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公開番号2024138695
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023049300
出願日2023-03-27
発明の名称冷却庫
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 21/14 20060101AFI20241002BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】より確実に庫内の負圧を軽減することのできる冷却庫を提供する。
【解決手段】冷却庫1は、冷却室20と、冷却室20内に配置されている冷却器21と、冷却室20の底部に配置され、結露水を排出する排出口43を有する水受トレイ41とを備えている。水受トレイ41の下面と冷却室20の底面20aとの間には、庫内外の空気の通り道となる隙間Gが設けられている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
冷却室と、
前記冷却室内に配置されている冷却器と、
前記冷却室の底部に配置され、結露水を排出する排出口を有する水受トレイと
を備え、
前記水受トレイの下面と前記冷却室の底面との間には、庫内外の空気の通り道となる隙間が設けられている、冷却庫。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記水受トレイは、前記冷却室の底面から浮いた状態で配置されており、
前記水受トレイには、空気の通り道となる穴が設けられている、
請求項1に記載の冷却庫。
【請求項3】
前記水受トレイの下面側には、空気の通り道となる溝が設けられており、
前記溝は、前記水受トレイの端部にまで延びている、
請求項1または2に記載の冷却庫。
【請求項4】
前記穴の周縁の少なくとも一部には、上方側に突出する壁部が設けられている、
請求項2に記載の冷却庫。
【請求項5】
前記冷却器には、複数の放熱フィンが設けられており、
前記穴の少なくとも一つは、上面視で、前記放熱フィンの配置領域の外側に位置している、
請求項2に記載の冷却庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、結露水の排水機構を備えている冷却庫に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
冷蔵庫などの冷却庫に設けられている貯蔵室は、パッキンが取り付けられた扉によって内部を密閉した状態にすることができる。扉を閉じた直後の貯蔵室内は、内部の空気が冷やされて収縮することで負圧状態となる。この負圧により貯蔵室と扉のパッキンとの密着が強くなり、扉を開放するときに大きな力が必要となる。
【0003】
そこで、貯蔵室内の負圧を開放するための構成が検討されている。例えば、特許文献1には、庫内に配されたドレンパンで受けられた結露水を排出する排水装置が開示されている。この排水装置に備えられた排水管は、開閉弁を有している。開閉弁は、揺動開閉可能に支持されたフラップを有しており、庫内が負圧になると、フラップを内側に揺動させて外気が庫内に導入されることで、庫内の負圧を解消するような構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-257045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、結露水が排水管の周壁に残留した場合は、その残留水が冷却器の冷熱で凍結して排水管の流路を狭くしたり塞いでしまうことがある。その場合は外気が庫内に導入されにくくなり、庫内の負圧が解消されないことがある。また、開閉弁を排水管内へ倒れるように構成すると、開閉弁自体に結露水が付着して残留しやすくなり、外気の庫内への導入を妨げてしまうおそれもある。
【0006】
そこで、本発明では、より確実に庫内の負圧を軽減することのできる冷却庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一局面にかかる冷却庫は、冷却室と、前記冷却室内に配置されている冷却器と、前記冷却室の底部に配置され、結露水を排出する排出口を有する水受トレイとを備えている。前記水受トレイの下面と前記冷却室の底面との間には、庫内外の空気の通り道となる隙間が設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一局面によれば、より確実に庫内の負圧を軽減することのできる冷却庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態にかかる冷却庫の断面模式図である。
図1に示す冷却庫の冷却室内の構成を示す断面図である。
第1の実施形態にかかる冷却庫に備えられているドリップトレイの外観を示す斜視図である。
図3に示すドリップトレイを別の方向から見た外観を示す斜視図である。
図3に示すドリップトレイが配置された冷却室の底面部の構成を示す断面図である。
図5に示す冷却室の底面部における空気の流れを示す模式図である。
ドリップトレイに設けられている通気穴の例を示す断面模式図である。
冷却室内に配置されている冷却器の放熱フィンと、ドリップトレイに設けられている通気穴との位置関係の例を示す上面図である。
第2の実施形態にかかる冷却庫に備えられているドリップトレイの外観を示す斜視図である。
図3に示すドリップトレイを下面側から見たときの外観を示す斜視図である。
図3に示すドリップトレイを側面側から見たときの外観を示す斜視図である。
第3の実施形態にかかる冷却庫の断熱箱体の外観を示す斜視図である。
図12に示す断熱箱体の水平断面図である。
図13に示す断熱箱体のA-A線部分の断面模式図である。
第4の実施形態にかかる冷却庫の断熱箱体の水平断面図である。
図15に示す断熱箱体のB-B線部分の断面模式図である。
図15に示す冷却室の底面上にドリップトレイを配置した状態を示す断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)

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