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公開番号2025017814
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023121083
出願日2023-07-25
発明の名称冷蔵庫
出願人アクア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F25D 25/02 20060101AFI20250130BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】従来の冷蔵庫では、貯蔵室内に配設される庫内トレー棚の製造コストを低減し難いという課題がある。
【解決手段】本発明の冷蔵庫10は、断熱箱体11と、断熱箱体11の内側の冷蔵室17と、冷蔵室17内を区分けする複数の庫内トレー棚26と、を備える。そして、庫内トレー棚26は、ガラス板41と、ガラス板41の庫内の奥行方向の端部41A,41Bに配設される飾り部42と、飾り部42の両端部42A,42Bに係止されるキャップ部43と、を有する。飾り部42は、押出し成形加工により形成され、所望の長さに切断して用いられる。この構造により、飾り部42自体の製造コストが低減され、庫内トレー棚26の製造コストも低減される。
【選択図】図3B
特許請求の範囲【請求項1】
貯蔵室が形成される断熱箱体と、
前記断熱箱体に対して配設され、前記貯蔵室を区分けする庫内トレー棚と、を備え、
前記庫内トレー棚は、
ガラス板と、
前記貯蔵室の庫内の奥行方向の前記ガラス板の端部に配設され、押出し成形加工により形成される飾り部と、
前記飾り部の両端部に係止されるキャップ部と、を有することを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記キャップ部は、
前記飾り部が挿入される開口部と、
前記ガラス板の前記庫内の横幅方向の端部を覆う第1の側面部と、
前記ガラス板の前記奥行方向の前記端部を覆い、前記飾り部と係止状態となる係止孔が形成される第2の側面部と、
前記ガラス板の表面を覆う第3の側面部と、を有し、
前記第1の側面部と前記第2の側面部との間のコーナー部には、第1の曲面が形成され、
前記第1の側面部と前記第3の側面部との間のコーナー部には、第2の曲面が形成され、
前記第2の側面部と前記第3の側面部との間のコーナー部には、第3の曲面が形成されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記飾り部は、前記係止孔に挿入される係止突起部と、前記キャップ部の前記係止孔を囲む外周縁部が挿入される係止凹部と、を有し、
前記係止状態において、前記係止突起部と前記第2の側面部とは、略面一の状態となることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記飾り部の延在方向において、前記外周縁部の幅は、前記係止凹部の幅よりも狭くなることを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記キャップ部の前記第1の側面部は、前記ガラス板の前記横幅方向の前記端部よりも外側に位置することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫に関し、特に、庫内トレー棚の製造コストを低減させる冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来の冷蔵庫が開示されている。冷蔵庫は、貯蔵室として用いられる断熱箱体と、断熱箱体の前面開口部を塞ぐ断熱扉と、貯蔵室の内部を小空間へと区分けする棚と、を備える。
【0003】
棚は、主に、ガラス板と、ガラス板の庫内前方側の端部に配設される前方樹脂部材及び補強部材と、ガラス板の庫内奥側の端部に配設される後方樹脂部材と、ガラス板の庫内横幅方向の両端部に配設される側方樹脂部材と、を備える。
【0004】
また、ガラス板の庫内前方側の端部では、補強部材が、前方樹脂部材を包み込むように配設される。そして、補強部材は、前方樹脂部材よりも硬い材料により形成される。補強部材は、例えば、ステンレス等の金属材料により形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-94101号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、ガラス板の4側辺の端部は、前方樹脂部材、後方樹脂部材及び一対の側方樹脂部材により全周に渡り保護される。そして、前方樹脂部材、後方樹脂部材及び側方樹脂部材は、それぞれ異なる形状となり、金型を用いて樹脂成形により形成される。そのため、上記4つの樹脂部材が、それぞれ別の金型により樹脂成形されることで、製造コストを低減し難いという課題がある。特に、ガラス板の庫内前方側の端部では、前方樹脂部材の他に、補強部材が用いられることで、更に、製造コストを低減し難くなる。
【0007】
また、棚が配設される貯蔵室では、収納物の収納量が増大し、また、収納物の出し入れの際の断熱扉の開閉時間や開閉回数等により、貯蔵室の温度が変動する。そして、上記温度変動により、上記4つの樹脂部材は、熱膨張や熱収縮による伸縮動作を繰り返す。
【0008】
しかしながら、上記4つの樹脂部材は、ガラス板の4側辺の端部に隙間なく配設される構造により、お互いに上記伸縮動作を規制し合い、特に、熱膨張により伸び難くなる。そして、上記4つの樹脂部材の中の脆弱部には、熱膨張時の応力の集中が繰り返し加わることで、割れ易く、あるいは、変形が生じ易くなるという課題がある。
【0009】
例えば、ガラス板の庫内前方側の端部では、前方樹脂部材が、補強部材により伸縮動作が規制されるだけでなく、線膨張係数の異なるガラス板と補強部材により挟まれる構造となる。この構造により、前方樹脂部材が、上記応力の集中により、割れ易く、あるいは、変形し易くなるという課題がある。
【0010】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、押出し成形加工による飾り部と、飾り部の両端部に係止されるキャップ部によりガラス板の奥行方向の端部を保護し、庫内トレー棚の製造コストを低減する冷蔵庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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