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公開番号2025003284
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2024017569
出願日2024-02-08
発明の名称液体凍結装置
出願人ホシザキ株式会社
代理人個人
主分類F25D 25/00 20060101AFI20241226BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】凍結槽内の不凍液中から被凍結物を収納した収納籠を持ち上げてから取り出した後に、液体凍結装置の周囲が被凍結物を収納した収納籠から滴り落ちる不凍液によって汚れないようにする。
【解決手段】液体凍結装置10は、ハウジング11内にて上面に開口部20aを有し、内部に貯えた不凍液により被凍結物を凍結させる凍結槽20と、被凍結物を収納して凍結槽20内の不凍液中に浸漬させるための収納籠60とを備え、凍結槽20の開口部20aには収納籠60の下部に設けた係止部70cに係止して収納籠60を支持するフック24dを設けた。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
ハウジング内にて上面に開口部を有し、内部に貯えた不凍液により被凍結物を凍結させる凍結槽と、
前記被凍結物を収納して前記凍結槽内の不凍液中に浸漬させるための収納籠とを備えた液体凍結装置であって、
前記凍結槽の開口部には前記収納籠の下部に設けた係止部に係止して前記収納籠を支持するフックを設けたことを特徴とする液体凍結装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
請求項1に記載の液体凍結装置において、
前記凍結槽の開口部には水平方向に対向する両側の側部に前記フックを設け、
前記収納籠の下部には水平方向の両側の側部に前記係止部を外側に回動可能に設けたことを特徴とする液体凍結装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の液体凍結装置において、
前記凍結槽の開口部は、前記凍結槽の水平方向に対向する両側の側面から外側に斜め上方に傾斜する傾斜部を備え、前記傾斜部に前記フックを設けたことを特徴とする液体凍結装置。
【請求項4】
請求項1または2に記載の液体凍結装置において、
前記収納籠は水平方向の一方が他方よりも高くなるように前記フックによって支持されたことを特徴とする液体凍結装置。
【請求項5】
請求項4に記載の液体凍結装置において、
前記フックは前記凍結槽の開口部の水平方向に対向する両側の側部で同じ高さ位置に配設され、
前記係止部は前記フックが対向する方向と水平方向にて直交する方向の一方を他方よりも低くすることで、前記収納籠を水平方向の一方が他方よりも高くなるように前記フックによって支持させたことを特徴とする液体凍結装置。
【請求項6】
請求項4に記載の液体凍結装置において、
前記フックは前記凍結槽の開口部の水平方向に対向する両側の側部で同じ高さ位置に配設され、
前記係止部は前記フックが対向する方向の一方を他方よりも低くすることで、前記収納籠を水平方向の一方が他方よりも高くなるように前記フックによって支持させたことを特徴とする液体凍結装置。
【請求項7】
請求項4に記載の液体凍結装置において、
前記フックを前記凍結槽の開口部の水平方向に対向する両側の側部で一方を他方よりも高い位置に配設することで、前記収納籠を水平方向の一方が他方よりも高くなるように前記フックによって支持させたことを特徴とする液体凍結装置。
【請求項8】
請求項4に記載の液体凍結装置において、
前記フックを前記凍結槽の開口部の水平方向に対向する両側の側部で前記フックが対向する方向と水平方向にて直交する方向の一方を他方よりも高くするように配設することで、前記収納籠を水平方向の一方が他方よりも高くなるように前記フックによって支持させたことを特徴とする液体凍結装置。
【請求項9】
請求項1に記載の液体凍結装置において、
前記収納籠は、水平方向の一側に被凍結物を入出可能な開口部と、前記開口部から内部に入出可能であって前記収納籠内に被凍結物を上下に多段状に配置させる網棚と、前記収納籠内における前記開口部の幅方向の両側で前記網棚の幅方向の端部を前記幅方向と水平方向に直交する奥行き方向にスライド移動可能に支持する支持レールと、前記支持レールの外側に配置される支柱部とを備え、
前記支持レールは前記網棚の幅方向の端部の下側を支持する下側レールと、前記網棚の幅方向の上側の移動を規制する上側レールとを有したものであり、
前記網棚の上側と下側との少なくとも一方には前記開口部の幅方向の両側に前記支持レールの前記幅方向の内側に係止して前記網棚を前記奥行き方向に案内するガイドを設けたことを特徴とする液体凍結装置。
【請求項10】
ハウジング内にて上面に開口部を有し、内部に貯えた不凍液により被凍結物を凍結させる凍結槽と、
前記被凍結物を収納して前記凍結槽内の不凍液中に浸漬させるための収納籠とを備えた液体凍結装置であって、
前記収納籠の上部には前記凍結槽内の不凍液の液面より上側に前記収納籠を持ち上げるための持手部が設けられていて、前記収納籠の底部を前記持手部の上側に載置することで前記収納籠を上下に段積み可能としたものであり、
上側に配置される収納籠を水平方向の一方が他方より高くなるように傾斜させた状態で下側に配置される収納籠の前記持手部の上側に載置可能としたことを特徴とする液体凍結装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食材や調理物等の被凍結物を冷却した不凍液によって凍結させる液体凍結装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、食材や調理物等の被凍結物を冷却した不凍液によって凍結させる食品冷凍装置が開示されている。この食品冷凍装置は、不凍液を貯える冷凍槽と、冷凍槽内の不凍液を冷却する冷凍装置と、冷凍槽内の不凍液を撹拌する撹拌手段とを備えている。この食品冷凍装置においては、冷凍槽内の不凍液は、冷凍装置を構成する冷媒管を循環する冷媒により冷却され、撹拌手段により温度が均一となるように撹拌されている。冷凍槽内に食材や調理物等の被凍結物を浸漬すると、被凍結物は不凍液と熱交換されて凍結される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-298973号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1で用いられている食品冷凍装置(液体凍結装置)で食材や調理物等の被凍結物を凍結させるときには、食材や調理物等の被凍結物を籠(収納籠)に収納するようにし、被凍結物を収納した籠を冷凍槽(凍結槽)内の不凍液に浸漬するようにしている。食材や調理物等の被凍結物が凍結した後で籠を持ち上げたときに、被凍結物や籠に付着した不凍液が滴り落ち、食品冷凍装置の周囲が不凍液によって汚れるおそれがある。本発明は、凍結槽内の不凍液中から被凍結物を収納した収納籠を持ち上げてから取り出した後に、液体凍結装置の周囲が被凍結物を収納した収納籠から滴り落ちる不凍液によって汚れないようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記課題を解決するために、ハウジング内にて上面に開口部を有し、内部に貯えた不凍液により被凍結物を凍結させる凍結槽と、被凍結物を収納して凍結槽内の不凍液中に浸漬させるための収納籠とを備えた液体凍結装置であって、凍結槽の開口部には収納籠の下部に設けた係止部に係止して収納籠を支持するフックを設けたことを特徴とする液体凍結装置を提供するものである。
【0006】
上記のように構成した液体凍結装置においては、凍結槽の開口部には収納籠の下部に設けた係止部に係止して収納籠を支持するフックを設けたので、凍結槽内の不凍液中から被凍結物を収納した収納籠を持ち上げて、収納籠の下部に設けた係止部をフックに係止させることで、収納籠の下部を凍結槽の開口部に支持させることができ、収納籠から滴り落ちる不凍液を凍結槽内に戻すことができる。これによって、液体凍結装置の周囲が収納籠から滴り落ちる不凍液によって汚れないようにすることができる。
【0007】
上記のように構成した液体凍結装置においては、凍結槽の開口部には水平方向に対向する両側の側部にフックを設け、収納籠の下部には水平方向の両側の側部に係止部を外側に回動可能に設けるのが好ましい。このようにしたときには、係止部を収納籠の外側に回動させていないときには、収納籠を凍結槽内の不凍液に浸漬させることができ、係止部を収納籠の側部から外側に回動させることで、係止部を凍結槽の開口部のフックに係止させることができるようになる。
【0008】
上記のように構成した液体凍結装置においては、凍結槽の開口部は、凍結槽の水平方向に対向する両側の側面から外側に斜め上方に傾斜する傾斜部を備え、傾斜部にフックを設けるのが好ましい。凍結槽の水平方向に対向する両側の側面から外側に斜め上方に傾斜する傾斜部にフックを設けたので、フックが凍結槽の水平方向に対向する両側の側面の鉛直方向の上側よりも外側に待避するようになり、収納籠を凍結槽内に出し入れするときに、収納籠がフックに引っかかりにくくすることができる。
【0009】
上記のように構成した液体凍結装置においては、収納籠は水平方向の一方が他方よりも高くなるようにフックによって支持されるのが好ましい。このようにしたときには、フックに係止させた収納籠の水平方向の他方が低くなるので、被凍結物及び収納籠に付着している不凍液が水平方向の他方から流れ落ちやすくなり、被凍結物及び収納籠に付着している不凍液の液切りを良好とすることができる。
【0010】
収納籠は水平方向の一方が他方よりも高くなるようにフックによって支持した液体凍結装置においては、フックは凍結槽の開口部の水平方向に対向する両側の側部で同じ高さ位置に配設され、係止部はフックが対向する方向と水平方向にて直交する方向の一方を他方よりも低くすることで、収納籠を水平方向の一方が他方よりも高くなるようにフックによって支持させてもよい。同様に、フックは凍結槽の開口部の水平方向に対向する両側の側部で同じ高さ位置に配設され、係止部はフックが対向する方向の一方を他方よりも低くすることで、収納籠を水平方向の一方が他方よりも高くなるようにフックによって支持させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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