にイオンを含ませることのできる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一局面にかかる冷蔵庫は、冷凍室と、前記冷凍室の下方に配置されている冷蔵室と、前記冷凍室の背面に配置され、冷気を生成する冷却器と、前記冷却器で生成した冷気を前記冷蔵室へ導く冷気通路と、前記冷気通路に配置され、前記冷気通路内にイオンを放出するイオン発生器とを備えている。前記冷気通路は、前記冷凍室の背面から前記冷蔵室の背面へと延びており、前記冷蔵室の背面に位置する前記冷気通路は、前記冷凍室の背面に位置する前記冷気通路から、より背面側へと移行している。前記イオン発生器は、前記背面側へと移行する前記冷気通路の下面側に配置されており、前記冷気通路における前記イオン発生器の配置位置よりも下流側に、前記冷蔵室への冷気の吐出口が設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一局面にかかる冷蔵庫によれば、冷蔵室へ吹き出す冷気中により均一にイオンを含ませることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態にかかる冷蔵庫の外観構成を示す斜視図である。
図1に示す冷蔵庫の内部構成を示す断面模式図である。
図1に示す冷蔵庫に備えられている内箱の構成を示す正面図である。
図1に示す冷蔵庫に備えられている内箱の構成を示す背面図である。
図2に示す冷蔵庫の中央部を拡大して示す断面図である。
冷蔵室側の冷気通路を形成しているダクト形成部材の構成を示す斜視図である。
冷蔵室側の冷気通路を形成しているダクト形成部材の構成を示す平面図である。
図5に示す冷気通路内の冷気の流れを説明するための断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)

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