TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024132481
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2023043256
出願日
2023-03-17
発明の名称
冷蔵庫
出願人
アクア株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F25D
11/02 20060101AFI20240920BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】有効収納スペースの減少を抑制しながら食品の解凍が可能な冷蔵庫を提供する。
【解決手段】駆動筐体6と、駆動筐体6と着脱可能であり製氷皿へ供給する液体を蓄える給液用筐体と、解凍すべき食品Gを収容するとともに液体を蓄える解凍用筐体4と、駆動筐体6、給液用筐体または解凍用筐体4内に配置され、給液用筐体内の液体を製氷皿へ供給する給液ポンプ60及び解凍用筐体4内の液体を循環させる循環ポンプ30と、少なくとも解凍用筐体4内の液体を加熱する加熱部材20と、を備え、駆動筐体6に給液用筐体が取り付けられているとき、給液ポンプとして機能するポンプにより給液用筐体内の液体が製氷皿に供給され、駆動筐体6に解凍用筐体4が取り付けられているとき、加熱部材20により所定の温度となり循環ポンプとして機能するポンプにより流動した液体によって食品Gが解凍される冷蔵庫を提供する。
【選択図】図3B
特許請求の範囲
【請求項1】
庫内に固定された駆動筐体と、
前記駆動筐体と着脱可能であり、製氷皿へ供給する液体を蓄える給液用筐体と、
前記給液用筐体の代わりに前記駆動筐体と着脱可能であり、解凍すべき食品を収容するとともに液体を蓄える解凍用筐体と、
前記駆動筐体、前記給液用筐体または前記解凍用筐体内に配置され、前記給液用筐体内の液体を前記製氷皿へ供給する給液ポンプ及び前記解凍用筐体内の液体を循環させる循環ポンプとして機能する少なくとも1つのポンプと、
少なくとも前記解凍用筐体内の液体を加熱する加熱部材と、
を備え、
前記駆動筐体に前記給液用筐体が取り付けられているとき、前記給液ポンプとして機能する前記ポンプにより前記給液用筐体内の液体が前記製氷皿に供給され、
前記駆動筐体に前記解凍用筐体が取り付けられているとき、前記加熱部材により所定の温度となり前記循環ポンプとして機能する前記ポンプにより流動した液体によって前記食品が解凍されることを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記ポンプが、前記給液ポンプとして機能する給液専用ポンプと、前記循環ポンプとして機能する循環専用ポンプとで構成され、
ポンプ本体及び駆動部を含む前記給液専用ポンプが前記駆動筐体内に配置され、前記給液専用ポンプと接続する吸込配管が前記給液用筐体内に配置され、
前記循環専用ポンプの駆動部が前記駆動筐体内に配置され、前記循環専用ポンプのポンプ本体が前記解凍用筐体内に配置され、前記循環専用ポンプの前記駆動部及び前記ポンプ本体がマグネットカップリングで接続されて前記ポンプ本体が駆動されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記ポンプが、前記給液ポンプとして機能するとともに、前記循環ポンプとしても機能する給液循環兼用ポンプで構成され、
前記給液循環兼用ポンプの駆動部が前記駆動筐体内に配置され、前記給液循環兼用ポンプのポンプ本体が前記解凍用筐体内に配置され、前記給液循環兼用ポンプの前記駆動部及び前記ポンプ本体がマグネットカップリングで接続されて前記ポンプ本体が駆動され、
前記駆動筐体に前記給液用筐体が取り付けられているとき、前記給液循環兼用ポンプの前記ポンプ本体の吸込口から吸い込まれた前記給液用筐体内の液体が、前記ポンプ本体の吐出側から前記駆動筐体に配置された配管を介して前記製氷皿へ供給され、
前記駆動筐体に前記解凍用筐体が取り付けられているとき、前記給液循環兼用ポンプの前記ポンプ本体の吸込口から吸い込まれた前記解凍用筐体内の液体が、前記ポンプ本体の吐出側から前記解凍用筐体内に配置された配管を介して再び前記解凍用筐体内に戻されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記循環ポンプとして機能するポンプの吐出口に接続されたポンプ出側配管の出側端部の給液口は、平面視で前記循環ポンプの吸込口から離間した位置に配置され、
前記給液口から前記吸込口へ流れる液体の流路に前記食品が配置されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記解凍用筐体の外面に金属製のシート状の伝熱促進部材が貼り付けられ、前記伝熱促進部材の外面にシート状の前記加熱部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記解凍用筐体の底面に、平面視で所定の間隔をあけて一定の方向に延びる複数の凸部材が形成され、前前記底面より高い前記凸部材の上面で前記食品を支持し、隣接する前記凸部材の間の前記食品の下面と前記底面との間の領域に液体が流れることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項7】
前記給液用筐体及び前記解凍用筐体が冷蔵室内に配置されることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の冷蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷凍した食品を解凍する機能を有する冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
生鮮食品等を冷凍保存することにより、長期間保存することができる。しかし、冷凍状態の食品を解凍するのには、多くの手間や時間がかかる。これに対処するため、ヒータを用いて冷凍状態の食品を解凍する解凍室を備えた冷蔵庫が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-214674号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、冷凍状態の食品を解凍するのは、ごく限られたタイミングのみである。特許文献1に記載の冷蔵庫のように、大きなスペースを常設の解凍室として用いる場合には、冷蔵庫として用いる有効収納スペースが減少する問題が生じる。
【0005】
従って、本発明の目的は、上記の課題を解決するものであり、有効収納スペースの減少を抑制しながら食品の解凍が可能な冷蔵庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様は、
庫内に固定された駆動筐体と、
前記駆動筐体と着脱可能であり、製氷皿へ供給する液体を蓄える給液用筐体と、
前記給液用筐体の代わりに前記駆動筐体と着脱可能であり、解凍すべき食品を収容するとともに液体を蓄える解凍用筐体と、
前記駆動筐体、前記給液用筐体または前記解凍用筐体内に配置され、前記給液用筐体内の液体を前記製氷皿へ供給する給液ポンプ及び前記解凍用筐体内の液体を循環させる循環ポンプとして機能する少なくとも1つのポンプと、
少なくとも前記解凍用筐体内の液体を加熱する加熱部材と、
を備え、
前記駆動筐体に前記給液用筐体が取り付けられているとき、前記給液ポンプとして機能する前記ポンプにより前記給液用筐体内の液体が前記製氷皿に供給され、
前記駆動筐体に前記解凍用筐体が取り付けられているとき、前記加熱部材により所定の温度となり前記循環ポンプとして機能する前記ポンプにより流動した液体によって前記食品が解凍される冷蔵庫である。
【0007】
本態様によれば、例えば、通常、給液用筐体を駆動筐体に取り付けて製氷皿への給液を行い、食品の解凍を行うときにのみ、給液用筐体を取り外して、代わりに解凍用筐体を駆動筐体に取り付けて解凍を行うことができる。また、冬季において製氷を行う必要がない場合には、給液用筐体の代わりに解凍用筐体を常設しておくこともできる。これにより、解凍用の専用スペースを要せず、有効収納スペースの減少を抑えることができる。本態様では、少なくとも1つのポンプが、駆動筐体、給液用筐体または解凍用筐体内に配置されているが、ポンプのポンプ本体及び駆動部の両方が1つの筐体に配置されている場合もあり得るし、ポンプ本体及び駆動部がそれぞれ異なる筐体に配置されている場合もあり得る。
【0008】
以上のように、本態様においては、有効収納スペースの減少を抑制しながら食品の解凍が可能な冷蔵庫を提供することができる。
【0009】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、
前記ポンプが、前記給液ポンプとして機能する給液専用ポンプと、前記循環ポンプとして機能する循環専用ポンプとで構成され、
ポンプ本体及び駆動部を含む前記給液専用ポンプが前記駆動筐体内に配置され、前記給液専用ポンプと接続する吸込配管が前記給液用筐体内に配置され、
前記循環専用ポンプの駆動部が前記駆動筐体内に配置され、前記循環専用ポンプのポンプ本体が前記解凍用筐体内に配置され、前記循環専用ポンプの前記駆動部及び前記ポンプ本体がマグネットカップリングで接続されて前記ポンプ本体が駆動され冷蔵庫である。
【0010】
本態様においては、本体及び駆動部を含む給液専用ポンプが駆動筐体内に配置されているので、着脱を行う給液用筐体を軽量でシンプルな構造を有するものとすることができる。また、循環専用ポンプの駆動部が駆動筐体内に配置され、循環専用ポンプの本体のみが解凍用筐体内に配置されているので、着脱を行う解凍用筐体に駆動用の電気部品や配線を設ける必要がなく、解凍用筐体をシンプルな構造のものとすることができる。更にマグネットカップシングを用いることにより、液体漏れ防止のシール機構等を有さずに、確実に循環専用ポンプを稼働させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
青島海爾洗衣机有限公司
洗濯機
21日前
青島海爾洗衣机有限公司
衣類乾燥機
14日前
青島海爾洗衣机有限公司
ドラム式洗濯機
14日前
青島海爾洗衣机有限公司
ドラム式洗濯機
5日前
個人
排熱利用システム
21日前
個人
冷却ユニット
5か月前
シャープ株式会社
冷却装置
5か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
7か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
4か月前
大和冷機工業株式会社
冷蔵庫
3か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
4か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
2か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
1か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
5か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
1か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
1か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
1か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
1か月前
エスペック株式会社
冷凍装置
6か月前
ワコン株式会社
真空保冷容器
6か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
1か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
5か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
5か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
今日
シャープ株式会社
冷却庫
1か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
6か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
3か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
今日
シャープ株式会社
冷却庫
1か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
1か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
5か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
今日
ホシザキ株式会社
製氷機
3か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
5か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
5か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
5か月前
続きを見る
他の特許を見る