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公開番号
2025012923
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023116119
出願日
2023-07-14
発明の名称
車体表面状態検出装置
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G01N
21/88 20060101AFI20250117BHJP(測定;試験)
要約
【課題】車両の車体の状態を検出するのに手間がかかるのを抑制することができる車体表面状態検出装置を得る。
【解決手段】車体表面状態検出装置は、車両に搭載され車両の車体の表面の状態に応じた輝度に関する輝度情報を検出する光学センサから輝度情報を取得する取得部と、取得部によって取得された輝度情報に基づいて表面の状態を検出する検出部と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載され前記車両の車体の表面の状態に応じた輝度に関する輝度情報を検出する光学センサから前記輝度情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記輝度情報に基づいて前記表面の状態を検出する検出部と、
を備えた車体表面状態検出装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記輝度情報は、前記表面の前記輝度の変化量である輝度変化量を含み、
前記検出部は、前記輝度変化量に基づいて前記表面の状態を検出する、請求項1に記載の車体表面状態検出装置。
【請求項3】
前記検出部は、前記輝度変化量が閾値よりも大きい場合に前記表面に傷があると判定する、
請求項2に記載の車体表面状態検出装置。
【請求項4】
前記検出部は、前記輝度変化量が閾値よりも小さい場合に前記表面に汚れがあると判定する、
請求項2に記載の車体表面状態検出装置。
【請求項5】
前記光学センサのセンシング範囲は、前記表面の領域である表面センシング領域と、前記車両の周辺の領域である周辺センシング領域と、を含み、
前記検出部は、前記表面センシング領域の前記輝度変化量と前記表面センシング領域用の閾値とに差が有り、かつ前記周辺センシング領域の前記輝度変化量と前記周辺センシング領域用の閾値とに差が無い場合には、前記表面センシング領域の前記輝度変化量と前記表面センシング領域用の前記閾値との差は、前記表面の状態に起因すると判定し、前記表面センシング領域の前記輝度変化量と前記表面センシング領域用の前記閾値とに差が有り、かつ前記周辺センシング領域の前記輝度変化量と前記周辺センシング領域用の前記閾値とに差が有る場合には、前記表面センシング領域の前記輝度変化量と前記表面センシング領域用の前記閾値との差は、前記車両の周辺の明るさに起因すると判定する、
請求項2に記載の車体表面状態検出装置。
【請求項6】
前記車両は、開閉可能に前記車体に連結されたドアミラーを備え、
前記光学センサは、前記ドアミラーに設けられ前記ドアミラーと一体に移動し、
前記検出部は、前記ドアミラーの開状態と前記ドアミラーの閉状態とで前記輝度変化量が異なる場合には、前記表面に傷と汚れとのうち少なくとも一方があると判定し、前記ドアミラーの前記開状態と前記ドアミラーの前記閉状態とで前記輝度変化量が同じである場合には、前記光学センサに傷と汚れとのうち少なくとも一方があると判定する、
請求項2に記載の車体表面状態検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車体表面状態検出装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、施設に設置され、車両の車体の表面の汚れを光学的に検出する装置が知られている。例えば、特許文献1には、車体の表面に対して、発光部により光を当て、その反射光を受光部に入力し、受光部に入力した入力値に基づいて、検出部が車体の表面の汚れ指数を算出する汚れ測定装置が記載されている。この汚れ測定装置は、洗車場施設に設置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-281584号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術では、車体の表面の汚れを検出するためには、洗車が不要の場合であっても、当該装置が設置された専用施設である洗車場施設に車両を移動させる必要があり、手間がかかるという問題がある。
【0005】
本発明の実施形態が解決しようとする課題の一つは、車両の車体の状態を検出するのに手間がかかるのを抑制することができる車体表面状態検出装置を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態にかかる車体表面状態検出装置は、車両に搭載され前記車両の車体の表面の状態に応じた輝度に関する輝度情報を検出する光学センサから前記輝度情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記輝度情報に基づいて前記表面の状態を検出する検出部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の実施形態にかかる車体表面状態検出装置は、車両の車体の状態を検出するのに手間がかかるのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の車体表面状態検出システムが搭載される車両の構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態の車体表面状態検出システムにおけるデータ処理装置の機能構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態の車両の走行状態の一例を示す図である。
図4は、実施形態における光学センサのセンシング範囲内の様子の一例を示す図であって、車体の表面に汚れ及び傷が無い状態の図である。
図5は、実施形態における光学センサのセンシング範囲内の様子の一例を示す図であって、車体の表面に汚れが有る状態の図である。
図6は、実施形態における光学センサのセンシング範囲内の様子の一例を示す図であって、車体の表面に傷が有る状態の図である。
図7は、実施形態の光学センサの検出結果の一例を示す図であって、車体の表面に汚れ及び傷が無い場合の図である。
図8は、実施形態の光学センサの検出結果の一例を示す図であって、車体の表面に汚れが有る場合の図である。
図9は、実施形態のデータ処理装置が実行する閾値設定処理の一例を示すフローチャートである。
図10は、実施形態のデータ処理装置が実行する傷検出処理の一例を示すフローチャートである。
図11は、実施形態のデータ処理装置が実行する汚れ検出処理の一例を示すフローチャートである。
図12は、実施形態のデータ処理装置が実行する光学センサ検査処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、並びに当該構成によりもたらされる作用、結果及び効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によりも実現可能であるとともに、基本的な構成に基づく種々の効果や派生的な効果のうち、少なくとも一つを得ることが可能である。
【0010】
<車両C>
図1は、実施形態の車体表面状態検出システムSが搭載される車両Cの構成の一例を示す図である。本実施形態の車両Cは、例えば、四輪自動車である。車体表面状態検出システムSは、車両Cに搭載され、当該車両Cにおける車体Bの表面B1の状態を検出する処理を実行する。車体表面状態検出システムSが検出する車体Bの表面B1の状態は、例えば、汚れや傷である。
(【0011】以降は省略されています)
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