TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025019381
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023122964
出願日
2023-07-28
発明の名称
マニホールド
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
F25B
41/40 20210101AFI20250131BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】車体支持フレーム等に固定されて拘束された状態でも、破損し難いマニホールドを提供する。
【解決手段】マニホールド10は、第1温度以上の高温流体F1が流通する高温流路LHが形成された高温部16、及び第1温度未満である第2温度以下の低温流体F2,F3,F4が流通する低温流路LM,LL,LMLが形成された低温部18を有するマニホールド本体11と、マニホールド本体11を被拘束物14に対して拘束する拘束部13a,13bと、を備えている。拘束部13aは、拘束部13a,13bの拘束力によって発生する応力を吸収する応力吸収構造20,30を有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1温度以上の高温流体が流通する高温流路が形成された高温部、及び前記第1温度未満である第2温度以下の低温流体が流通する低温流路が形成された低温部を有するマニホールド本体と、
前記マニホールド本体を被拘束物に対して拘束する拘束部と、を備え、
前記拘束部は、前記拘束部の拘束力によって発生する応力を吸収する応力吸収構造を有しているマニホールド。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記拘束部は、前記マニホールド本体に2つ以上配置され、
少なくとも1つの前記拘束部は、前記応力吸収構造を有さず前記被拘束物に固定され、
少なくとも1つの前記拘束部は、前記応力吸収構造を有している請求項1に記載のマニホールド。
【請求項3】
前記応力吸収構造は、前記マニホールド本体に形成された貫通孔を覆う中空筒状の応力吸収部材と、前記被拘束物及び前記応力吸収部材の内部を貫通して締結される締結部材と、を有する請求項1又は2に記載のマニホールド。
【請求項4】
前記応力吸収構造は、前記マニホールド本体に形成された貫通孔を塞ぐように取り付けられ、端部に被締結部を含む応力吸収部材と、前記被拘束物を貫通して前記応力吸収部材の前記被締結部に螺合される締結部材と、を有する請求項1又は2に記載のマニホールド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、マニホールドに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車室の空調等の目的で、車両に取り付けられる熱管理に関するシステムが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、冷却水貯留部、流路部、実装部、取付ブラケットを有し、流体(冷却水及び冷媒)が流通するマニホールド(特許文献1においては熱管理システム)が開示されている。実装部には、複数のウォータポンプ、複数のバルブ、複数の熱交換器等が実装されている。また、取付ブラケットには4つの拘束部(特許文献1においては取付足)が形成されており、拘束部を車体支持フレームに固定することにより、マニホールドが車体に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許出願公開第114789636号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されたマニホールドは、複数の熱交換器を有しているので、マニホールドの内部を高温の流体と低温の流体とが流通する。すなわち、このマニホールドには高温の流体が流通する高温回路と低温の流体が流通する低温回路とが配置されている。一般に、物質は低温で収縮し高温で膨張するので、マニホールドにおいて、高温回路が配置されている箇所は膨張し、低温回路が配置されている箇所は収縮する。ここで、例えば、低温回路が配置された箇所に4つある拘束部のうち2つ以上が形成されている場合、拘束部は車体支持フレームに固定されて拘束されているため、低温回路が配置された箇所に形成された2つ以上の拘束部それぞれの近辺は収縮して、2つ以上の拘束部の間で引張応力が発生し、最悪の場合、マニホールドが破損する可能性があった。
【0005】
そこで、車体支持フレーム等に固定されて拘束された状態でも、破損し難いマニホールドが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るマニホールドの1つの実施形態は、第1温度以上の高温流体が流通する高温流路が形成された高温部、及び前記第1温度未満である第2温度以下の低温流体が流通する低温流路が形成された低温部を有するマニホールド本体と、前記マニホールド本体を被拘束物に対して拘束する拘束部と、を備え、前記拘束部は、前記拘束部の拘束力によって発生する応力を吸収する応力吸収構造を有している。
【0007】
本実施形態によれば、拘束部が応力吸収構造を有しているので、拘束部が低温部に複数配置された場合に、収縮に伴う引張応力が発生したとしても、その引張応力を吸収し、車体支持フレーム等に固定されて拘束された状態でもマニホールドが破損し難い。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る冷媒回路を示す図である。
第1実施形態に係るマニホールド本体の構成を表す図である。
図2、図5、図6のIII-III線矢視断面図である。
図2、図5、図6のIV-IV線矢視断面図である。
第2実施形態に係るマニホールド本体の構成を示す図である。
第3実施形態に係るマニホールド本体の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態に係るマニホールドについて、図面を参照しながら説明する。ただし、以下の実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
【0010】
〔冷媒回路の構成〕
まず、図1を参照して、電気自動車、ハイブリッド車等の車両に搭載される冷媒回路Cについて説明する。冷媒回路Cは、車両の室内の温度を調整する冷暖房用の冷媒Fが流通する冷媒流路Lによって構成される。冷媒Fは、例えば、ハイドロフルオロカーボン(HFC)、ハイドロフルオロオレフィン(HFO)等の冷媒である。冷媒流路Lは、後述するマニホールド10が有するマニホールド本体11の内部に設けられる(図2参照)。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社アイシン
気液分離器
5日前
株式会社アイシン
GM冷凍機
6日前
株式会社アイシン
車載充電装置
6日前
株式会社アイシン
ドア支持装置
13日前
株式会社アイシン
運転支援装置
13日前
株式会社アイシン
検知システム
13日前
株式会社アイシン
運転支援装置
13日前
株式会社アイシン
リモコン装置
19日前
株式会社アイシン
防犯システム
19日前
株式会社アイシン
押圧プレート
19日前
株式会社アイシン
マニホールド
19日前
株式会社アイシン
車載充電装置
6日前
株式会社アイシン
直線移動機構
5日前
株式会社アイシン
マニホールド
5日前
株式会社アイシン
赤外線分光装置
19日前
株式会社アイシン
ロータリバルブ
19日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
19日前
株式会社アイシン
冷却モジュール
19日前
株式会社アイシン
回路モジュール
7日前
株式会社アイシン
熱交換システム
6日前
株式会社アイシン
冷却モジュール
19日前
株式会社アイシン
冷却モジュール
19日前
株式会社アイシン
電子部品ユニット
6日前
株式会社アイシン
配送支援システム
13日前
株式会社アイシン
ステアリング装置
19日前
株式会社アイシン
車輪踏面検査装置
19日前
株式会社アイシン
水噴射冷却システム
19日前
株式会社アイシン
車両用スパッツ装置
6日前
株式会社アイシン
巻線界磁型回転電機
6日前
株式会社アイシン
車体表面状態検出装置
19日前
株式会社アイシン
充電コネクタ挿抜装置
5日前
株式会社アイシン
ペロブスカイト太陽電池
5日前
株式会社アイシン
ディファレンシャル装置
13日前
株式会社アイシン
ホイールモータユニット
23日前
株式会社アイシン
車両用のバッテリーケース
12日前
株式会社アイシン
アキュムレータ及び車両駆動装置
6日前
続きを見る
他の特許を見る