TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024179005
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023097479
出願日
2023-06-14
発明の名称
極低温冷凍機
出願人
住友重機械工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F25B
9/14 20060101AFI20241219BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】極低温冷凍機から発生する磁気ノイズを低減する。
【解決手段】極低温冷凍機10は、膨張機モータ40と、膨張機モータ40に接続された減速機41と、減速機41を囲む磁気シールド54と、を備える。磁気シールド54は、膨張機モータ40および減速機41を囲んでもよい。極低温冷凍機10は、磁気シールド54の外に配置された相手部品をさらに備え、減速機41は、磁気シールド54の外へと延出し、磁性材料で形成された出力軸41aを備え、出力軸41aは、相手部品とキー結合されてもよい。出力軸41aと相手部品を結合するキーが、非磁性材料で形成されていてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電磁モータと、
前記電磁モータに接続された減速機と、
前記減速機を囲む磁気シールドと、を備えることを特徴とする極低温冷凍機。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記磁気シールドは、前記電磁モータおよび前記減速機を囲むことを特徴とする請求項1に記載の極低温冷凍機。
【請求項3】
前記極低温冷凍機は、前記磁気シールドの外に配置された相手部品をさらに備え、
前記減速機は、前記磁気シールドの外へと延出し、磁性材料で形成された出力軸を備え、
前記出力軸は、前記相手部品とキー結合されていることを特徴とする請求項1または2に記載の極低温冷凍機。
【請求項4】
前記出力軸と前記相手部品を結合するキーが、非磁性材料で形成されていることを特徴とする請求項3に記載の極低温冷凍機。
【請求項5】
前記キーを受けるキー溝が、前記出力軸上でその先端から前記磁気シールドに向けて形成されており、
前記キー溝の深さが、前記出力軸の前記先端で前記キー溝の幅の60%以下であることを特徴とする請求項4に記載の極低温冷凍機。
【請求項6】
前記キーを受けるキー溝が、前記出力軸上でその先端よりも前記磁気シールドに近い位置から前記磁気シールドに向けて形成されていることを特徴とする請求項4に記載の極低温冷凍機。
【請求項7】
前記出力軸と前記相手部品を結合するキーが、磁性材料で形成され、
前記キーを受けるキー溝が、前記出力軸に形成されており、
前記出力軸からの前記キーの径方向突出高さが、前記出力軸の先端で、前記出力軸の径の7%以下であることを特徴とする請求項3に記載の極低温冷凍機。
【請求項8】
前記出力軸と前記相手部品を結合するキーが、磁性材料で形成され、
前記キーを受けるキー溝が、前記出力軸上でその先端よりも前記磁気シールドに近い位置から前記磁気シールドに向けて形成されていることを特徴とする請求項3に記載の極低温冷凍機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、極低温冷凍機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ギフォード・マクマホン(Gifford-McMahon;GM)冷凍機の膨張機において、減速機を介して駆動モータを圧力制御バルブに接続する構成が知られている。このような極低温冷凍機の主な用途の一つとして、超伝導磁石の冷却がある。超伝導磁石により作られる強い静磁場は、例えば磁気共鳴イメージング(MRI)に利用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-59646号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者らは、上述の極低温冷凍機について検討し、以下の課題を認識した。歯車や軸など減速機の回転部品には、十分な強度を確保するために、浸炭、窒化など表面硬化処理が施された鋼材が用いられることが多い。こうした鋼材は磁性材料であるから、高磁場環境で回転するとき磁気ノイズを発生させうる。磁気ノイズは、MRIによる撮像に悪影響を及ぼしうる。
【0005】
本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、極低温冷凍機から発生する磁気ノイズを低減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様によると、極低温冷凍機は、電磁モータと、電磁モータに接続された減速機と、減速機を囲む磁気シールドと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、極低温冷凍機から発生する磁気ノイズを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る極低温冷凍機を概略的に示す図である。
実施の形態に係る極低温冷凍機を概略的に示す図である。
実施の形態に係る極低温冷凍機を概略的に示す図である。
実施の形態に係るコールドヘッドの運動変換機構の要部の分解斜視図を概略的に示す図である。
図5(a)から図5(f)は、キー結合の設計例を概略的に示す図である。
図6(a)から図6(f)は、キー結合の設計例を概略的に示す図である。
キー結合の設計例を概略的に示す図である。
図5(a)から図5(f)、図6(a)から図6(f)、および図7に示されるキー結合の設計例について磁気ノイズの解析結果を示すグラフである。
実施の形態に係り、磁気ノイズの寸法依存性を示すグラフである。
実施の形態に係り、磁気ノイズの寸法依存性を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。説明および図面において同一または同等の構成要素、部材、処理には同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。図示される各部の縮尺や形状は、説明を容易にするために便宜的に設定されており、特に言及がない限り限定的に解釈されるものではない。実施の形態は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
【0010】
図1から図3は、実施の形態に係る極低温冷凍機10を概略的に示す図である。図1には極低温冷凍機10のコールドヘッドの外観が示され、図2にはコールドヘッドの低温部の内部構造が示される。図3にはコールドヘッドの駆動部の内部構造が示される。極低温冷凍機10は通例、図示しない真空容器に、低温部が真空容器内に配置され駆動部が真空容器外の周囲環境(例えば室温大気圧環境)に配置されるようにして設置される。極低温冷凍機10は、一例として、二段式のギフォード・マクマホン(Gifford-McMahon;GM)冷凍機である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
排熱利用システム
3か月前
個人
自然冷媒冷凍空調装置
1か月前
株式会社ナガオカ
冷却装置
1か月前
株式会社ラスコ
温度制御方法
1日前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
2か月前
ホシザキ株式会社
液体凍結装置
1か月前
富士電機株式会社
冷凍サイクル
1か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
2か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
2か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
2か月前
シャープ株式会社
冷却庫
3か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
4か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
2日前
シャープ株式会社
冷却庫
4か月前
富士電機株式会社
保冷装置
1か月前
フクシマガリレイ株式会社
冷却庫
3日前
富士電機株式会社
冷却装置
2日前
富士電機株式会社
冷却装置
1か月前
Areti株式会社
飲料貯蔵装置
24日前
富士電機株式会社
冷却装置
1か月前
株式会社伊勢藤
冷蔵庫ストッカー
2か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
4か月前
ダイキン工業株式会社
冷凍機
3か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
4か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
4か月前
ダイキン工業株式会社
空調機
3か月前
フクシマガリレイ株式会社
冷却貯蔵庫
2か月前
三菱電機株式会社
冷蔵庫
3か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
2か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
2か月前
SMC株式会社
温調装置
3か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
2か月前
続きを見る
他の特許を見る