TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024128931
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-24
出願番号
2023204818
出願日
2023-12-04
発明の名称
冷蔵庫
出願人
アクア株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F25D
17/08 20060101AFI20240913BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】 冷凍室に収納された食品に冷凍焼けが生じるのを抑制できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】 冷凍室4と、冷凍室4内に配置された上面が開口した容器20A,20Bと、蒸発器12を有する冷却回路と、庫内の空気を流動させるファン14と、を備え、ファン14により流動した空気が、蒸発器12を通過して冷凍室4に流入し、冷凍室4に配置された容器20A,20B内を流れて容器20A,20Bから流出し、容器20A,20Bの面部22,Sに沿って流れて、冷凍室4の下側から流出し、再び蒸発器12の入側に戻る流動サイクルが実施され、容器20A,20Bから流出した空気が沿って流れる容器20A,20Bの面部22,Sに断熱材30が取り付けられている、または冷凍室4の底面4Aに冷却器40が配置されている冷蔵庫2,2’を提供する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
冷凍室と、
前記冷凍室に配置された上面が開口した容器と、
蒸発器を有する冷却回路と、
庫内の空気を流動させるファンと、
を備え、
前記ファンにより流動した空気が、前記蒸発器を通過して前記冷凍室に流入し、前記冷凍室に配置された前記容器内を流れて前記容器から流出し、前記容器の面部に沿って流れて、前記冷凍室の下側から流出し、再び前記蒸発器の入側に戻る流動サイクルが実施され、
前記冷凍室の底面に冷却器が配置されていることを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
冷凍室と、
前記冷凍室に配置された上面が開口した容器と、
蒸発器を有する冷却回路と、
庫内の空気を流動させるファンと、
を備え、
前記ファンにより流動した空気が、前記蒸発器を通過して前記冷凍室に流入し、前記冷凍室に配置された前記容器内を流れて前記容器から流出し、前記容器の面部に沿って流れて、前記冷凍室の下側から流出し、再び前記蒸発器の入側に戻る流動サイクルが実施され、
前記容器から流出した空気が沿って流れる前記容器の面部に断熱材が取り付けられていることを特徴とする冷蔵庫。
【請求項3】
前記容器の下面部に前記断熱材が取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記容器の側面部に前記断熱材が取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記冷凍室の底面に冷却器が配置されていることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記容器の底での気温をTBとし、前記容器の高さ方向で略中央の位置における気温をTMとするとき、
TB-TM ≦ 1.0℃
の関係を有することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の冷蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷凍室を備えた冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
冷凍室を備えた冷蔵庫の中には、冷凍室内の空気の温度差を緩和するためのファンを備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の冷蔵庫では、小冷凍室内に容器が配置され、ファンで小冷凍室内に送風を行うことで、容器と、容器内に収容される食品と、小冷凍室内の空気との温度差を緩和することができる。これにより、保存された食品の温度変動を緩和して、食品からの水分放出による乾燥を防ぐことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-85018号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の冷蔵庫では、空気が容器内を流れる間に、容器内の食品を冷却するとともに、その空気の温度が上昇して容器から流出する。温度が上昇した空気が、容器の外面に沿って流れるとき、熱伝達で容器内の食品が加温される。よって、食品の温度が食品周囲の空気の温度より高くなり、食品の水分が昇華して、食品内の細胞から水分が抜ける虞がある。すると、水分が抜けた部分に空気が入り込んで酸化し、冷凍焼けが生じる虞がある。
【0005】
よって、本発明の目的は、上記の課題を解決するものであり、冷凍室に収納された食品に冷凍焼けが生じるのを抑制できる冷蔵庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明の第1の態様は、
冷凍室と、
前記冷凍室に配置された上面が開口した容器と、
蒸発器を有する冷却回路と、
庫内の空気を流動させるファンと、
を備え、
前記ファンにより流動した空気が、前記蒸発器を通過して前記冷凍室に流入し、前記冷凍室に配置された前記容器内を流れて前記容器から流出し、前記容器の面部に沿って流れて、前記冷凍室の下側から流出し、再び前記蒸発器の入側に戻る流動サイクルが実施され、
前記冷凍室の底面に冷却器が配置されている冷蔵庫である。
【0007】
蒸発器を通過した空気が容器内を流れる間に、容器内の食品を冷却するとともに、その空気の温度が上昇して容器から流出する。しかし、冷凍室の底面に配置された冷却器により、下側から冷却されるので、容器の面部に沿って、特に下面部に沿って流れる空気の温度を下げることができる。これにより、空気からの熱伝達で容器内の食品が加温されるのを抑制することができる。よって、食品と食品周囲の空気の温度の差を小さくして、食品に冷凍焼けが生じるのを抑制することができる。
【0008】
これにより、冷凍室に収納された食品に冷凍焼けが生じるのを抑制できる冷蔵庫を提供することができる。
【0009】
本発明の第2の態様は、
冷凍室と、
前記冷凍室に配置された上面が開口した容器と、
蒸発器を有する冷却回路と、
庫内の空気を流動させるファンと、
を備え、
前記ファンにより流動した空気が、前記蒸発器を通過して前記冷凍室に流入し、前記冷凍室に配置された前記容器内を流れて前記容器から流出し、前記容器の面部に沿って流れて、前記冷凍室の下側から流出し、再び前記蒸発器の入側に戻る流動サイクルが実施され、
前記容器から流出した空気が沿って流れる前記容器の面部に断熱材が取り付けられている冷蔵庫である。
【0010】
蒸発器を通過した空気が容器内を流れる間に、容器内の食品を冷却するとともに、空気の温度が上昇して容器から流出する。この温度の上昇した空気が容器の面部に沿って流れるが、断熱材により、空気からの熱伝達で容器内の食品が加温されるのを抑制することができる。よって、食品と食品周囲の空気の温度の差を小さくして、食品に冷凍焼けが生じるのを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
排熱利用システム
2か月前
個人
自然冷媒冷凍空調装置
24日前
シャープ株式会社
冷却装置
7か月前
株式会社ナガオカ
冷却装置
10日前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
4か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
大和冷機工業株式会社
冷蔵庫
5か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
6か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
6か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
3か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
7か月前
ホシザキ株式会社
液体凍結装置
10日前
ホシザキ株式会社
製氷機
2か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
7か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
2か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
5か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
2か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
2か月前
シャープ株式会社
冷却庫
3か月前
シャープ株式会社
冷却庫
3か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
5か月前
富士電機株式会社
冷凍サイクル
10日前
富士電機株式会社
冷却装置
25日前
株式会社伊勢藤
冷蔵庫ストッカー
1か月前
富士電機株式会社
冷却装置
24日前
富士電機株式会社
保冷装置
1か月前
ホシザキ株式会社
冷却装置
4か月前
Areti株式会社
飲料貯蔵装置
4日前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
ダイキン工業株式会社
空調機
3か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
続きを見る
他の特許を見る