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公開番号
2025012924
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023116120
出願日
2023-07-14
発明の名称
車輪踏面検査装置
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G01M
17/10 20060101AFI20250117BHJP(測定;試験)
要約
【課題】鉄道車両の車輪の踏面の傷検出におけるデータ処理の負荷を低減することができる車輪踏面検査装置を得る。
【解決手段】車輪踏面検査装置は、鉄道車両の車輪の踏面をセンシングして画素毎の輝度変化を示すイベントデータを出力するイベントセンサから、イベントデータを取得する取得部と、取得部によって取得されたイベントデータに基づいて踏面の傷を検出する検出部と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
鉄道車両の車輪の踏面をセンシングして画素毎の輝度変化を示すイベントデータを出力するイベントセンサから、前記イベントデータを取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記イベントデータに基づいて前記踏面の傷を検出する検出部と、
を備えた車輪踏面検査装置。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記検出部は、前記イベントデータの前記輝度変化が、前記傷の無い基準の車輪の踏面を用いて予め設定された閾値よりも大きい場合に、前記傷があると判定する、請求項1に記載の車輪踏面検査装置。
【請求項3】
前記取得部は、線路を営業速度で走行中の前記鉄道車両を検出する検出装置が前記鉄道車両を検出した場合に、前記イベントデータを取得する、
請求項1に記載の車輪踏面検査装置。
【請求項4】
前記イベントセンサは、線路に沿って複数配置され、
前記取得部は、線路を営業速度で走行中の前記鉄道車両を検出する検出装置が前記鉄道車両を検出した場合に、前記線路に沿って間隔をあけて配置された複数の前記イベントセンサから少なくとも前記踏面の一周分の前記イベントデータを取得する、
請求項1に記載の車輪踏面検査装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車輪踏面検査装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、鉄道車両の車輪の踏面をカメラによって撮像し、カメラから出力される撮像データに基づいて、踏面の傷を検出する車輪踏面検査装置が知られている。例えば、特許文献1の技術は、線路上を走行する鉄道車両の車輪の踏面を線路脇に設置した撮像装置により連続的に撮像して、複数の画像データを取得し、これらの複数の画像データから、車輪の損傷を画像処理によって検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-148744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術では、車輪の踏面の傷検出のためにカメラの撮像データを用いるので、傷検出のためのデータ処理量が多く、傷検出のデータ処理の負荷が大きいという問題がある。
【0005】
本発明の実施形態が解決しようとする課題の一つは、鉄道車両の車輪の踏面の傷検出におけるデータ処理の負荷を低減することができる車輪踏面検査装置を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態にかかる車輪踏面検査装置は、鉄道車両の車輪の踏面をセンシングして画素毎の輝度変化を示すイベントデータを出力するイベントセンサから、前記イベントデータを取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記イベントデータに基づいて前記踏面の傷を検出する検出部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の実施形態にかかる車輪踏面検査装置は、鉄道車両の車輪踏面の傷検出におけるデータ処理の負荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態にかかる車輪踏面検査システムの設置例を模式的に示す図である。
図2は、実施形態にかかる車輪踏面検査システムの一部と鉄道車両の車輪とを模式的に示す斜視図である。
図3は、実施形態にかかるデータ処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図4は、実施形態にかかるデータ処理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図5は、実施形態にかかる車輪踏面検査システムの一部と基準の車輪とを模式的に示す斜視図である。
図6は、実施形態のイベントセンサの検出結果の一例を示す図であって、車輪の踏面に傷が有る場合の図である。
図7は、実施形態のデータ処理装置が実行する閾値設定処理の一例を示すフローチャートである。
図8は、実施形態のデータ処理装置が実行する傷検出処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、並びに当該構成によりもたらされる作用、結果及び効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によりも実現可能であるとともに、基本的な構成に基づく種々の効果や派生的な効果のうち、少なくとも一つを得ることが可能である。
【0010】
<車輪踏面検査システム1>
図1は、本実施形態にかかる車輪踏面検査システム1の設置例を模式的に示す図である。図1に示されるように、本実施形態にかかる車輪踏面検査システム1は、複数のイベントセンサ5A,5Bと、照明装置6A,6Bと、検出装置7と、データ処理装置10と、を備える。以後、複数のイベントセンサ5A,5Bの総称としてイベントセンサ5を用いる。また、複数の照明装置6A,6Bの総称として照明装置6を用いる。
(【0011】以降は省略されています)
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