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公開番号
2024145278
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023057559
出願日
2023-03-31
発明の名称
冷却庫
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F25D
23/00 20060101AFI20241004BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】密閉性の低下を抑制しつつ庫内の負圧を軽減することのできる冷却庫を提供する。
【解決手段】冷却庫1は、貯蔵室10を有する本体部50と、本体部50に取り付けられている扉11とを備えている。扉11には、閉状態のときに貯蔵室10内の密閉性を高める扉パッキン45が取り付けられている。冷却庫1には、扉11の開閉状態を検知する検知部44と、負圧解消機構61とが備えられており、扉11が閉状態となったことを検知部44が検知すると、負圧解消機構61は、扉パッキン45の一部を本体部50の間口50aから一定期間引き離すように動作させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
貯蔵室を有する本体部と、
前記本体部に取り付けられている扉と、
前記扉に取り付けられ、前記扉が閉状態のときに前記貯蔵室内の密閉性を高める扉パッキンと、
前記扉の開閉状態を検知する検知部と、
前記扉が閉状態となったことを前記検知部が検知すると、前記扉パッキンの一部を前記本体部の間口から一定期間引き離すように動作させる負圧解消機構と
を備えている冷却庫。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記扉は、前記本体部に対して前記扉を引き付けるマグネットを有し、
前記負圧解消機構は、電磁石を有している、
請求項1に記載の冷却庫。
【請求項3】
前記扉は、前記本体部に対して前記扉を引き付けるマグネットを有し、
前記負圧解消機構は、ソレノイドを有している、
請求項1に記載の冷却庫。
【請求項4】
前記マグネットは、前記本体部の間口から引き離される前記扉パッキンの一部と対応する位置において分割されている、
請求項2または3に記載の冷却庫。
【請求項5】
前記負圧解消機構は、前記扉が閉状態となってから一定期間経過すると、前記電磁石に逆方向の磁界を形成させる、
請求項2に記載の冷却庫。
【請求項6】
前記貯蔵室内の温度と庫外の温度との差が大きくなるほど、前記負圧解消機構の動作時間を長くする、
請求項1から3の何れか1項に記載の冷却庫。
【請求項7】
庫外の湿度が高いほど、前記負圧解消機構の動作時間を長くする、
請求項1から3の何れか1項に記載の冷却庫。
【請求項8】
貯蔵室を有する本体部と、
前記本体部に取り付けられている扉と、
前記扉に取り付けられ、前記扉が閉状態のときに前記貯蔵室内の密閉性を高める扉パッキンと、
前記扉の開閉状態を検知する検知部と、
前記扉が閉状態となったことを前記検知部が検知すると、前記扉と前記扉パッキンとの間に一定期間隙間を形成するように前記扉パッキンを動作させる負圧解消機構と
を備えている冷却庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、庫内の負圧を解消するための機構を備えている冷却庫に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
冷蔵庫などの冷却庫に設けられている貯蔵室は、パッキンが取り付けられた扉によって内部を密閉した状態にすることができる。扉を閉じた直後の貯蔵室内は、内部の空気が冷やされて収縮することで負圧状態となる。この負圧により貯蔵室と扉のパッキンとの密着が強くなり、扉を開放するときに大きな力が必要となる。
【0003】
そこで、貯蔵室内の負圧を開放するための構成が検討されている。例えば、特許文献1には、冷蔵庫の負圧を解消する構造として、扉パッキング33の4辺のうち少なくとも1辺の扉に形成された溝に取り付ける部分37が、切欠かれ、扉を開状態にする際、扉パッキングが変形して、切欠きから庫内の空気が外気と連通する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-108998号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、扉の密閉を維持するためのパッキンに切り欠きを設けると、庫内の密閉性が低下する可能性がある。
【0006】
そこで、本発明では、密閉性の低下を抑制しつつ庫内の負圧を軽減することのできる冷却庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一局面にかかる冷却庫は、貯蔵室を有する本体部と、前記本体部に取り付けられている扉と、前記扉に取り付けられ、前記扉が閉状態のときに前記貯蔵室内の密閉性を高める扉パッキンと、前記扉の開閉状態を検知する検知部と、前記扉が閉状態となったことを前記検知部が検知すると、前記扉パッキンの一部を前記本体部の間口から一定期間引き離すように動作させる負圧解消機構とを備えている。
【0008】
本発明のもう一つの局面にかかる冷却庫は、貯蔵室を有する本体部と、前記本体部に取り付けられている扉と、前記扉に取り付けられ、前記扉が閉状態のときに前記貯蔵室内の密閉性を高める扉パッキンと、前記扉の開閉状態を検知する検知部と、前記扉が閉状態となったことを前記検知部が検知すると、前記扉と前記扉パッキンとの間に一定期間隙間を形成するように前記扉パッキンを動作させる負圧解消機構とを備えている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、密閉性の低下を抑制しつつ庫内の負圧を軽減することのできる冷却庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態にかかる冷却庫の斜視図である。
一実施形態にかかる冷却庫の断面模式図である。
冷却庫に備えられている扉の背面図である。
図2の破線で囲んだ部分を拡大して示す断面模式図である。
第1の実施形態にかかる冷却庫の負圧解消機構の構成を示す断面模式図である。
図5に示す冷却庫の上面模式図である。
一実施形態にかかる冷却庫の内部構成を示すブロック図である。
第2の実施形態にかかる冷却庫の負圧解消機構の構成を示す断面模式図である。
図8に示す冷却庫の上面模式図である。
第3の実施形態にかかる冷却庫の上面模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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