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公開番号
2025018601
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122459
出願日
2023-07-27
発明の名称
電子部品ユニット
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20250130BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】部品点数の削減を図る。
【解決手段】コンデンサ素子31と、コンデンサ素子31を冷却する冷却面を有する冷却器と、冷却面に対向する固着面33を有し、コンデンサ素子31を収容するケース30と、ケース30の固着面33と冷却器の冷却面とを接着する接着層と、位置決め部5と、スペーサ34と、を備える。位置決め部5は、ケース30と冷却器との一方に形成されたピン35と、ケース30と冷却器との他方に形成され、ピン35に係合して冷却器に対するケース30の位置を冷却面に沿った方向に対して位置決めする孔部と、を有する。スペーサ34は、ケース30と冷却器との一方に形成され、接着層を形成する間隔を設ける。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電子部品と、
前記電子部品を冷却する冷却面を有する冷却器と、
前記冷却面に対向する固着面を有し、前記電子部品を収容するケースと、
前記ケースの前記固着面と前記冷却器の前記冷却面とを接着する接着層と、
前記ケースと前記冷却器との一方に形成された係合部と、前記ケースと前記冷却器との他方に形成され、前記係合部に係合して前記冷却器に対する前記ケースの位置を前記冷却面に沿った方向に対して位置決めする被係合部と、を有する位置決め部と、
前記ケースと前記冷却器との一方に形成され、前記接着層を形成する間隔を設けるスペーサ部と、を備える、
電子部品ユニット。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記位置決め部及び前記スペーサ部は、前記冷却面と直交する方向視で、前記冷却面に重なり、前記電子部品に重ならない位置に配置されている、
請求項1に記載の電子部品ユニット。
【請求項3】
前記位置決め部及び前記スペーサ部は、前記冷却面と直交する方向視で、前記固着面の外縁と前記電子部品との間に配置されている、
請求項1に記載の電子部品ユニット。
【請求項4】
前記位置決め部は、前記冷却面と直交する方向視で、前記スペーサ部と重なって配置されている、
請求項1に記載の電子部品ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この技術は、冷却構造を有する電子部品ユニットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コンデンサや放電抵抗のような発熱する電子部品を樹脂製のケースに収容した電子部品ユニットが普及している。このような電子部品は通電により発熱するため、電子部品を収容したケースを冷却器に取り付けた構成が開発されている。その構成として、例えば、電子部品を収容したケースを冷却器にボルトと接着剤とで取り付ける構成が知られている(特許文献1参照)。この構成では、電子部品を収容したケースと冷却器との間の距離を一定に確保するスペーサにより接着剤の厚みを一定に保ちつつ絶縁性を確保して、電子部品を放熱するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-29147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方、自動車などの車両において、車両駆動用のモータが搭載されたハイブリッド車や電気自動車が普及している。このような車両駆動用のモータを駆動するための電気的な駆動回路として、インバータなどが用いられている。このようなインバータのコンデンサや放電抵抗を冷却する構成として、これらの電子部品を収容したケースを冷却器にボルトと接着剤とで取り付けることが考えられる。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の電子部品の冷却構造では、電子部品を収容したケースを冷却器にボルトと接着剤とで取り付けているので、部品点数が多くなってしまうという課題があった。このため、部品点数の削減が望まれていた。
【0006】
そこで、部品点数の削減を図ることができる電子部品ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様である電子部品ユニットは、電子部品と、前記電子部品を冷却する冷却面を有する冷却器と、前記冷却面に対向する固着面を有し、前記電子部品を収容するケースと、前記ケースの前記固着面と、前記冷却器の前記冷却面とを接着する接着層と、前記ケースと前記冷却器との一方に形成された係合部と、前記ケースと前記冷却器との他方に形成され、前記係合部に係合して前記冷却器に対する前記ケースの位置を前記冷却面に沿った方向に対して位置決めする被係合部と、を有する位置決め部と、前記ケースと前記冷却器との一方に形成され、前記接着層を形成する間隔を設けるスペーサ部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
電子部品ユニットにおいて、部品点数の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態に係るインバータを示す概略の斜視図であり、(a)はコンデンサを組み付けた後の状態、(b)はコンデンサを組み付ける前の状態である。
実施の形態に係るコンデンサを示す概略の斜視図であり、(a)は上方から視た状態、(b)は下方から視た状態である。
実施の形態に係るコンデンサを示す概略図であり、(a)は接着剤を押し広げる前の底面図、(b)は接着剤が押し広げられた後の底面図、(c)は変形例に係る一体化したスペーサ及びピンの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る電子部品ユニットの実施の形態を、図1~図3に沿って説明する。本実施の形態では、電子部品ユニットを、例えばハイブリッド車や電気自動車などの車両の走行駆動力を出力する駆動用モータを制御する駆動回路(例えば、インバータ)に適用した場合について説明している。
(【0011】以降は省略されています)
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